結婚とは「次のオリンピックの開会式を見る人が決まっている」という事
最近、結婚を選択しない人多いし、それを全く否定する気はない。でも、ぼく自身は「結婚はいいものだ」と思っていて、お勧めはしたいと思っている。
とは言え、たまに「結婚のいいところは」と後輩に聞かれても、奥さんの怖いエピソードばかり話してしまい、あまりその思いは伝えられていない状況である。
でも、昨日奥さんと家のリビングでオリンピックの開会式を見ながら
「次のオリンピックの時は、もっと派手な演出が見たいな」
と、なんとなく話しながら思った。
「奥さんと結婚していなかったら、こんな会話できなかったな」
と。
4年という歳月は、なかなか長いものである。4年も経てば、恋人であれば別れているかもしれない。職場の仲間や友人であっても、異動したりもするし、その時も仲良く付き合っているかわからない。
でも、結婚していれば、必ず4年後も一緒にいるはずなのだ。
だから、少しヘンテコな話かもしれないのだけど、結婚しているということは
次のオリンピックの開会式を見る人が決まっている
ということだと思ったのだ。
もっと言えば、次回のパリ大会だけじゃなくて、ロサンゼルス大会、先日決まったブリスベン大会だって、これから先ずっと、オリンピック開会式は奥さんと見ることが決まっているのだと思う。
だから、どうというわけではないのだけど、この4年に一度の人類の祭典を一緒に見る人の予約が一生分入っている。
これって結構幸せなことではないだろうか。
きっと、ぼくたち夫婦は、4年後もその先も昨日と同じように、いつものリビングで、なかなか壊れないテレビ(10年以上前のアクオス)で開会式を見ているのだと思う。
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