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変わるも変わらないもあなた次第です[ソワカ⇸ミロク]

前略 ミロク様

日頃よりご来店くださるお客様とのお話の中で、職場が変わられるということを伺った。「あと2週間だけれどまた来ますね」と仰っていただき、嬉しいのと淋しいのと...なんだか複雑な気持ちになったわ。本日初めて、ご自身で作ってらっしゃるバッグや革小物を拝見して大興奮!更に、お店がゆっくりしていたこともあっていろいろなお話も聞かせていただき、久しぶりにワクワクしたわ。こういう方のお話は本当に興味がある。あぁ〜あのバッグ欲しいわ〜
元々ファッションは大好物。わたしの目下の議題であるお洋服について、またもや考えたくなる瞬間だった。
このお店をオープンしてからというもの着る服がない。いえいえ。お洋服はいっぱい持っていますよ。しかし、利便性や着心地、汚れても良いものなどなど、様々な理由から手持ちの服はその要素ゼロ。つまり多くは宝の持ち腐れ状態!いつ、このお洋服やこのバッグこの靴たちを身につける機会があって!?とゲンナリ。
また、年齢とともに今まで似合っていたものが突然”なんか違う”と違和感が出て来てしまった。"この服なんか違うんだよな〜"とベストではないの。今似合うもので、今の気分に合うものが欲しい!先ずは、それはどんなものなのかを考えて買いに行かなければ。というよりポチっとまたネットショッピングにお世話になりますか。

このマガジンは一応”姉妹の往復書簡”でございます。前回のミロクからのお便りも合わせてお楽しみいただければ幸いです。宜しくお願いいたします。

コミュ障...言いづらいわ。

ミロクからのお便りで、今回初めてこの”コミュ障”という言葉を知ったわ。一瞬、コミュニティー障害の略?だと思ってしまったわ。コミュニケーション障害ね。失礼。この間違いは置いておいて、このコミュ障...発音しづらいということも初めて分かったわ。また、音の響きから”虚無僧?”とも思ってしまった。失礼!
他人との他愛もない雑談ができない、非常に苦痛である人のことをコミュ障って言うのね。
これ...実は最近のわたしも当てはまるかもしれないわ。

**コミュニケーションは訓練が必要

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以前は日々初対面の方と出会う機会があったの。”如何に自分を覚えていただくか”、また、”その場の空気を読んでどう人と接するか”を常に考えて行動していた。(もちろん及ばないこともしばしばあったのだけれど)その甲斐あって?だんだんと人との会話に慣れ、楽しむこともできていたと思う。
今はお店にご来店くださるお客様とお話する機会も少しはあるのだけれど、しなければならない事が山積みのため、じっくりお話する機会もなかなかない。ミロクのお便りを読んで「あれ?どうやってお話していたっけ?」と分からなくなってしまった。
わたしはコミュニケーションは日々の訓練が必要だと思うの。日々お仕事で人と接する機会が多い方もブランクが空くとその感覚に戻るまで時間がかかると仰っていたことを思い出したわ。

**〇〇役上等!わたしは女優〜

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確かに、役回りがあってお話することは簡単ね。その役が幾つもあれば幅も広がり、何パターンでも作ることができる。でも、突拍子もない何かになれなんて言わないわ。そもそも自分にない人格は演じることはできない。(俳優さんはスゴイわね!)前にもこの往復書簡で話したこのがあるけれど、なりたい自分を演じることでいつしかその要素を取り込むことができると確信している。”たくさんの〇〇な自分”を幾つも持ってコミュニケーションに挑むのもまた良い方法なのかもしれないわ。
型にはめてしまう前にいろいろ試してみて”なりたい自分”にちょっとでも近づけるよう踠いてみましょう!
わたしたちの周りには”コミュニケーション能力高過ぎ!”と思う方々が多いわよね。どうやってお話なさっているのか、また研究してみましょ。

**コミュニケーションは最大のインプット法

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ミロクも言っていた、”これからはよりSNS含め、リアルな場での人との繋がりを大事にした方が人生面白くなるのではないかと感じているの。殻に閉じこもっていては勿体無いなと。”わたしも大きく同感よ!
確かにコツコツ何かを勉強する時間は必要ね。でも、対話から生まれる”謎”や”発見”。そこから自分以外の他者の意見をその場で聞くことができるし、討論できる。更に気になったら持ち帰って後日自身で考え、より深めていくこともできる。何より、その場はとても有意義で楽しいものよね!

**”友達”というカテゴリーを”好きな人”にする

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わたしも”友達”というキーワードを重く考えている方だと思う。わたしは友達だと思ってるけれど、相手はどうだろうか?って思うとミロクは言っていたわね。わたしも若い頃はそのようなことを考えてモヤモヤした時期もあった。学生の頃は、学校や限られたコミュニティーが世界の全て。社会人になってからパーっと世界が拡がって、息苦しさは多少薄まった。生きやすくなったように感じている。でも、大人になってからの人との関係はどちらかが連絡を取り合わなければ続かない。連絡を取ることって相手のことを考えれば考えるほどに難しいと感じる。人に気を遣い過ぎてしんどくなってしまうことが多いため、億劫になっているとも言えるわね。また、ある程度の時間を共有していないと、その人の人となりが分からないから距離を過剰にとってしまう、ということもあるわね。

いっそのこと”友達”というカテゴリーを一度無視して、”好きな人”だと思ってみてはどうかしら?お食事に行ったり、遊びに行ったり...一緒に時間を共有することは好きな人とだったらしたいはず!...こう言っているにも関わらず、未だになかなか自分からお誘いができない。距離感を気にし過ぎかしら?これを機に、少しだけでも変わりたいわ!

中原の覇者
袁紹を破ってから名実ともに!

草々


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