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兎がほざく

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ショート•エッセイ、140字以内。毎日投稿、どこまで続く?
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#出版社

兎がほざく926

兎がほざく926

文フリに一万人集まる一方で本屋さんには継続の難しいところが出ています。

著者、出版社、取次、書店の四者の構造の中で、書店がネット通販に置き換わってきています。

電子書籍もあります。

本が読まれなくなったわけではないみたいです。

ほしい本の探し方が変わったのです。

兎がほざく🐇561

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本は装幀という衣裳をまとって書店の舞台に並びます。

そして読者をひとときの夢に誘います。

装幀はフィクションへの導入のために大事です。

装幀は舞台衣裳を仕立てるみたいなものです。

それは出版社の腕の見せ所です。

いつかいい衣裳を着せて作品を書店に送りたいです。

兎がほざく🐇438

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本を作って売るまでにはたくさんの人の手を経ます。

出版社が原稿を校正して印刷を手配します。

多数の出版社から本を預かって多数の書店に届ける取次会社もあります。

その経路の端にいる本を出したい人と本を選ぶのに迷う人がもっと嬉しくなる方法はないか、時々考えます。

兎がほざく🐇437

兎がほざく🐇437

本屋さんは出版社から取次会社を通して本を預かって売り場に並べます。

売れない本は出版社に返品されます。

売り場に売れる本をなるべく置くためです。

売れ筋の本ばかりの並ぶ本屋さんより思いがけない本のある本屋さんの方がぼくとしては楽しいですが、そうもいかないみたいです。