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1000m×5(RP)は5000mに必要?

お久しぶりです。何を思ったのか、ふいにど平日に陸上の練習について誰かに熱く語りたくなったのですが、あいにくいつも馬耳東風のごとく聴いてくれる妻が家にいないので、noteを使ってその欲求を消化することにしました。前回更新からかなり間が空きましたが、フォローさせてもらってる皆さんも大体似たような感じなんでいいよね!(いいのか?)

ということで、少し前に話題になった1000mインターバルについて、私の持論を展開します。先に断っておくと、私はスーパー感覚派ですので、理論めいた話ではないです。(と保険かけとこ)

前提として、私が目にした情報では、「それよりも必要な練習がある」「あまり意味がない」という論調が多かったように思います。理論を知りたい方は、管理人ごせんさんや、有馬優仁さんのツイートが参考になると思うので、ぜひTwitterから遡ってみてください(笑)

いきなり結論。

では、標題のテーマについて、皆さんはどう思いますでしょうか。私の考える答えは、


人による。


解説します。

おいふざけんなって方もいると思うので、少し解説加えます。学生時代に陸上競技に取り組んでいた方ならなんとなくわかるかもしれませんが、「同じ練習を同じ負荷(=ペースetc)でしていたつもりなのに、自分より数段速い(遅い)やつ」っていませんでしたか?

言ってしまえば、1000m5本を2分58秒でこなせるけどレースでは15分かかるランナーや、3分3秒程度でしかこなせないけど14分45秒ぐらいで走ってしまうランナーもいます。もちろん3分でこなせるようになることで自信がつき、15分を切ってしまうランナーもいます。ここまではよくよく考えたら当たり前ですよね。笑

じゃあ、必要な練習ってなんなんや

身も蓋もないことを言いますが、5000m○分で走るために絶対これがいるって練習ないと思うんですよ。てかそう言いきっちゃう人は個人的に端から信じてません。だって1人ひとり身長体重その他体組成、あるいは動きとか全部違うし…。

で。そもそも論ですが、正直日本トップを目指すでもない(特に市民ランナー)の場合、ごちゃごちゃと細かい理論や期分けに則った練習をする必要はないと考えています。これは暴論でしょうか。 

というか、私の知る範囲(概ね男子だと14分台後半~17分台)でも、ぶっちゃけやってないか、やってても相当下手くそな人が9割ぐらいだと思ってます。皆コロコロとターゲットレース変えたり、調子合わんからってレース見送ったりしてますしね。特に今のようにレースが思うように開催されない状況で増えたと感じます。しゃーないけど。
私も当然9割の方です。趣味で走る以上それでいいんじゃないですか。知らんけど。笑
※なかにはめちゃめちゃうまい人もいるなと思っていることは、ここで断っておきます(またまた保険をかける)

おい、なにが言いたいねん

そろそろクレームつきそうなので落としどころに入ります。結局、色々な練習のなかで、自分に合う合わないを見極めつつ試行錯誤していくことだと思います。

巷で誰かが好記録を出す度、その練習法やプライベートの過ごし方などが出回りますが、それを元に「あ、○○選手はペーランしてないから自分もやめよう!」「○○選手は食生活意識してないし、俺も適当でいいや!」と飛びつくランナーも多いと思います。逆に、過去の成功体験からいつまでも抜けられず、同じメニューを粛々とやり続ける方もいます。飛びついたりルーティン決めて練習するのは多いに結構ですが、それが今の果たして自分にとって意味があるのかを冷静に見極めたり、トライアンドエラーすることこそ大切ではないかと考えます。

で、その試行プロセスこそ陸上の楽しさだと思ってます。私もそろそろ自分のためだけに走るような歳じゃないので、そういったところを伝えていきたいなぁなんて思ったりしてます。

もちろん継続が1番大事ですけどね!笑
私はこの継続力がないので、いつまでも伸びません。だって走らなくても人生楽しいもん(言い訳)

(参考)私が1000m×5をやる場合

せっかくなので、最後に参考までに私が1000m×5を行う場合、どのようなタイム設定をするかを述べておきます。ただ3年ぐらいしてないのであくまでイメージです。

※5000m15分が目標の場合
1~4本目:3分3~5秒
5本目:2分55~58秒
トータル:15分7~20秒

ということで、私は1000m×5を5000mRPでやる必要はないと考えます。なぜこの設定にしたかというと、そもそも5000m15分で走るレースで3分イーブンで押すことはほぼないからです。

意識することとしては、5本とも余裕度をもってこなすように心がけます。1~4本目は2000m~4400mを意識しています。5000mを15分で走るのに必要な能力は、3分/kmで5000m走りきることではなく、疲れたときに3分3~5秒以内でまとめきる力と考えます。これをレース本番だけでなく練習で再現すべきと思います。まぁ日体大なり記録会でペーサーつけて淡々と狙うなら話は変わってきますけどね。

以上です。

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