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夢と現実の間

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#妄想日記

いびつだったり、歪んでたり、傾いてたり

いびつだったり、歪んでたり、傾いてたり。

見栄えはわるいかもしれないけど、それらはどこか愛と似ていて。

偏愛という言葉を改めて調べると、「ある人だけを、かたよってあいすること。」とある。

それって純愛とも言えるのではと考えはじめたが、こういうお話は考えても考えても、深みにハマっていくだけで答えなんてものはないのかもしれない。

しかしすこしだけ残しておこうと思う。

皆を平等に愛することがで

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かくれんぼ

浮上したかと思えば、恥ずかしくなったのかまた姿を隠す。

そんなきみはとても可愛い。

きみに触れたくて、きみのあとを追う。

たまに追いついて、一緒の時間を過ごす。

そしてまたきみはすぐ隠れるから

必死になって追いかける。

必死にならなくてもタイミングは大体一緒なんだけど、あとで、なんて悠長なこと言っているときみはすぐ潜ってしまう。

追いつきそうで追いつかない。

気づけば今日も一日中き

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もどることは進むこと

身体が冷えたのを感じて起きた。上にかけてあったはずの3枚すべてがずれていて、履いていたはずの靴下も脱げていた。

ああ、生まれたまんまの姿に戻りたくなったんだな。無駄なものは取っ払って、まっすぐ、より人間らしく。

人間は弱いから、すぐ武器や鎧を手に入れたがる。あんなに重いものを身につけて、昔の人はよく疲れなかったなと甲冑とかを見るたびに思う。

現代でも武器をたくさん身につけている方を見かけると

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逃げた先にあるもの

逃げた場所が一緒で思わず笑い合って、そのまま逃避行してみたくなる衝動。それを恋っていうんだぜ

そんなメモを残す、14時24分。

逃げた先にきみの名前をみて笑ったよ。

考えることは一緒なのかなって。

それならもう一緒に逃げようか。

逃げた先に何があるかはわからない。

駄菓子屋に寄って帰ったあの頃から何も変わらない。寄り道とか遠回りとか、そういう言葉にどきどきする。

あの頃は何にでもなれ

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おひるねびより

おひるねびより、そんな名前の花があったら買いたい気分。外の空気を吸った日はよくねむれるきがする。このすこしばかり存在感をアピールしてくる腰痛さんとも長い付き合いになったなぁ、気持ちだけはおじいちゃん家の縁側で。

名前もしらない花に名前をつけよう。

おひるねさん、添い寝しませんか。