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うたた寝
2021年1月17日 21:32
浮上したかと思えば、恥ずかしくなったのかまた姿を隠す。そんなきみはとても可愛い。きみに触れたくて、きみのあとを追う。たまに追いついて、一緒の時間を過ごす。そしてまたきみはすぐ隠れるから必死になって追いかける。必死にならなくてもタイミングは大体一緒なんだけど、あとで、なんて悠長なこと言っているときみはすぐ潜ってしまう。追いつきそうで追いつかない。気づけば今日も一日中き
2021年1月17日 08:21
身体が冷えたのを感じて起きた。上にかけてあったはずの3枚すべてがずれていて、履いていたはずの靴下も脱げていた。ああ、生まれたまんまの姿に戻りたくなったんだな。無駄なものは取っ払って、まっすぐ、より人間らしく。人間は弱いから、すぐ武器や鎧を手に入れたがる。あんなに重いものを身につけて、昔の人はよく疲れなかったなと甲冑とかを見るたびに思う。現代でも武器をたくさん身につけている方を見かけると
2021年1月16日 21:50
逃げた場所が一緒で思わず笑い合って、そのまま逃避行してみたくなる衝動。それを恋っていうんだぜそんなメモを残す、14時24分。逃げた先にきみの名前をみて笑ったよ。考えることは一緒なのかなって。それならもう一緒に逃げようか。逃げた先に何があるかはわからない。駄菓子屋に寄って帰ったあの頃から何も変わらない。寄り道とか遠回りとか、そういう言葉にどきどきする。あの頃は何にでもなれ
2021年1月16日 21:22
彼女が残した吸い殻を思わず、写真に撮った。僕が吸っていた銘柄とはまたちがう彼女の煙草。そこに彼女が確かに存在したことをのこしたくて、写真を撮った。その数ヶ月後、彼女は別の男のところへいった。その頃にはもう覚悟していたのもあって、そこまでつらくはなかった。ただ涙がもう枯れていただけかもしれない。しあわせになってくれればいい。そんなふうに自分に言い聞かせて。最後に残った