#4 AS(アナライジングスタッフ)が大学アメフトを変える!!【前編】"ASとは何?"のお話
こんにちは!
とある事情で入院してましたが、退院後にラーメン二郎を食べて元気いっぱい、うわのです。
今回から3回、AS(アナライジングスタッフ)について書きます。
【前編】・・・ASとは何?
【後編】・・・なぜASが大学アメフトを変えるのか。
【番外編】・・自分がAS改革を目指す理由
自分は母校のオフェンスコーチをやりながら、ASチームの改革のサポートをしています。
ASが自分たちのチームを変える。
さらには、ASが大学アメフトを変える。と、自分は本気で思っています。本当に。
今回はASのことを知ってもらうために、ASのこと、スポーツデータ分析のことを書きます。
1・ASってそもそも何?
ASはAnalyzing-Staffの略です。
アメフトの作戦面を担うスタッフのことを、自分のチームではASと呼んでいます。
一般的にはスポーツアナリストと呼ばれているようなスタッフです。
データを武器に戦うスタッフ、それがASです。
2・スポーツにおけるデータ革命
先日、野球界の功労者である野村克也氏が亡くなりました。
彼はデータや事実に基づいて、科学的に戦略を立てていくID(Important Data)野球を、監督時代に日本で導入しました。
1990年代初頭、スポーツのデータ革命の先駆けです。
1990年代後半にはアメリカMLBのオークランド・アスレチックスが当時のビリー・ビーンGMを中心に統計的手段を用いて、貧乏球団を強豪球団へと変えました。(ブラットピット主演で映画化されています。)
ビッグデータの波はスポーツにも訪れています。
2010年代にはスポーツのデータ分析が強く注目を浴びるようになりました。
様々なスポーツでデータ分析が革命を起こし、たくさんのスポーツアナリストの方が活躍しています。
特に、バレーボールのデータ分析が脚光を浴びています。
女子バレーボール日本代表チームはロンドン五輪で銅メダルを獲得しています。
当時の眞鍋監督がiPadを片手に指揮を執る姿は、覚えている方も多いのではないでしょうか?
もちろん、アメフトも例外ではありません。様々なチームでASが活躍しています。
しかし、他のスポーツに比べて遅れをとっている現状です。
(先のリンクの日本スポーツアナリスト協会が選んだ20人のPick Up Analystにアメフトからの選出はありません。)
3・結局、ASって何をするの
「紙とペンでチームを勝たせる」
他チームのASの方の言葉です。この一言に詰まっていると思っています。
(IT時代、もちろんPCも使います笑)
データや客観的な事実を基に相手の分析、戦術の立案、実行。
他の競技と変わりません。
特にアメフトではデータ分析が有意的であり、深い意味を持っていると思っています。
また、大学スポーツという場だからこそ、データ分析が肝心であると思っています。
その理由については、、、
また【後編】で詳しく書きます。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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