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休職開始日までにやったことリスト 仕事編

ご無沙汰しています。
不安障害によるうつ病で休職中のやまさんです。しばらくの間趣味に没頭する時間が必要だったのでお休みしてました。

さて今回は休職の準備についてです。
医師から診断書が出たんだからすぐ休めるんじゃないの?というのが正直な考えだったのですが、、、上司が4月からの新任で余裕がなく、すぐに休職とはなりませんでした。
休む告知をしてから1ヶ月半、なんとか気力を振り絞って引き継ぎをやっていました。

今考えると、命より大切な仕事なんてないんだし、仕事の資料や議事録などなど必要なデータはクラウド上のフォルダに格納されていて、すぐに引き継ぎできる状態でした。
ただし、ぎりぎりの人員で仕事を回していたし、情報共有するという文化が根付いていなかったチーム故に、休む直前まで責任をもって仕事をやるというスタンスになっていました。デジタルの強みを活かせず残念。

実際に休職するまでにどんな準備をしてきたか

  1. 自分の会社の休職制度を調べる

  2. 休職に関する書類や手続き方法の確認

  3. 有給残数の把握

  4. 休職中の連絡方法の共有

  5. 最長休職期間把握

  6. 休職中の給与及び手当て金の支払いについて確認

  7. 復職の手続き方法の把握

チームメンバーに向けて行ったこと

  1. 休職について話すか考える

  2. 病気を公表するのか考える

  3. いつまで休むのかを告知するか

  4. 引き継ぎ書類、データの準備

  5. 問題が起きた時にいつ、だれが、なにを、どうしたらいいか 細かく記載しておく。

ここまで準備に時間を費やしたのは、上司が休職制度や普段の業務を理解していなかったからです。

  • こういう制度があるみたいだが、細かいことはわかりません。

  • 業務は引き継ぎ担当者を割り振るので、各々でお願いします。

上司に言われたのはこんな感じでした。(地味にダメージとして蓄積される感じ)
なので、必要なデータは自分で取り寄せる。
共有するデータはクラウド上のにあるフォルダに入れておき必要な時に取り出してもらう方式に。
幸い引き継ぎに必要なデータは日々作る癖をつける、スケジュールは最初の段階で握っておく(仕事相手と確実に。余裕をもった見積もりをする)
ことで、0から引き継ぎ資料を作成するという苦労はせずに済みました。

休職理由の共有について

休職及び病気の公表についてはかなり神経を使いました。
当初、上司は関係部署全員に話をする前提でいました。
それに対し、私は変な詮索をされたくなかったし、安易な復帰への期待を持たせたくない。という思いがありほんの一握りのメンバーに留めてもらいました。
ここら辺の配慮は上司次第ですし、人間性が一番出るんじゃないかと思いました。
復帰のしやすさにも関わってくるので、ここは強く自分の意見を貫きました。

また有給の使い方については、上司と私の計算が合わず、Excelのカレンダーで計算、後に手続きミスで給与に影響するという事態。頭がまわっていないのに、面倒なやりとりをする羽目になりました。

あと、一番残念に感じたのは一緒に働く人の人間性を垣間見て悲しい気持ちになったこと。引き継ぎを嫌がる人もいました。
最後のほうは、このチームに戻るのは難しそうだな。そんな風に思っていました。

うつ病は何かを考え行動する力を奪われます。
即に1日8時間の勤務が難しい体調で、これらの準備をするのは本当に苦労しました。
普段から業務内容を共有する、面倒ごとを積極的に潰しておく、もしものために準備をする、会社の制度を理解しておく。

私にとって、万が一の備えについて身をもって学ぶ出来事となりました。


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