見出し画像

King gnuを求めて名古屋へ②~~ジブリパーク~

↑の続き。
※ジブリパークのネタバレあります。


2日目。部屋のなかでKing gnuとコクリコ坂からの曲が混ざるというカオスな状態で目覚める。
ジブリパークの入場…正しくはジブリの大倉庫に入れる時間が12時だが、早めに行って散策することにしたのだ。
部屋で昨日買ったおにぎりを食べ、出発する。本当は喫茶店のモーニングに行きたかったけど、時間がないので諦めることにした。

名古屋駅を介してジブリパークの最寄りへ向かうが、ちょうど朝の通勤ラッシュに巻き込まれる。ホームに紐がはってあって驚いた。

ジブリパークへ行くにはリニモに乗る。住宅街を見下ろしながら乗るリニモは、ゆりかもめを思い出した。ゆりかもめは周囲に住宅はないけれど。
毎日これに乗って出勤したい。近くの大学に通う学生が羨ましかった。

さて、念願のジブリパークについたわけだが。
人が全然いない。

ミミズクトトロと共に


これ幸いと写真を撮りまくり、入口の土産屋がまだ空いてなかったので、先に園内へ。パークというだけあって緑が多い。そして遠い。めちゃめちゃ歩く。

まず最初にやってきたのは、猫の国『猫王の城』だ。外観は小さな公園という印象だ。事前に調べてきたが、平日なら大人も入れるらしい。(休日は有料なのか禁止なのか忘れた)

入国


入り口にいたスタッフがにこやかに手を振ってくれたので、ありがたく入国する。誰もいなかったので写真を撮りまくった。ただ、遊具に乗る勇気はなかった。子どもが入ってきたところで出国し、なんとなく奥へ歩き始めた。目移りしすぎて、気づいたらどんどこ森の入り口にいた。

せっかくなので木々に囲まれた道を登る。途中、ベビーカーを押すお母さんと小さな女の子と出会う。お母さんは大変そうだったけど、小さいころからトトロの森に入れて羨ましいと女の子を見守った。こう書くと変質者みたいだ。

誰かの忘れ物

やっとサツキとメイの家に辿りついた。チケットがないので、入口をうろうろした後、展望台を見つけて登る。展望台の上から家がみえたので記念に撮った。いつか中に入ってみたい。

ごらん、あれがサツキとメイの家だよ


展望台からそのままさらに奥の道があったが、きりがないので引き返すことに。歩き疲れた大人は、園内を周回するバスに乗って入口へ向かった。

12時まで時間があったので、お土産屋『ロタンダ風が丘』に行った。お目当てのおさかなクッキーや雑貨を購入し、それでも時間があったのでまったりする。なんて幸せな空間だろうか。ここで働きたい。
店内はガラガラだった。

いた
ここにもいた


12時まであと1時間~30分。時間があやふやなのは記憶が微妙だから。今年1月の話なので許してほしい。
我慢できなくなった私たちは並んだ。スタッフさんもいいと言っていたので。当たり前だが、先頭だった。
ちなみにちょいちょいKing gnuグッズをつけた人を見かけた。私たちのように擬態している人もいると思うと、ライブ→ジブリパークという流れが多いのかもしれない。

先頭の景色

だんだん列が伸びてきた。私たち以外はほとんどが外国人だ。北海道同様、アジア系の観光客が多い。
倉庫に入ったらまずはどうしようか、と話し合った。
倉庫内の土産屋にある耳をすませばの琥珀糖が欲しい。でも調べたら人気商品なので午前で売り切れるそうだ。12時入場なので絶望的だ。私は諦め、最初はなりきり名場面に行こうと主張した。
そうこうしているうちに12時になり、入場をした。
真っ先になりきり名場面の列に並ぶ。すでに混んでいたので、前の時間帯の人たちだろうか。ここで友人をお土産屋へ派遣する。
どちらが言い出したか忘れたが、待っている時間が無駄だったので。友人を送り出してからすぐ、電話があった。さっきまでここにいた友人からだ。

「琥珀糖があったよ。1人2個までだから1個?2個?」

そう、確認の電話だった。私は迷わず2個と言った。
実際は「ええ、あったの!?すご、なんで?」だ。さっさと答える案件なのに。
まだ待ちそうなので、そのまま買い物をしておいでと伝えた。
帰ってきた友人から琥珀糖を2個いただく。お金と交換しながら、まさか買えると思わなかったとまだ信じられない気持ちでいた。
友人は土産屋に入った瞬間、店員さんに琥珀糖の場所を聞いたらしい。なんたるファインプレー。そしてすぐ諦める自分が情けない。

テンションがあがったままなりきり名場面で写真を撮り、お昼ご飯を食べに行くことに。
どこかジブリ美術館を思い出すカフェで、サンドイッチとジュースをいただいた。そのあと外にあったアイス屋さんでアイスも食べた。

わ〜
店内はまあまあ混み。席を選ばなければ座れる。

倉庫内の劇場で映画をみたり、企画展「食べるを描く」に行ったり。ジブリ飯大好きなので楽しかった。

一生続いて

裏路地に迷い込んだり、アリエッティになりきっている間に時間がなくなる。本当はもっとじっくり見たかったが、もののけの里と青春の丘が残っていた。

SNSで何度もみたやつ

もののけの里へ行き、目的であった干し肉を購入する。五平餅の炭火焼体験もしたかったが、時間の都合上諦める。

そして夕方、ついに青春の丘へ。
ジブリパークで1番行きたかったところだ。
地球屋に入る前にバス停や猫の事務所で写真を撮る。

本物
いる


壁に描かれた猫など、細かな部分は他の人が撮っていたことで気がついた。

NEKO

地球屋に入ってまず思ったことが、「ここに住みたい」だ。
自室は韓国のような白い部屋を目指しているが、木のぬくもりがあるこの場所に住みたいと思ってしまった。台所やテーブルをみて、下へ降りる。
壁に並ぶヴァイオリンの横に、ピアノがあった。
ずっと聞こえてきた音楽は、BGMではなく誰かが弾いていたかららしい。ここでカントリーロードを弾けたら最高だろう。
スタッフが人を集めているので、なんやなんやと入口に戻ると、カラクリ時計が動く時間だと教えてもらった。後ろの列で、劇中と同じように動くドワーフの王とエルフの王女をみる。終わると、感嘆の息をもらしていた。

ちなみに地球屋内部の写真はなかった。撮らなかったようだ。

そのまま外へ出て、外側の階段からベランダへ降りた。
十分に堪能していると、いつの間にか地球屋には私たち含めて3組しか残っていなかった。1番最後の時間帯なので、他の人は帰ったのだろう。
スタッフが残っている数人を呼んだ。まさかと思ったら、また時計の動くところが見れた。今度は最前だったので、下部のドワーフたちも見ることができた。贅沢な時間を過ごし、名残惜しくジブリパークをあとにした。

ちなみにジブリパークのお土産予算は2万円で、帰り道に計算したら少し超えていた。
次いつ来れるか分からないので…。
満足したまま新幹線で家に帰った。

お土産たち。これに+おさかなクッキー、干し肉があった。

ジブリパークに行って思ったこと。
公園なので緑が多い。当たり前のことだが。
あと、遊具の注意事項等で察せられるが基本子どもファースト。大人なので周囲に気を配りながら写真を撮った。
そして写真映えスポットが多い。中には写真撮影禁止のところもあるので、撮る前に確認するべき。

そしてもっとも大事なこと。

ジブリパークは絶対に平日が良い。
人が少ないのでゆっくりできるし、猫の公園のように平日の方ができることがある。もし今度行くならまた平日にする。





この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?