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偏愛



NZにいた頃の話



airbnbで部屋を借りて住んでいた一軒家。



ある日
家に帰ると白い扉に桜色と水色を使った花のような曼荼羅が描かれていた。
両扉を閉じるとまあるい曼荼羅が現れる。
それはそれはかわいくって
そのピュアな可愛らしさに惚れた。



オーナーに聞くとエクスチェンジ(絵を描く代わりに宿代が無料になる)で泊まってる旅人が書いたものらしい。
こんな素晴らしいアートを描く人は、人格もいい人なのではと期待が膨らんだ。

後日会ったその男性はアメリカからやってきたという
澄んだ水色の瞳に高い鼻、長髪にバンダナを巻き
いかにもアーティストの風貌


素敵〜!

絵にも人にもひとめぼれってやつです。
その人が滞在した約一週間は彩りある毎日でした。

最後のお別れの時、薄緑色のパワーストーン
(翡翠?)をプレゼントしてくれて
インスタも交換してだいぶ浮かれておりました。
彼の曼荼羅アートの推しとなりました。



彼がいなくなっても
もらった石や思い出を思い出すだけで幸せで☺︎

恋できたことが本当にうれしかった。

ありがとう。
ありがとう!
ありがとう。。

thank you so much!








しかし
現実はある日突然訪れるのでした。




あれは雨の降る日の夜であった(嘘)



彼からインスタDMで卑猥な写真が送られてきたのであった(本当)


○△◇×♪?!
ひったまがった
そういう部類のサプライズやめてくれ



恋心は一瞬で覚めた
私のピュアな思い出返してくれ(心の叫び)



勝手に彼を
クリーンな人であって欲しい。
いい人であって欲しいって願ってた。


ごめんなさい。


そこからアーティストとか偉人とか、はたまた聖者とか、どっかしらネジ飛んでたり変なとこがあるかもしれない。と思うようになったし、そういう実話もチラホラ目にしたり聞くようになった。

誰だってそういうとこに蓋をして生きてるだけで本当はヘンテコな人かもだし(私の希望)
どこか変な部分あるのかなと(ワクワク)


見た目で判断してはいけないと思いつつもやっぱり見た目で決めつけてしまうことも多いので、脳裏の片隅にA面もあればB面もある。
多面性があるんだってことは忘れずにいたいdeth.


もちろん傷つけるとか法律破るのは×だけど

なにかやらかしたとしても
大概のことは、面白い人やなぁって思います。
普段から色々なことをちゃんとできない私は
あぁ同士よorz
間違うのは自分だけじゃないんだと
実は少しほっとしてたりしますのん。

人のことを好き、苦手を交互に繰り返しますが
結局のとこやっぱり好き。
好きほうが楽しそうです

あなたのへっぽこなトコを可愛いと思う人もいる失敗もやらかしたことも大したことじゃない
逆に他者に安心感をもたらしちゃったりするかも

どんな部分が人に刺さるか感動されるか
ホントわからない
良いと思ったことでも嫌われちゃったりもするし
試験的に色んな部分を出してみるのが良きですね!

じゃんじゃん出してこっと!

良いも悪いもないんだ
みなさんの個をもっと見たい
そこが愛らしいと思います。





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