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最近昼夜逆転して眠れないので先程書いた日記の続きを書こうと思います。

シーシャが終わったあと、私が好きそうなミュージックバーがあるので行かない？と言われたのですが、シーシャと同じビルに入っている不思議なバー(?)がずっと気になっていたのでここに入ることにしました。
入口からもう異彩を放っていて、ドアノブが手の形、不思議な覗きガラスが着いたドアの上には在室中の看板があって入るの緊張しました。

覗きガラスから見た私

インスタで実はいつも見ていて、いつか行きたいとずっと思っていたお店で、よくDJを招いたりしてイベントをしています。
オーナーさんも不思議な雰囲気だったのですが、話してみるとかなり気さくな方で楽しかったです。

不思議な空間

アルコール消毒

お客さんが私達2人だったので、どんな県に行ってみたいとか、どういうものが好きとか色々なお話をしました。納豆を毎日食べるという共通点もあって、あれに入っているカラシの使い道について話しました。(笑) 捨てる派だったけれど、最近美味しい使い道を見つけたらしく、聞くとお味噌汁に入れるととっても美味しくなるらしいです、今度やってみよう。

栗ミルクとクランベリージュースを頼みました

オリジナルグッズが面白い

酔っ払った人の言葉をメモして日めくりカレンダーにしている
らしいです。(笑)

私がカメラを肩に提げていたのを見て嬉しそうにしていて、写真の話も沢山しました。
大学時代写真部に入っていて、暗室で1人作業をするのが好きだったんだとか。
自分は違う大学だったけれど北大の暗室はフィルムのカラーも現像できたからよく行っていた、と言っていましたが、今はモノクロしか出来ないので変わったのかなと思いました。
デジタルよりフィルムの方が好きなんです、けど今はカラーのネガが全然売っていなくて、モノクロフィルムを買いがちですと言うと、｢何のフィルムを使っているの！｣と聞かれ、イルフォードです、と答えました。
｢そう言って欲しかった！！！モノクロはイルフォードだよね！！｣とめちゃくちゃ喜んでいて、共通の話題で盛り上がれるその日2度目の出会いに嬉しくなりました。

二人の関係は？と聞かれたので、最近ポートレートにハマっていて、被写体とカメラマンです、と言うと、僕も昔はかなり人を撮っていたなと懐古していました。自由に店内を使って撮っていいよと言われたので、とても良い撮影タイムになりました。

本当にありがとうございます。

ポートレートでも色々ありますが、そのオーナーさんはヌードとかも撮っていたらしく、かなり本格的でした。
ヌードと聞くと、少し下心の様なものを感じますが、写真を始めて人を撮るようになってから、私も少しだけ裸の美しさみたいなものが分かるようになってきた気がします。
色々な美術作品でも裸のモチーフのものが多かったり、小説にある性描写なんかでも行為自体というより裸体を重点的に表現したり、、
私はこういったものの理由が漠然としか分からなかったのだけど、この歳になって漸く気づいたような。
多分きっかけは、初夏あたりに参加した撮影会で初めてきちんと被写体活動をされている女性を撮った時だと思います。
身体の動きを曲線を活かしてポージングして貰った時に、本当に綺麗だと思いましたし、ここで初めて｢服が邪魔だ｣という感情を抱きました。
服というのはその人自身を表現出来る手段の1つでもあるので、ある意味芸術の一環でもあり、個性が見られる服を見るのが私はかなり好きですがこの様な表現出来る手段を一切纏わずに自分の身体単体で生を表現する、格段に難しい表現方法でしか表せない美しさみたいなものがあると思います。
特に女性の身体というのはふくよかな肌質だったり、曲線美があるというか。
いつかこういった写真も撮ってみたいです。

オーナーさんはスパイス料理にも詳しいらしく、色々と教えて下さいました。
札幌はカレーが有名なので、勝手にかなりスパイス系の料理が発展している都市だと思っていたけれど、彼曰く東京を掘り始めるともう札幌には戻れないらしいです。｢tapir｣(読み方はタピ)という東京のお店が、店主のおばちゃんの接客態度が今まで見た中で1番悪いのにも関わらず、本当に美味しい独特のスパイス料理を出しているそう。見た目は決して写真映えするようなものでは無いけれど本当に美味しいらしい。
気になる。
10月の半ばに東京に行く予定があって、1人の時間を作って下北沢や高円寺、お茶の水なんかをプラプラしたいなあと思っていて、下北沢のカレーを3店舗は巡りたい!!と考えている所だったので、このtapirというお店にも行ってみようかなと思います。

他にも東京の美味しいスパイス料理屋さん、あったら是非教えて下さい。

就職するとしても絶対地元では無いなというのの理由の一つとして、こういう色んなカルチャーに触れられるお店がやっぱ田舎は少ないよなあっていうのがかなりあります。
ふらっと立ち寄れる素敵なお店が沢山あるのが都会のいい所だと思うようになりました。
各地から色んな人を呼んだ色んなイベントとかが活発で全然違う、札幌は割とカレーとかスパイス料理系も幅広いと思っていたけれど、オーナーさん曰くやっぱり東京とかを掘り下げていくと物足りなくなるらしいです。都会に染まれば染まるほど田舎が物足りなくなるのは悪口かもしれないけれど、こういう趣味的な面では自然な成り行きだよなと思いました。

東京に永住したら都会の喧騒で何かを忘れそうで、永住したいとは思わないけれど、大人になってからの人生の一部を東京という場所で過ごしてみたいかもしれないと少し思うようになったのでした。

来週は東京から中国っぽい音楽を奏でるDJを呼んで、中華っぽい料理を提供する｢仮想中華料理屋｣をやるそうなので、是非行きますと伝えました。
土日には音楽イベントと同時にZINEの販売もするらしく、作り手から直接ZINEを買うことが出来るらしい！最高です。
こういった出会いでどんどん自分の幅を広げていきたい。

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