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62.友達に勧めてもらった映画に超感動した話

こんばんは!出口です!

先日、友達にとある映画をオススメされました。
オススメしたものに実際触れてくれいると自分だったら嬉しいなと思うので、できる限り触れるようにしています。
というわけで、その映画を観に行ったら感動。

タイトルは「月の満ち欠け」です。
12月2日に公開されているので、少し日は経っていましたが、映画館には人がたくさん入っていました。(1/14現在)

観終わってから原作が直木賞作品の小説であると知りました。
原作も読みたいですね。

ここからはネタバレを含む感想を述べたいと思います。


観終わった直後の感想は、すっきりしたような、胸をなでおろすような、映画の内容ではなく自分自身の体感をまず一番に感じました。
泣いてすっきりしたっていうこともあるんですけど、全てが繋がった爽快感もあったし、大泉洋さん演じる小山内堅が救われた気がしたし。
事実だけを見れば悲しい物語に思えるんですが、僕はハッピーエンドのように感じました。

主に6人登場人物はいると思っています。(本当はもっといます)
小山内堅、正木瑠璃、小山内梢、三角哲彦、正木竜之介、緑坂ゆい。

あえて悪役ともいえる正木竜之介視点で作品を回想してみます。
正木竜之介が正木瑠璃のことを愛しているということは瑠璃に拘る竜之介の言動から見て取れます。
ただ、その愛ゆえの暴走がありました。

作中では、瑠璃が子供が産めない体であることを告げるシーンがあり、その時は既に夫婦関係は破綻にあるようでした。
結婚からそれまでの間に何かすれ違いがあったのだろうと推測できますが、それは描かれていません。
破綻関係後の暴力的なシーンが印象的で、そのイメージが植え付けられました。

そこだけで竜之介は悪いやつだと判断はできないと思いましたし、瑠璃への愛があったからこそ小山内瑠璃に近づいたし、何がいけなかったのか原因を知りたがっていました。
そんな愛する瑠璃を目の前で二度も失った竜之介も辛い想いをしているのではないかなと思います。

そういう意味では一番バッドエンドだったのは、正木竜之介かもしれません。
自業自得な部分もありますが、今後は正木竜之介の月に照らされる人生を願いたいです。


あと毎回いう薄い感想を言います。
有村架純が可愛すぎました。あんな革ジャン似合う人いません。

silentで知った目黒蓮もカッコ良かったです。
silentの佐倉想の印象が強かったですが、さすが役者。
全く佐倉想を感じず、三角哲彦として映画の中に存在していました。

俳優さん、女優さんはすごいですね。
見えないとてつもない努力をあんな人気者たちがしているんだから、自分が努力を惜しむ理由がないよなって最近思います。
経験や年齢を重ねるごとに物事の見方が変わって、きっとこれからも変わっていって、人生面白いですね。

全く関係ないけど、以前書いた月の話も良かったら読んでみてください。

では、また。

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