ウスイダイスケ

会社員(PMM)/フリーライター/伊勢丹新宿店公式サポーター/Team VERMILL…

ウスイダイスケ

会社員(PMM)/フリーライター/伊勢丹新宿店公式サポーター/Team VERMILLION 服・食・美容に身を捧げ、ダラダラとモノコトを書いて暮らしています。自分の機嫌は自分(の買ったもの)で取る

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自分の美しさくらい

肉体は男性で、恋愛対象は女性。 旧来、美容(さらに絞って言えば化粧)というのは女性のためのもので、化粧をする男性というのは芸能界に身を置くような、きらびやかな世界にいる人くらいだったように思う。 それでも、服に興味を持ち出した頃から、スキンケアに凝ってフェイスパックをしたり、ホームピーリングを始めてみたり、私の美容的な興味・関心の深度は女性のそれだった。 なぜ、男性が爪を塗ってはいけないのか。 なぜ、男性が顔に色をまとってはいけないのか。 ずっと疑問だったが、向けられる懐

    • ダサいところを見せるということ 2024/07/19

      ピエロのごとく「限界独身貴族〜」とヘラヘラすることはありつつ、普段SNSには比較的綺麗な部分だけあげている。普段物撮りしてるところ以外は散らかっているし、余裕のある時に作った料理はあげるが、駄目な時はカップ麺とパックのままの納豆を食べて、当然写真は撮らない。 それなりに楽しく暮らしてはいるが、独り身が堪えて苦しい時もあるし、体調が悪い時にベッドでひとり寂しく思うこともあるし、丁寧風に暮らしているように見せて実態が伴っていないことに頭を抱えることもある。 30代になって少しく

      • Zineを作ろう、文フリに出展しよう 2024/07/15

        前々からやろうと思いつつ、思っているだけで出来ていないことが山ほどある。その1つがZineの制作だった。 友人がZine作ろうかなと言っていたところに「僕も作りたいのでケツ叩き合いませんか」と絡み、リハビリがてらnoteを再開し、今日に至る。 誰に言われるでもなく文章を書き続ける行為は、久しぶりにやってみるとやはり楽しく、尊い。 子どもの頃から本が好きで、小学生の頃にハリー・ポッターシリーズや素顔の勇者たちシリーズ(イチローや高橋尚子といった、存命のアスリートの伝記)を読み

        • 1on1、人と話すことの効力 2024/07/11

          今年の3月頃から、部署を問わず月に1回1on1をやっている。 1on1というと、上司と部下との1対1のミーティングを指すことが多いが、ここで取り上げるのは、レポートライン外で勝手にやっている(とはいえ許可は取っている)1on1を指す。 話す内容は人によって様々で、仕事の話をすることもあれば、趣味の話をすることもあるし(昨日はmameのA/Wの話で盛り上がった)、人生どうする?みたいな広めの話をすることもある(そういう時は大体、当日〜後日延長戦として飲みに行く)。 ひとり飲

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        自分の美しさくらい

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        • 食日記 2018/2/11-2018/3/12
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        • 私的イベントレポート
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          意味もなくエモくなる、夏 2024/07/09

          連日の暑さから、心身ともに滅入って麻痺した感覚が誤作動してエモくさせているだけ・幻覚でも見てるのでは?と思った。 好きな服が着られない、暑さと湿気で体力も気力も削がれる。削がれた結果、食も細くなり悪循環といいことがない。料理の頻度が減り、現在進行系で部屋が荒れる一方だ。 花火や祭といったイベントは嫌いじゃないし、浴衣を着る口実ができることはポジティブだが、それを簡単に飛び越えてくるくらいにネガティブの方が個人としては先行する。 夏、30超えてもコンビニエンスストアで350

          意味もなくエモくなる、夏 2024/07/09

          夜に駆けたり使い果たしたり 2024/07/08

          何事も、特に「腹八分目」だったり「あと1杯飲んだら帰る」だったり、飲食に関連することを程々にというのができない。 近年その傾向が増しているきらいがあり、前回のアルコールのくだりしかり、やめたい(減らしたい)気持ちはありつつそうできないのは、一種の中毒症状だろうか。 週末は弟と義妹と飲んだ。 1軒目は弟が昔から行きたかったという和食の店、2軒目から仕事終わりの義妹が合流し、私の友人が働くバー→カラオケスナックとハシゴ。タクシーで弟夫婦宅にお邪魔して、外が明るくなり始めるくら

          夜に駆けたり使い果たしたり 2024/07/08

          酒と煙草と男 2024/07/06

          周囲にやめる人が増えてきた。時々自分もやめようかと思うのだが、思うだけで実行には移せていない。 煙草に関しては昔1ヶ月ほどやめたことがあったし、吸わない方がさまざまな選択肢が広がることもわかっているのだが(飲食店やホテル。特に後者、最近は星野リゾート系列を筆頭に、館自体に喫煙所がないところも多い)、惰性で吸い続けて10年経つ。 吸い始めたきっかけは、インターン時代に仲良くしてくれていた先輩や上司が吸っているのを見て、自分も吸ってみようと思ったというよくある話。ハイライトの

          酒と煙草と男 2024/07/06

          年収が上がると寿司が止まって見えるらしい 2024/07/05

          昔からこすり倒されてるクリシェ。あれって宅配寿司でも言えることなので破綻してるよね、というのは蛇足というか情緒のないツッコミですね。 前職〜現職がIT健保なので、いつか行ってみたいと思っていた鮨一新。とにかく電話が嫌いな私は予約自体を諦めていたのですが、7月分からWeb予約に切り替わったので、チケ発で磨いた腕をぶん回して勝ち取りました。 〆のアイスを撮り損ねたけど、これだけ出てきて6,600円(IT健保未加入の同伴者でも9,900円)なのすごい。お酒もハイボールがイチロー

          年収が上がると寿司が止まって見えるらしい 2024/07/05

          将棋にハマり直している 2024/07/05

          実家にいた頃は、毎週日曜日に放送されているNHKの将棋フォーカスとNHK杯を観ていた。 将棋を好きになったのはたぶん祖父の影響と、ニコニコ動画に流れてくる対局や棋士の先生方のトークだったと思う。 祖父は私が大学生の頃に亡くなったのだが、1度でいいから将棋を指しながら酒を飲み煙草を吸い、あーでもないこーでもないと会話してみたかった。 着道楽でもあった祖父は、地元のテーラーでスーツを作っており、スーツこそ着られないものの、ネクタイや木製ハンガーは受け継がせてもらった。おじいち

          将棋にハマり直している 2024/07/05

          雑でいいから日記を書こう 2024/07/04

          タイトル通り、リハビリ兼ねて書き散らすこととした。 Twitter(かたくなにXと言わない人)のTLで毎日ないし毎週文章を書いてる人をちらほら見受けるようになり、6年ほど前に1ヶ月毎日書いていた時期を思い出した。 読み返すと恥ずかしい部分も多々あるけれど、私は私のことが好きなのでこれはこれで良かったなと思う。 今回は食にテーマを絞らず、毎日書くか(書けるか)もわからずというフワッとした状態ですが、よければお付き合いください。ヘッダーは深夜の新宿散歩時に撮った、新宿のタイムス

          雑でいいから日記を書こう 2024/07/04

          飲み屋って小説だ 2024/02/03

          より正確に言えば、飲み屋(で繰り広げられる会話)って小説(を読んで登場人物の心情を読み解くときと同じ)だ。 「小説」の部分はあなたが好きな映画であったり、舞台であったりに置き換えてもいいかもしれない。 私は学生の頃からひとりで飲み屋に行くのが好きで、新宿のゴールデン街によく行っていた。 頻度こそ減ったものの(最も通っていたときは週4くらいで行っていた。今思い返せば異常だが、人生において大事なことの半分くらいは飲み屋で教えてもらったと言っても過言ではない)、外でお酒を飲む習慣

          飲み屋って小説だ 2024/02/03

          2023年を振り返って 2024/01/05

          はじめに毎年毎年「今年はちゃんとnote書こう」と言って、だいたい続かないことを反省しにやってまいりました。去年は結局1度も書くことがなく年が明け、今年こそはとプライベートOKRを立てたり、やりたいことリストを作成したりして、少し長めの冬休みを過ごしています。 2023年はめちゃくちゃ丸めてまとめると「平穏と挑戦、出会いと体験の連続」という塩梅で、良い20代ラストだったと思います。 サムネはベストバイであるCartierの時計とVERMILLIONのリング。こちらについては

          2023年を振り返って 2024/01/05

          「ジェネラリストコンプレックス」を消したくて 2022/12/31

          今年の6月、人生で2回目の転職をした。社会人7年目。残り少ない20代のうちに、挑戦してみたいと思った。 ポータルメディアの広告営業として2016年にキャリアをスタートさせ、同社ではリサーチャー、バックオフィス、インサイドセールスの立ち上げ、プランナーと、さまざまな領域に携わった3年半。 2社目のコスメ・美容プラットフォームでは、SaaS事業のビジネスサイド専任担当1人目としてインサイドセールス、フィールドセールス、プリセールス、カスタマーサクセスからはじまり、プロダクトマネ

          「ジェネラリストコンプレックス」を消したくて 2022/12/31

          「がんばったで賞」がほしくて2022/9/24

          就職・転職活動で過去の実績について問われた時、友人にちょっと見栄を張りたい時。そういった対外的なメッセージではなく、自身に「本当に頑張ったと思えることって、何?」と問うと「ありません」という回答になる。 がんばらなかった、これまで小2の時に始めた野球は転校のタイミングで辞めてしまったし、中1の時に始めた陸上も同様の理由で辞めた。高校受験は塾に通いこそしたが、内申点と面接でパスして、大学受験は内申すら必要なく、面接だけでパスした(「ウスイくんは早く勉強したくて仕方ないでしょう

          「がんばったで賞」がほしくて2022/9/24

          オンライン接客はオフライン接客を超えられない(長い私事と2つの出来事)

          はじめに  そもそも論だが、オンラインはオフラインの代替品ではないし、オンラインにはオンラインの良さがあるし、オフラインにはオフラインの良さがある。 「私はオフラインでのコミュニケーションが好きである」というのがこの文章の本旨であり、オンラインでのコミュニケーションを否定するつもりは毛頭ない。SNS大好き。 私事(大学時代からこれまで)  2016年4月から、そろそろ丸6年。新卒から気づけばデジタル広告に近しい畑で働いてきた。記事コンテンツが好きでメディアで働き始めたもの

          オンライン接客はオフライン接客を超えられない(長い私事と2つの出来事)

          2020年の精神安定剤(ベストバイ)

          辛く苦しい時期が続いた年だった。緊急事態宣言以降、思うように人に会えず、酒を飲みに行くのも憚られ、大好きな買い物も気を遣わざるを得なかった。 そんな中でも年の終わりが近づくにつれて、少しずつ気持ちが持ち直してきたのは、やっぱり大好きな服やおいしいもののお陰だったと思う。 今年もあれやこれやと言い訳しながら、軽率に自分へご褒美を与え続けた中で、本当に買って良かったものたちを紹介したい。 男がドレスを着て何が悪い/HYKEのミリタリードレスひょんなことから伊勢丹新宿店公式サ

          2020年の精神安定剤(ベストバイ)