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うつ病休職生活 1ヶ月目

不安障害によるうつ病で休職中のやまさんです。
観測史上最速の梅雨明けとなりましたが、今年は水不足にならないか心配です。

さて、私が休職してから今年の7月末で1年が経とうとしています。
休んでいる期間本当に様々なことがありすぎて...正直自分でもびっくりしました。
今回は休職中の過ごし方について少し書いていこうと思います。

仕事との距離

やっと休めることに安堵したと同時に、やっぱり仕事が気になって仕方がない。
業務用の携帯には日々の仕事状況を把握できるツールもあったので、週に2~3回はチェックしていました。(本当はダメなんですけども…)
引き継いだ仕事が心配で、責任感の強さからか、物理的にも精神的にも仕事から離れるのが難しかったです。

治療について

通院していた病院では、投薬治療の他に認知行動療法を受けることができ、主治医の勧めで私も受けることにしました。概要としては、毎週1回 約60分/全16~20回 心理士さんと二人でセッション(面談)を行います。

これが結構キツイ...!

1回のセッションで「今困っていること」にフォーカスを当てて、心理士さんと一緒になぜ困っているのか、自分はどう感じているのか?それが改善されたらどんなことが起きるか、そのためにはどんな行動をしたらいいのかなどを、会話を通して導いていくというもの。
自分を客観的に見る訓練をして、癖となっている考え方を見つけて改善すると言った方が、分かりやすいかもしれません。

また、ノートに毎日感じたことや、行動を記録するように宿題もあります。
私は無印良品の5冊セットのノートを購入し、表紙に好きなマスキングテープを貼って使っていました。

認知行動療法で使用していたノートたち
安野モヨコさんが描くカントク君
ウィスット ポンニミットさんが描くマムアンちゃんのシールを貼ったノート。

この頃は、自分の問題を洗いだし下記の短期目標を立てることを行っていました。(過去の日記より)

1)自己主張の練習
家族などに我慢して言わなかったことを言ってみる。自分さえ我慢すればいいをやめる。
例:洗濯物を脱ぎっぱなしにしないでほしい

2)趣味を取り戻す
プラモデルを作る。本を読む。
どちらも酷く疲れて、集中も出来ず…今日も出来なかったと後悔ばかりでした。

3)1、2をふまえて長期的に見たときに、自分にとって幸せな生活についてイメージしてみる。

この頃はとにかく体力が限界突破していたので、1個の作業に途方もなく時間がかかり、やった後は寝込むなんてこともしばしば。
全身に重りがついていて、頭には霧がかかっているような感覚でした。
本を読みたくても言葉の意味を理解できない、頭に内容が入っていかない、そもそも体全体で文字を読むことを拒否する。文章を読むことを仕事の一部にしていた私としては、本当に致命的な症状で、辛かったです。

その他私生活

  • コロナワクチンの接種で寝込む(1ヶ月の間に2回接種をしています。副反応がキツかった)

  • 友人の別荘へ遊びに行く

  • 美術館や展示を観に行く(途中気分が悪くなってしまい、疲れも酷くて、何も吸収出来ずじまいだった思い出…しかも仕事絡み)

  • 少しずつ家の片付けをする(ゴミをまとめる・捨るすらままならなかったため)

  • Netflixで未消化のアニメを見る(ふしぎの海のナディアを見たりしてたかな)

最初の一カ月は「休むとは...?」という疑問の残る状況でした。身体がまず動かないので、ひたすら通院と家で休む生活を送っていました。

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