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特徴を"直す"よりも"活かす"。自分と上手く付き合うために #コミュ力なんていらない

「みんな違って、みんないい」
金子みすゞ「わたしと小鳥とすずと」の詩の一節です。
ただ個人が持つ"特徴"が場合によっては本人を苦しめてしまうケースもあります。

「みんなが出来る事が自分に出来ない」と思い込み、特徴を直そうとして上手く行かなかったり。特徴は”直す”よりも”活かす”方が楽なのかもなあ、と「コミュ力なんていらない」を読んで気づきました。コミュニケーションの本ですが「自分と上手く付き合うための本」でもあると思います。

人見知りだから、SNSを起点とするコミュニケーション

僕はどちらかというと内向的な性格で、人見知りです。
知らない人が多い懇親会が特に苦手で、居心地悪く手持ち無沙汰になってしまいます。何を話せばいいか分からないんですよね。。
(初対面から誰とでも仲良くなれる人尊敬します、、)

コミュニケーションに苦手意識があり、人間関係も広い方ではありません。このままでいいのだろうか、、と漠然と不安を抱いていました。

変化が訪れたのは本当に最近です。
ありがたい事に「話してみたい」「お茶してみたい」と声を掛けてもらう事が増えました。きっかけはSNSです。

自分の考えをnoteやTwitterで書くようになり、僕に興味を持ってくれる方が増えたのです。確かに対面で自分から積極的に声を掛けて、コミュニケーションを取る事は得意ではありません。
より厳密に言うと「リアル」「何も知らない状態」から始まるコミュニケーションが苦手です。
SNSから始まるコミュニケーションは「テキスト」「お互いある程度知った状態」から始まり、対面もしくはZoomなどに移行します。
この順番が性格に合っていて、様々な方とお話する機会が増えています。かつ、昨今の事情によりコミュニケーションがオンラインに移行しているので、より機会が増えました。不思議なものだなあ、と自分でも思います。

「直す」から「活かす」

そのタイミングで丁度キャスターCOO石倉さんの本「コミュ力なんていらない」を読みました。石倉さんはコミュニケーションが苦手で自分なりの工夫を重ね、仕事で成果を上げています。
僕自身も非常に共感したのが、自分自身を「変える」アプローチよりも「活かす」部分です。
例えば、即興性のあるコミュニケーションが苦手だったら、事前に想定出来る範囲で準備する、など。苦手を直して、即興性のあるコミュニケーションを鍛えるよりも自分の特徴を知って、活かした方が楽だと個人的にも思います。

僕も「話す」よりも「聞く」のが好きです。結果として、インタビューをする仕事をしています。最近驚いたのは周囲から「聞くのが苦手」でインタビューを教えて欲しい、と言われる機会が増えました。
(どうしても話してしまうらしいとのこと。人の悩みはそれぞれですね、、)

話すより聞くが得意。リアルよりもオンラインが得意。あくまで、特徴であって良い悪いじゃないんですよね。

活かすために、まずは自分を知る

活かすためにも、まずは自分のコミュニケーションにおける特徴を知る必要があるんじゃないでしょうか。
「何が得意で何が苦手なのか?」コミュニケーションを本の中で因数分解されているので、自分を知るヒントになるかもしれません。
無理に「直す」「変える」よりも上手く自分と付き合うためには、「活かす」事を考えてみてもいいんじゃないかな、とふと思いました。


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