見出し画像

なかよし恐怖症です。距離感って大事[ミロク⇸ソワカ]

前略 ソワカ様

前回のあなたからのお返事に書いていた通り、日頃ご来店くださるお客様からの転職のご報告をいただき、うれしいやら、さみしいやら。転職の理由がご自身の夢を実現する為とあって何だか胸が熱くなったもの。

革製品を一つずつ手作りで製作されているとのこと。本当にどれも素敵だし、実物も革が柔らかく使い勝手が良さそうなものばかり。受注生産とのことなのでぜひ依頼したいわね!

以前オタキングこと岡田斗司夫さんがご自身のチャンネルで「本当の金持ちっていうのは服は”買う”んじゃなくて、”仕立てる”んですよ!」と仰っていたの。ふむ、確かにそうだ。もういい歳なので自分に合ったいい物をオーダーしてみるというのもいい経験なのではないかしら。そして何よりその方に作っていただいた製品を使いたいとも思ってね。

ぜひお店で受注会とか、セミナーとか、何かしらコラボレーションしたいと夢が膨らむの。”実店舗”の活用方法、可能性を模索していきましょ!

こちらのマガジンは姉妹のお便りによって成り立っております。前回のソワカからのお便りもぜひお読みくださいませ。

“なかよし恐怖症”解決策は”友達カテゴリー”DELETE

ソワカからのお便りでも、日頃の会話でもハッとされられたこの言葉。

いっそのこと”友達”というカテゴリーを一度無視して、”好きな人”だと思ってみてはどうかしら?お食事に行ったり、遊びに行ったり...一緒に時間を共有することは好きな人とだったらしたいはず!

というかあなた!コミュ障知らないってどういうことなの?そっちの方が驚きよ!

まぁそれは良いとして、「友達100人できるかな。」や「友達と仲良くしなさい。」という言葉。実際のところ、小学校までは友達は多い方だった気がするの。でも転校して、中学校へ進学してからというものどんどん友達付き合いが難しくなったようなの。「友達と仲良くしなければ!!」なる妙なプレッシャーが。社会人になってからは息がしやすくなったのはこの"なかよし恐怖症"から解放されたため。うん、確かに”友達カテゴリー”をそもそも作らなければ、苦しむ対象がなくなるわごもっともね。

なんでも”距離感”って大事ね

人から距離感詰められると「ウッ」となってしまうの。ソワカも同じようなことを言っていたわね。本当に偏見で申し訳ないので先謝っておきますが、踏み込んで来る方って執着が強い方が多い気がしてならないの。

・以前先輩(女性)にほぼ毎日「次どこ行く?」って週末のおでかけに誘っていただいてたの。最初は「まぁ暇だし、楽しそうだから行ってみるか。」と思って行くけれど、毎週末のこと。「次の予定決めよう。」や「面白いところ探して。」と言われしんどくなってしまったの。
・別の当時友人たちは車運転できるわたしに「送り迎えして。」みたいな要求が多くなってしまいには、「わたしが言っていることが本当になったらお金頂戴な絶対。」と言われる。

なんだろう。刺々しい言い方すると図々しいなって。

人からタダで時間やお金や労力を取ろうとしているって感じた瞬間に拒否!みたいになってしまったの。それまでのわたしの対応が悪かったんだって今になれば反省しているんだけれど、それからというもの極力人との距離感はちょっと離しておきたい願望があるのかもしれない。上手な距離感って本当に難しいわ。

脱フリーライダー宣言

いつかソワカに言ったかしら?”フリーライダー”って他の方の労力の恩恵を受けるだけ受けて自分は何もしないという意味。インターネットができてからたくさんの方がブログなどで丁寧に様々な情報をまとめて発信してくださっているわね。

どこかに旅行に行きたいけれど列車のチケットの買い方や行き方、どんな点に注意すべきかなど本当にわかりやすい!いつでも自分の知りたい情報にアクセスさせてもらえる。でもある時思ったの。「自分受け取ってばかりで申し訳ない!」ってね。何でもいいから皆さまに還元できないか?と考えるに至ったわけです。

何が言いたかったかというとね。この距離感を詰めてくる方はある種の”フリーライダー達”なのではないかと思ったの。時間やお金、労力、そしてその人をコントロールしたいと思ってしまうまでの強い執着心。そこに恐れと「自分もそうなってしまうのではないか」という不安感から拒絶してしまうのかもしれない。

まず自分にできること。ソワカが生み出したお店ウツワから皆さまに何でもいいから還元したいと思ったことなのです。

お店を使って何が提供できるかしら?

わたしたち勝手にだけれど”ゆるり食革命家”やらせてもらってます。実は食を通して六感を鍛え、自分自身を高めて行きたいという思いからウツワのコンセプトをまとめたわね。また、”食”が最初の切り口であって、その他のことでも際どい言葉を使えば”自己能力開発”の為には様々なアプローチが可能だしいろいろ展開していきたいという気持ちもあるわね。

それはゆくゆくの話として、今現時点で何がわたしたちに、ウツワにできるかしら。少しここを見つめていくことも今後の自分たちに必要なことかもしれないわ。となんだか熱血オババ発言。いやん!

献帝を擁立

草々

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?