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家事分担で夫婦喧嘩するより、自分の分の割合を多くしたほうがうまくいく話

共働き家庭が多くなって、それでも女性に家事負担がかかっていると問題になっています。

男性育休の推進は、男性も家事や育児を積極的にやるという世の中を作るのに効果的かもしれません。

が、家庭の波風を立てないという意味で言えば、私はあえて「家事分担」は危険だと言いたいです。


①役割分担を本当に対等に決められるか?

まず、役割分担を決めるには、どんな家事があるのかをあぶりだして振り分けないといけません。

夫だけが、妻だけが認識している家事というものが必ずあるはずです。

相手だけが「これは家事としてやるべき」と思っている仕事でも、自分が「重要度が低い」と思っていたら、分担表に載せる気になれるでしょうか?

ましてや、それを自分の仕事と振られたときに嫌な気分にならないでしょうか。

「名もなき家事」という言葉があります。

これは主に妻のみが認識していて夫が認識していない細かい家事を指すのですが、、、、

この名もなき家事が重要だということは二人で決めることができるでしょうか?

②分担割合はどうやって決めるのが平等?

二人の家事分担を1対1にするのがいいのか、

それとも仕事の事情に合わせて余力がある方が多くするのか、

それぞれの得意分野を優先して行うのか、

場合によっては収入に応じて家事分担を変えるのか。

どの方法で分担したらどちらも不満が残らず、さらに無理をしなくて済むのか、健全に話し合いができるでしょうか?

「1対1にすべき」「収入が1対2だから家事は2対1であるべき」

そのような分担の仕方も、夫婦で一致するのは難しいのではないでしょうか。

③自分のやっていることは多くみえていないか

人は、自分がもし完全に半分負担していると、

自分のした仕事を過大評価して相手のした仕事を過少評価することがあるため、

半分ではなくて6~7割負担したと感じることがあるそうです。

お互いに、相手は3割しかしていないと不満を貯めあってしまっては苦しいですね。

④相手より苦労したら損か?

自分だけが多くの負担を背負うのは、本当に損なことなのでしょうか。

自分だけが苦労するのは嫌でしょうか。

相手が苦労してくれたら、自分の苦労は減るのでしょうか??

もちろん、睡眠も削って好きなこともせず、友達とも会えずに家事にいそしむのは不健全です。

が、相手がやってくれないと悩む時間には自分が動いたら、

本当に良くないのでしょうか。

自分がすすんで仕事をすれば、自己効力感も生まれます。

また、その作業については自分で決定して好きなように行うことができます。

それに、家事スキルも上がります。

分担、分担、とピリピリしてしまうくらいなら、

いくらでも引き受ける覚悟でどんどんやってしまうのはいかがでしょうか?


でも、倒れないでくださいね♪


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