見出し画像

King gnuを求めて名古屋へ①

↓これより前の話になる。福岡は2月の話で、今回は1月の話だ。


さて、順番が前後したが、名古屋の話である。
もともとライブのチケットは大阪と名古屋、福岡が当たっていた。福岡は確定なので、大阪と名古屋どちらにするか話し合っているとき、友人が大阪に乗り気ではないことに気がついた。人のプライベートなことなので、ここには書かないが、当時友人はよく大阪と東京を行き来していたのだ。

これは…

名古屋を提案するしかない。私は妥協をしたわけではなかった。名古屋に行く可能性が浮上した瞬間、ずっと行きたかった場所を提案する。

「ジブリパークも行かない?」

そう、ジブリパークだ。
一時期ジブリにどはまりし、ジブリ飯を作っては食べていた。今はそこまで熱がないが、ジブリパークができるニュースをみてからずっと気になっていた。3月になれば新エリアである魔女の丘がオープンするが、オープン前(1月)の今こそ空いているのではないかと期待した。
幸い、友人は乗り気だった。
ライブは日曜なので次の日を有給にし、ジブリパークのチケットを購入した。どんどこ森だけ売り切れており、ジブリの大倉庫、青春の丘、もののけの里だけ取れた。と言っても朝の時間帯は売り切れていたので、昼頃の入場になる。それでも行けるので嬉しい。

まさかライブの次の日にジブリパークへ行けるなんて。
私はうきうきでジブリのDVDをレンタルしては見漁った。(DVDは持っていない)10月か11月にチケットをとったので、1月の頭から見始めた。
もののけ姫、耳をすませば、猫の恩返し、千と千尋の神隠し(これは金ローで)、コクリコ坂から、ラピュタ、そして初見のアーヤと魔女。
ちょうど家族がそれぞれ旅行中で家に私しかいなかったので、夜通し映画鑑賞会を開いた。
耳をすませばが1番好きだったが、コクリコ坂の魅力にも気づく。時代背景と音楽とウミちゃんと風間先輩の恋路…最高か…。どちらも原作が少女漫画だと知り、妙に納得した。

結局、大阪公演の時期にインフルにかかったので、結果的に名古屋公演を選んで良かった。熱にうなされながら、物販の動きを逐一確認していた。

1月~3月は1か月のうち1週間は風邪をひいていたので、今年の目標である『心身健康』がいきなり危うくなった。今後健康に気をつかえばいいのだ。



さて、1月下旬。私はリュックを背負い、鞄を持って出かけた。
リュックの中には2日目の服と上着と靴が入っている。ライブとジブリじゃ雰囲気が180度変わるので、別の靴をわざわざ持ってきたのだ。

友人とは名古屋駅で待ち合わせをしている。私は途中まで鈍行に乗り、新幹線に乗り換えをした。
乗り換え時間がギリギリなので駅構内を走り、お目当ての新幹線に乗る。自由席のある前方か後方の車両に行かねばならず、後ろを目指して歩いた。だんだん学生の姿が増え…いや、すべての席が学生で埋まっていた。
修学旅行かな?と思いながら突き進むと、最後の車両についた。そこで私はやっと気づいた。後方はすべて学生(中学生だった)で埋まっていると。道理で視線が痛いと思った。
というか、扉付近に立っていた先生たちよ、止めてくれ。
私が不審者だったらどうする。

ポンコツを発揮し、とりあえず車両と車両のあいだにあるトイレや洗面台のところへ避難する。もう学生のあいだを通る勇気はなかった。友人にSOSを送ると、次の停車駅で一旦ホームに出て前方に行くべき、と助言をいただいた。(友人は別の新幹線)
なかなか止まらなくて焦ったが、やっと停車駅に着いたので、ホームを走って前の車両に行き、無事に座ることができた。波乱万丈すぎる。

なぜポンコツ体験を書いているかというと、誰かに話して笑い話にしたかったからだ。雨の日にアスファルトの上で転ぶタイプだが、1人だと恥ずかしい。誰かが一緒だと笑える。こんな感覚だ。


無事に名古屋に着き、友人と友人母と合流。友人母は別でチケットをとっていたので、挨拶だけして別れた。
さっそく会場であるバンテリンドームへ向かい、物販の列に並んだ。ドーム横にショッピングモールがあり、なんて立地の良い場所なんだと感動した。並んでいる最中にグッズがどんどん売り切れていくが、無事にTシャツと長袖の服とキーホルダーを買えた。タオルは前回のものを持ってきていたので、今回は見送った。
キーホルダーはランダムで、飛行艇だった。
グッズ購入後、写真を撮ってからご飯を食べに行った。
電車を待っているあいだ、私のロングブーツの生地がボロボロなことに気づく。ソファーの生地がひび割れてぽろぽろしてくる現象に似ている。購入して1年経っていないが、安物だったのでボロが出てきたのかもしれない。

夕飯時に撮った



名古屋といったら味噌カツだ!ということで矢場とんへ。並んでいたが、どこも混んでいるので諦めて並ぶ。友人と順番で近場のビルのトイレで着替えを済ませることができた。全員kinggnuのライブに来たのだとわかる格好をしていた。

猫が豚になっていた
右上のチーズが美味しい。水じゃなくてお茶なのもポイント高い。


味噌カツにチーズをつけてみた。美味しすぎて唸ってしまった。味噌の甘さが最高。名古屋の味付けが好きだ。定期的に食べたい。じっくり堪能していたら、開演の時間が迫ってきたので急いでホテルへ。

今回は旅行会社のツアーに申し込まず、ホテルと交通は別々だ。なぜなら私と友人の出発時点が違ったからだ。(飛行機だったら同じ空港だった)
ホテルに荷物を置き、会場へ向かうとさっきより人が増えていた。ショッピングモールのトイレへ行くと、女子トイレの列は階段の下まで行っていた。つまり、2階から1階まで。(入り口は2階だった)
こりゃいかん、とドーム内のトイレへ。こちらも混んでいたが、並ぶことにした。どうしても行きたいわけではなかったが、念のため。

トイレを済まし、いざアリーナ席へ。
6月ぶりのライブにドキドキしていた。

ついに開演。初見だったのでずっと興奮していた。ただ、横の人たちがMC中も騒いでいたことだけが気になった。せっかくのお話がわからなかった…。
それ以外は最高でしかない。必死に目に焼きつけた。一緒に歌い、明日からも頑張れるパワーをもらった。

あっという間に閉演し、暗くなった外で再度写真を撮る。夜は映えた。

ヌートラ。他の写真は人が写っていたのでこれだけ。

名古屋ということで、手羽先を食べよう!と世界の山ちゃんを探した。世界の山ちゃんは東京でも食べたことがあるが、数年前なので味を忘れていた。
駅から遠い場所で店を発見し、混んでいたので急遽空けました、というような個室に通された。
実は、私の胃の中にまだ矢場とんがいた。カツを2枚にしたのでかなりボリューミーだったのだ。それでも酒がメインということで、酒とつまみ、手羽先を注文した。
手羽先は美味しかった。家で食べるときはタレに浸かっている手羽なので、塩コショウの味付けは新鮮だった。
ちなみにこの時点でロングブーツは見るも無残な姿に。黒で良かった。まだ目立たないので。2日目の靴を持ってきたのは偶然だけど、もしかしたらフラグだったのかもしれない。

塩!胡椒!
酒とエイヒレである。私はエイヒレが食べれない。

夕食に満足し、夜の街を歩いてホテルへ向かう。さすがに閉まっている店が多かった。コンビニで明日の朝食用のお茶とおにぎりを買い、無事にホテルへ戻った。風呂入る派の私が湯船に浸かっているあいだ、友人はコンビニで買ったシフォンケーキを食す。ただ、フォークを貰い忘れたのでフロントで貰っていた。

部屋の写真がなかったので、友人の夜食をどうぞ。


私がハンガーにかけた1日目と2日目の上着を、友人が同じだと言ったので違いを熱弁する。
コンタクトを落とすハプニングもあったが、無事に見つかった。

寝る前にお金の清算をした。チケット代もジブリパーク代も友人が払ってくれていたので、私が封筒に入れてきた合計金を渡した。

明日は早く起きられるよう目覚まし時計を多めにセットして、寝た。

続きはこちら↓



この記事が参加している募集

#私の遠征話

2,580件

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?