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人は他人の「頑張ってますよ感」が嫌い

昨日の記事の反応を見て、率直に感じた、気づかされたことがありました。

それが

「基本的に人が興味を惹かれるのは他人が残した結果そのものであり、そこに至るまでの努力量や工程の数ではない。努力量や工程の数をひけらかす他人をみるとむしろ興が冷めてしまいがち」

ということです。


毎日2本投稿を始めたあたりからnoteを書くモチベーションは大いに上がっていました。普段の文字だけの記事に多少の飽きを感じていた僕は、時間と手間がかかるような工程をいくつか追加して記事を書くようになりました。

その一方で悪癖が顔を覗かせます。
「これだけ頑張って記事を書いたんだから、少しは頑張ったことを知ってもらいたいなぁ〜」と。努力に対する承認欲求ってやつです。

自分が努力すればするほど、みんなが気になって読んでくれて、スキも伸びると本気で思ってました。執筆の際、いかに努力したかをわざわざこれ見よがしに語った記事もありました。

でもそんな記事ほど、見てもらえないし、評価が得られない。

努力に見合った評価が得られていないことに焦りを感じ、モチベーションと自信が少しずつ失われていきました。


そんななかで公開した昨日の記事。

この際だから明かしておくと、昨日の朝5時から6時くらいの間に、下書きもなしにフィーリングで書ききったものです。
写真もほとんどないし、文量もギリギリ1,500字を超えるくらい。

かなり力を抜いて作った自覚があったので、こんなの出して大丈夫かな、スキがつかないんじゃないか、と公開までは内心ちょっとビクビクしてました。

ところが上げてみると、ここ最近の記事ではトップを張れるくらいの伸びかたをしてくれました。フォロワーさん以外に届いたのが大きかったようです。おそらく僕の考え方が、読者の皆さんにいい塩梅で刺さってくれた結果でしょう。

そして、記事の良し悪しを決めるのはいかに「頑張って作れたか」ではなくていかに「いいものが作れたか」だったことを、ようやく思い出しました。


先々週の火曜日放送の「星野源のオールナイトニッポン」にゲストで登場されたYouTuberのすしらーめん りくさん。放送の中で、「鉄を熱してファイヤーボールを再現したい」という動画が取り上げられていました。
そのときの流れ。

星「ぜんぜん努力を見てないですよね」

すし「そういうことしたくないんですよ」

タイミングとか細かいニュアンス違ったらすまん

シンプルに動画がおもろそうだと思い、何気なく再生ボタンを押してみました。

見てもらうとわかるんですが、鉄を溶かすのがとにかく大変でなんと1ヶ月を要していたんだとか。それでもこの尺で収まっていることを考慮すると、相当大胆なカットをしたことがうかがえます。

そしてラジオで話されていた通り、その1ヶ月の努力を見せない謙虚さがある。「頑張ったんだから評価されるべきだ」とかいう自分勝手な感情はどこにもなくて、ただやりたいことを無邪気にやっていく少年の心をいまだに失っていないその姿に、改めて魅力を感じました。


そして僕も1ブロガーとして、その姿勢を見習わないと、と思うわけです。

ブログの作成なんて、それなりにスマホやパソコンを扱える人なら誰でも簡単にできてしまいます。物語の完全創作となると話は別ですが、だれかの著作物を引用して自分の主張を伝えることには、とりたてて特別な才能が必要なわけではありません。

毎日投稿をしてる人だっていっぱいいます。会員数だって600万人いて、これからも増えていくでしょう。

ブロガーが飽和化した時代で生き抜くためには、自分の努力を認めてもらうことに固執せず、いいものをただひたむきに発信し続けることが必要なんです。記事が伸びても変に天狗にならず、冷静に続けていきたいですね。

おわり。


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