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天鳥そら
2022年7月30日 17:36
ずっと気になっていました。 気になっていたいけども、なかなか手に取れませんでした。 本の厚さからして、相当な冒険だろうと思っていました。 福音館古典童話シリーズ、11番目の作品、『海底二万海里』。 少しでも読みやすいものをと思い、子ども向けの本棚から選びましたが、甘かったようです。 「童話シリーズに入るんだね」 700ページを超える冒険は、1冊の本にまとめられていますが、手に重く
2022年7月25日 17:57
日本では学校で教育を受ける権利があります。学校に行かないという選択肢を取る、学校に行けない事情がある場合を除いて、子どもはどこかの学校で他の子どもたちと一緒に勉強をします。地域には図書館や図書室が、たいていあります。本屋や古本屋さん、褒められた行いではありませんが、立ち読みができてしまいます。 アフガニスタン、タリバン政権下では、女性が自由に教育を受けるのは、難しい状況です。兵士に見張られな
2022年7月24日 17:21
廣嶋玲子さんの十年屋シリーズ第6弾。魔法使いが出てくるお話ですが、どの魔法使いもとっても個性的。いらないものを魅力的なものにつくりかえる魔法。にごったものを美しい色にかえる魔法。お天気をつくりだす魔法。 そのなかでも、本編に出てくる主人公、十年屋さんの魔法は、十年だけ大切な何かを預かる魔法です。預かったものは、十年間、色あせることなくとどまり、十年という時を超えて、お客様に手渡すことができま
2022年7月13日 18:38
夏になり学校の怪談、肝試し、ホラー特集、都市伝説。ちょっぴり怖いものから、心臓が凍りつきそうな話まで。夏の特権ではないと思うものの、もり上がる時期でもありますね。 私は怖い話は苦手です。本格ホラーは、たとえ、小学校高学年が楽しんでいる話でも怖がるかもしれません。 それでも不思議な話は好きですし、本当か嘘かわからない話には心がひかれます。 「ホラーとはいわないまでも、何か読みたいな」
2022年7月7日 18:45
『不思議の国のアリス』に続いて、『鏡の国のアリス』を読みました。本をきちんと読んだのは大人になってから。さすがは名作ですね。大人だとしても面白いと思える作品です。 『鏡の国アリス』では、アリスがチェスの駒となり、物語全体がチェスの盤となっています。チェスのルールを知らない私では、物語の面白さの半分も理解できていないかもしれません。 とにかく、ラストではアリスが女王となるお話です。 『