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「つわのホイスコーレ」〜ひめside〜

はじめに。

「フォルケホイスコーレ」ということばを聴いたことがあるでしょうか?

デンマーク発祥の試験も成績もない大人のための学校

わたしは、今、住んでいる津和野でこのデンマーク発祥の大人のための学校をモデルにした「つわのホイスコーレ」を7人の仲間たちとともに開いています。

なぜ、わたしがこの「つわのホイスコーレ」に関わることになったのか、そして関わる中で感じてきた想いを備忘録も兼ねて綴ってみたいと思います。

ひめからみた「つわのホイスコーレ」物語です。
おつきあいいただけましたら。


言い出しっぺのちずちゃんに出会う。

2019年に、フィンランドに行って以来、北欧の社会や文化、くらし、教育に興味が高まっていた私は、いつか北欧に暮らしてみたいと思い、調べている中でこの「フォルケホイスコーレ」という学校があることを知りました。
そして、いつかこの学校に行ってみたい!と思うようになっていました。

フィンランドでの学びのことはこちらにも書いてます☟

そんなタイミングで、「つわのホイスコーレ」発起人であるちずちゃんがフォルケホイスコーレ留学経験者だということで、つないでもらい、お話しすることに。

それからしばらく経ったころ、ちずちゃんからあるお誘いを受けます。

「一緒にやれたらなぁと思っていることがありまして…(中略)…津和野でもフォルケホイスコーレができたらなぁと思っていて….」

行ってみたいと思っていたフォルケホイスコーレ。

いつか、と思っていたら行けなくなってしまう時が突然やってくることを身をもって感じていたので、いくなら来年!と決めていたタイミングでした。

そんな中で、行く前に、日本につくる?
でも、こんな場所や文化が日本にもあったらめちゃくちゃいいよな。
しかも、この津和野に。

その立ちあげに関われたら素敵だなと思った私は、自分に何ができるかわかりませんが、ぜひ!!とすぐお返事をしました。


はじまりの日。

そして、2022年 6月11日
しとしとと雨が降る中で、初めて集ったメンバー(のちの「雨と歌とラタトゥイユ」)と森で過ごした1日。
この日から「つわのホイスコーレ」がはじまりました。
はじまりの日については、こちらのnoteからも読めます☟

はじめまして、な訳ではないけれど
まだ数回しか会ったことがなく、お互いのこともよくわかっていない中ではじまった森での時間。
まずは、ちずちゃんが、「なぜ、つわのでホイスコーレをやりたい!」と思ったのかを聴く時間。
「ジャパンホイスコーレDAYにホスト側として参加したい。一緒にできそうな仲間もフィールドもある気がする」。
そのひとりとして呼んでもらえたことが嬉しかったな〜。

その後は、みんなで昼食をつくりました。

この昼食をみんなでつくる時間が良かったなとふりかえってみると思います。
なにかをつくるとなると、自然にみんながそれぞれ協力し合って、声をかけあうようになっていく。
みんなそれぞれができること、得意なことを見つけて役割分担が自然とされていって、おかげでおいしいごはんを食べることができた。

「同じ釜の飯を食う」とはよく言ったもので、
まさに、ともにつくったものを通して「おいしい」を分かち合うことで
自然と緊張やぎこちなさがほぐれていったような気がしています。

ラタトゥイユをつくっております。
さきさんのこの写真好き。

片付けをした後は、フリータイム。

わたしは、ハンモックでひとりゆらゆらしながら、雨の音を聴き、ぼーっとしていました。
そんな中で、自然と、自分のなかからいろんなきもちや考えが湧いてきました。

ハンモックから見えていた景色。

そのひとつが、「自分がいかに忙しかったか疲れていたか。」ということ。

「田舎暮らしって、ゆったりしていていいよね。」と言われることもあるし、
そんなイメージを持っている人も多いのでは、とおもうのですが、

ひとりに求められる役割も多かったり
(必要とされるのはうれしいし、お世話になっていたり、応援したいと思う人に応えたいとも思う。)

いいことでもあるけれど、年齢問わず、一緒に楽しいこと、もっとこうなったらいいなを企めるひとが多いのもある。(巻き込んでもらえる)

自分でやりたくてやっているし、楽しいと感じていることなのではあるけれど、
いつのまにか埋まっていくスケジュールをながめながら、次の予定をどう進めていくかを常に頭の中で考えていて、そんな日々に、どこか疲れている自分もいるように思いました。

ちょっと、立ち止まって、一息つきたい。
そんな自分がいた
ことに気づけた時間でした。

森のなかでは、時計を見ることも時間を気にすることも、次にすることも考えなくてよかった。
やりたいことがあればする、でも、別になにもしなくてもいい。
ここにいる。
それでいい。
そんな余白があることにホッとして、ただただおいしいものを分かち合い、ハンモックに揺られながら、雨の音を聴くだけの今に癒されていました

大好きなフィンランドで味わった「なにもしない」を思い出しながら、コロナ前は、この余白普段、暮らしている場所を物理的に離れる(旅に出る)ことで得ていたのだなということにも気づきました。

フィンランドで過ごした「なにもしない時間」の中で出会った白樺。

でも、わざわざ旅に出なくても、普段の日常の中にほんの少し、立ち止まって、今の自分と向き合う時間を取り入れる。
その余白の中で気づけた自分のきもちがありました。

さて、時はすこし進み、メンバーのひとりがウクレレを奏でて歌い出すと、自然とみんながその声に自分の声を重ねていった瞬間がありました。

そこには、最初に、みんなが集った時とまたちがった空気感、安心できる雰囲気がありました。

学校の合唱以外で、同じ歌をただ一緒に歌えるということの楽しさと喜び。

ひさしぶりに、歌っていいな〜。と純粋に心が動きました。
この心が動く瞬間もなんだかひさしぶりだったように思います。
自分の心が動く瞬間を味わえるほどのきもちの余裕や時間の余白があって、癒されたことで心が充電されたからこそ感じられたのかもしれない。

みんなで歌う時間も癒しだった。

その後の時間は、
「自分の今につながるきっかけ、原風景、ターニングポイント」というテーマで
これまでの背景や想いをシェアしながら、なぜ、今、自分はここにいるのかを語っていきました。

改めて知ったそれぞれの想いやこれまでがあって、
その一つ一つに共感したり、へぇ〜そうなんだ!なるほど〜と思ったり。

ただただ、自分のことばになりきらないけれど、確かにある想いや考えを聴いてもらって、受け止めてもらって、そこにまた反応が返ってきて、その問いに答えることでまた自分の内側にあるものに気づくこともあって。
自分と他者を行ったり来たりしながら自分の考えが広がったり深まったりしていった。

わたしはいろんなひとの人生のストーリー(あるできごとをきっかけに、どういう価値観でその選択をしてきたか、乗り越えてきたか)やそこに至るまでの過程で起こった悩み、考えを聴くのが好きなのだなとみんなの話を聴きながら感じました。

他者のことを知ることで自分を知ることができることのおもしろさも感じていました。

そんな場が心地よくて、気づけば時間はあっという間に過ぎていました。
もっと、この場と時間が続けばいいのに、と思いながらその日は解散しました。

今、思えば、この森での1日がはじまり、原点だったようにも思います。
つわのホイスコーレでの活動や大切にしている想いにつながるところがたくさんあります。


動き出す。

そこからは、1回目の開催に向け、毎週のようにメンバーと集まり、話し合いをする日々。

毎度のミーティング飯が最高にしあわせ。
みんなが行き詰まった時に、すっと、おいしいごはんだしてきてくれる、るーきーさんすごい。
みんなで囲むご飯もおいしい。

9月の本番に向けて、つわのホイスコーレをどんな場にしたいか。
どんなひとたちに来てもらいたいか。
何を提供し、どんな時間を過ごしてもらいたいか。
その先にどんな姿になっていてほしいか。….

フォルケホイスコーレを経験しているのは発起人のちずちゃんひとりだけ。
まだ日本にも馴染みのない「フォルケホイスコーレ」という学びの場の価値をどう伝えていくのか。
自分はそういう場が必要だと感じるし、欲しいと思っている、だからつくることに参画したけれど、自分たちも体験したことがないものを、どうやって、ことばにして伝えたらいいかわからない…

3日間のプログラムの中で、津和野だからできることって?
わたしたちだからできることって?….

何を考えてもこれでいいんだろうか、という不安感や自信のなさのようなものがあったように思います。

それでも、開催日は決まっているし、近づいてくる。

やることはいろいろあるし、進めなきゃはじまらない。

そんな中で、時には想いがずれてしまったり、ぶつかってしまったりすることもありました。
でも、それらを乗り越え、1回目の開催まで進められたのは、ぶつかったり、もやもやしたり、ずれてしまったときに、そのままにせず、話し合い、聴き合える関係が少しずつ私たちの中でできていったからだと思います。

最初は、自分の考えをどこまで出していいかわからず、探り探りでした。

自分の想いを出すって正直、怖いです。勇気が必要、というか。

特に、自分の考えが相手の考えとは違うなと感じる時、わたしはつい、その人の想いに応えたくて、自分の考えを歪ませて合わせたり、ちょっと蓋をして自分の想いを後回しにして、相手に合わせた(相手が喜ぶような)答え方をしてしまうことが多いように思います。

その方が、その人との関係性を壊さずに、円滑に物事が進むし、自分の想いにそこまで自信がないのも理由の一つ。

でも、自分の意見(違和感)をその場に正直に出して、みんなにちょっと立ち止まって考える機会をくれたメンバーがいて。
上手く言えないんだけど…と言いながらも語るそこにはその人なりの理由、大事にしたいものがあって、それが伝わってきた。
自分だけでは気づけなかったものを感じ、学ぶことができました。
でも、これは出してもらわないとわからなかったこと。
自分とは違う意見を出してくれたことに感謝したくなりました。
そのままだれかひとりでもモヤモヤを抱えたまますすんでいかなくてよかった…。

そんな姿を見て、わたしも自分の考えを話してみてもいいかも、と思えるようにもなってきました。

そして、勇気を出して自分の中にあった想いを話してみると、それを真剣に受け止めてくれて、想いがうまくことばにならないところは問いかけてくれて。
うれしかった。話してみてよかった。と思えました。
自然と涙が流れていました。

これまで、雨と歌とラタトゥイユメンバーの前で何度、涙を流したことやら。
でも、この涙は、他者の前で弱音を吐いたり、弱い自分を開示することができたからこその涙であり、そんな自分を許す、解放の涙だったようにも思います。

そうやって、自分の想いを聴いてもらえるから、相手の想いも受け取ることができる。
当初の自分の想いとは違っても、メンバーととことん話して、それぞれに納得できたから、次に進める。そんな感覚がわたしの中に生まれてきました。

まさに「民主主義を学ぶ」場。
最近読んだ本の中に、これってつわのホイスコーレをやっていて感じることと同じだな〜と思ったので、引用します。

自分たちでルールや仕組みをつくる立場になると、他人の考えがいかに自分と違うか、痛いほどわかります。

民主主義がゴールとするのは、いまの言葉で言えば誰一人置き去りにしない、持続可能な社会の実現です。自律した人たちが積極的に社会に参画し、対話を通して平和や公平性を実現していく社会です。
「子どもたちに民主主義を教えよう」工藤勇一×苫野一徳
自分たちでつくったプログラムをやってみる。
やってみることでどんなことを感じるかをだしあいながら、プログラムをブラッシュアップしていく。
合宿おつかれさま。アイスで乾杯〜!

それから、雨ラタのメンバーはそれぞれに個性が豊かで、似ているところも、全然違うところもある。

だから、お互いを知るごとに、「自分は〜できるけど、これは苦手なのでお願い〜」と頼ったり頼られたり、のハードルが話し合うごとにどんどん下がっていったような気もします。

ポジティブもネガティブも、そのときのきもちをそのまんま伝えられるようになっていって、そうするうちに、なかなか人には言えなかったけれど、雨ラタのメンバーには弱さや苦手を共有して、補い合えるようになっていったように思います。

みんなで話し合う中でわたしたちが大切にしたいことに気づいていき、それが「ライフスタイルトーク」や「いまここミーティング」にもつながっていったのかな、と感じます。

メンバー写真を縁側で。ひとりふざけちゃう遊び心なるーきーさん。笑
夏の教育フォーラムに出展。

そして迎えた…

1回目の「つわのホイスコーレ」。

今回は、メンバーの友達を中心に6名の参加者さんが参加してくれました。
大切な友達が参加してくれたこと、一緒に3日間を過ごせたことがうれしかったなというのが、まず一つ目の感想。

そして、3日間はわたしもメンバーであることを忘れてしまうくらい、純粋にこの「つわのホイスコーレ」という場を全身で味わい、楽しみました。

(実はこのホイスコーレ開催直前が本業のピークで、心も身体もいっぱいいっぱいの状態でした。癒された〜〜。)

るーきーシェフのおいしいものをみんなと食べて、おいしすぎて毎度感動しつつ、こころも身体も癒されていった。

朝からこんなにおいしいごはんが食べられるなんて、最高にしあわせ〜〜!

焚き火を囲みながらみんながなぜここにいる選択をしたのかを話す時間はじんわりと、それぞれの語ることばがこころに沁みた。
1日目の夜は運営なのに誰よりも早く寝てしまいました。
いつ寝たかも覚えていないくらい。笑

2日目。
まずは、森にみんなで向かいます。
彼岸花や稲刈りをしたばかりの田んぼに秋を感じる。
湧き水で水をくんで。きんきんに冷えていて、おいしかったことが鮮明に覚えています。

森につくと、みんな輪になって座ります。
ウクレレを伴走に歌をうたって少しずつ、2日目にきもちをよせていきます。
「やさしさにつつまれたなら」いい歌だったな〜〜。

チェックインで参加者同士のあたたかいおもいやりを感じ、ライフスタイルトークでは、参加者さんと人生のストーリーや大切にしている価値観をシェアして、そこにまた応答が返ってくる時間がとても心地よかったです。

自分のこれからへの想いをだすのは、すこし勇気が必要だったけど、背中を押してもらって、あったかいきもちにもなりました。

フリータイムではとことん、自分の気持ちのおもむくままに、津和野観光したり、シナモンロールを作ったり、温泉でゆったりしたり、お昼寝したりもして(笑)

このあと悲しい事実が発覚する….

そうやって3日間過ごしたことで、やっと、「つわのホイスコーレ」らしさを体感することができて、自信をもって、これは、これからもいろんなひととともに楽しみたいと思えるようになりました。

参加者さんにとっても、ですが、わたし自身、つわのホイスコーレを通して「自分を知る」「他者とともに学ぶ」を存分に楽しませてもらっています。
これは、まさに、わたしがやりたかったことそのもの。
つわのホイスコーレに関わることで、わたしがありたい姿であれるのでは、と思うこのごろです。

せっかく、参加者さんに時間とお金ときもちをかけてきてもらうなら、自分がいいな、と自信を持って思えるものを届けたい。

「学びにどう価値をつけ、その価値をどのように届けていくのか」
今、絶賛考え中の問い。
答えは簡単には出ないし、難しい。
でも、とてもいい問いをもらってるなぁ〜としみじみ思っているところです。
何度も話して考えて、行き着いた現時点での参加費や私たちが提供できるものへの価値の付け方について。
これからもアップデートしていけたらと思いながら。


きっとこれからも終わりはなく、たくさん悩んで考えて、学びながらよりよい学びの環境をずっと模索していくのだと思います。
その過程も楽しみたいなぁ〜。
いっぱい寄り道して、いろんな人の他力を借りながら。

つわのホイスコーレはわたしにとって、

共に暮らし、共に学び、共に対話し、人生について学ぶ
https://elutas.com/about-folke-hojskole-3294.html

まさに、そんな場だな〜と思います。

北欧本棚をつくらせてもらったのもうれしかったな〜。

はじまりの春


そして、現在、絶賛、2回目となるつわのホイスコーレ'23春を準備中です。

1回目の開催をしたことで、より一層、もっとこうなったらいいよね。が、より具体的にイメージを持って、みんなと考えられている感覚があります。
いっぱい悩みもするけれど、その考えている過程も楽しい。

前回は3日間通しの参加となっていましたが、近隣の方も参加しやすいように、あるいは、お子さんがいて、泊まりは難しいという方にも参加しやすい形を、ということで1日ごとの参加もできる形にしました。

参加メンバーが替わることで、参加者さん同士でどのような関わり合いがうまれてくるのか、どんな学びがうまれてくるのか、楽しみです。

それから3日間それぞれにテーマを設け、コラボ企画も検討中です。
自分たちだけではできない活動が広がりそうで、打ち合わせをしながらどんな場になるかとっても楽しみだな〜とワクワクしています。

今回のテーマは「はじまりの春」

春は、卒業や就職など転機を迎える方も多いのかなと思います。
そんなはじまりの季節をきもちよくスタートできるように
一度、日常を離れ、少し立ち止まって自分の気持ちにじっくり矢印を向けてみる。
五感でたっぷり春のエネルギーを味わって、次に向かう準備をする。
そんな時間になったらいいなと感じています。

わたしは津和野の春が大好きです。
道端には春を感じる草花が咲き、桜のトンネルが迎えてくれます。
鶯があちこちで歌い、おいしい山菜たちがにょきにょき土から顔を出します。
おひさまが気持ち良くって、外でみんなとお昼をたべる時間は至福です。
寒い冬を越えたからこそ「春がきたな〜」と
季節のうつりかわる喜び五感でたっぷり感じ、味わえる。
心も身体も開いていくのを感じるのです。
そんな、大好きな季節にここでみなさんをお迎えできることが楽しみです。

津和野城からみたこの景色が好きです。
桜のトンネル
おいしいものたくさんの津和野の春

あいかわらず、雨ラタメンバーとは週に一度、ご飯をともにしたりしながら
時に真剣に、時にゆるりと企画を練りながらも、映画会をしたり、勉強会をしたり遊び仲間としても仲良くしてもらっています。
気づけば2日連続、3日連続で拠点となっているもともとハウスにいることも(笑)

お誕生日お祝いしあったり。
映画会をしたり。
勉強会をしたり。
行ってみたかったところに行ってみたり。
奈良でフォルケをされている方が津和野にきてくださった!
いろんなお話ができて、いい時間でした〜!
全国のフォルケホイスコーレ実践者の方とお話しできる時間もすごくいい。
いろんなところに足を運んで、学びにいけたらいいな。

これからもわたしたち「つわのホイスコーレ」の模索はつづいていきます。
そして、わたしとつわのホイスコーレの関わりも。
どうぞ、温かく見守ってください。

そして、みなさんの人生のどこかで「つわのホイスコーレ」に立ち寄っていただき、ともに過ごすことができる日を心待ちにしながら。

2023.03.21.


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