つらさを選ぶこと

真面目で努力家。

若い頃、よくそう言われた。
確かにあの頃、自分はよく頑張っていたと思う。
ただ、真面目過ぎて考え過ぎてしまう自分のことはあまり好きではない。

そして今。
私は決して努力家ではない。
いつも考えることから逃げている。
自分のこの先のことだ。
考えるのが面倒…というか、怖い。
だからいつも考えない。
本当は
今のお給料がもらえなくなったら、
どんな生活をしていくのかとか、
今の時点での支出はどれくらいかとか、
今ある貯金で、どのくらい働かなくても食べていけるのかとか、
今の仕事を辞めたら、保険はどうするのかとか…
考えなくてはいけないことはたくさんある。
わからないことは、人にとって恐怖なのだと最近よく思う。
恐怖を感じたくないからそもそも考えない。
だからこそ毎日が不安。
このループから抜けられない。

だけど、本当に辞めたいのなら、
そろそろ真剣に考えなくてはいけないのだと思う。こんなこと言ったら元も子もないけど、お金さえたくさんあれば…苦笑

何で辞めたいのかもいまいちよくわからなくなった。一度休職するのもありなのかもしれない。

誰か信頼を置ける人に、
辞めてもいいんじゃない?大丈夫だよ。
と言ってほしい。
だけど、私の周りの信頼の置ける人達は誰もそんな無責任なことは言わない。矛盾するけど、だからこそ信頼できるのだ。

自分の人生なのだから、
他人に責任を押し付けて逃げてはいけない。

だけどさ、時には別の方法で逃げてもいいのかなとは思う。休職はその手段ではある。
ただ、ここでも気にしぃな性格が邪魔をする。休職するなんて言ったら周りから何を言われるかわからない。
心を病んだのでは?
とか勝手に推測されたり、むやみやたらに詮索されるのはつらい。

だけど、つらいつらい言ってたら結局何も変わらないんだ。
どうせ全部つらいなら、変わるためのつらさを選んだ方がいいに決まっているのだ。

今こそ
真面目に
努力して
考えるべき時なのかもしれない。

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