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Zineを作ろう、文フリに出展しよう 2024/07/15

前々からやろうと思いつつ、思っているだけで出来ていないことが山ほどある。その1つがZineの制作だった。
友人がZine作ろうかなと言っていたところに「僕も作りたいのでケツ叩き合いませんか」と絡み、リハビリがてらnoteを再開し、今日に至る。

誰に言われるでもなく文章を書き続ける行為は、久しぶりにやってみるとやはり楽しく、尊い。
子どもの頃から本が好きで、小学生の頃にハリー・ポッターシリーズや素顔の勇者たちシリーズ(イチローや高橋尚子といった、存命のアスリートの伝記)を読み始め、中高生の頃は二宮金次郎のごとく小説を読み漁っていた。比喩じゃなく本当に通学路で歩きながら本を読んでいたので、思い返すと危なすぎるのだが、あれはあれでいい時間だった。

中学時代はアニメ・マンガオタク全盛期で、ひたすらラノベを読み漁っていた(ハヤテのごとく!とぱにぽにで沼にハマったのだが、この話は別ですることとする)。主に電撃文庫のオタクで、キーリ/壁井ユカコ、アリソンシリーズ/時雨沢恵一が好きだった。振り返ってみると、読むだけではなく書くのが好きになったのは、国語の授業でなにかの文章を先生に褒めてもらったのが原体験だと思う。山崎先生、お元気ですか?あなたのおかげで、私は今もこうして文章を書き続けています。

高校時代は村上春樹に傾倒して、ひたすら高校の図書室で借りて返してを繰り返していた。氏の著作は人格形成に多大なる影響を及ぼしていると思う(1番好きなのは『海辺のカフカ』です)。
母校は高校だけど単位制という少し変わった形態を取っており、空きコマはひたすら図書室にこもって勉強そっちのけで小説を読み漁っていた。司書の先生と仲良くなり、司書室でお茶したりお菓子をいただいたり、読みたい本を優先的に入れてもらったりしていた。あまり学校が好きではない根暗な学生だったので、図書室は自分のオアシスだった。

この時も司書の先生のすすめで、高校の記念冊子のようなものに、「読書と私」みたいな短い文章を寄せた記憶がある。今読み返したら2秒で閉じる気がするけれど、当時の冊子を見つけることができたら、怖いもの見たさで読んでみたい気もする。

こうして振り返ってみると、節目節目で文章を書くきっかけを与えてくれた人がいた。大学時代に編集プロダクションのインターンを始めたり、社会人になってからも飲み屋で仲良くなった人や過去の職場からライター仕事をもらったり。

自分の数少ない胸を張って誇れることのひとつは、人に恵まれていることだなと、心の底から思う。

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