京都の市街地に、新しいスタイルの『道の駅』をあなたと創る vol.1
ー始めにー
はじめまして。
株式会社セカンダイズ うしのほねグループ マネージャーの嶋本大二朗と申します。
私たちは、京都市内に5つの店舗を構え、ご来店頂くお客様の大切なお時間をより豊かなものにすべく、心温まる空間、料理、サービスの提供を致しております。
今回の初投稿となるこちらのnoteでは、そんな私たちうしのほねグループが挑戦する、ある大きなプロジェクトについてお話させて頂ければ、と思います。
是非寛容なお心で、最後までお付き合い頂ければ幸いです。
ー道の駅を創ろうー
道の駅ってなんだかワクワクしませんか?
その土地の名産品がずらっと並び、特に目的がなくてもその「空気」を味わいに立ち寄りたくなる。
生まれて30年間、京都市以外の土地に住んだことのない僕は、
「道の駅」の文言を、出先で見つけた時、テレビで目にした時、いまだに無条件で心が躍ります(笑)
「これを買いたい!」というものがなくても、
その地域足らしめるもの
そのコミュニティでしか生まれ得ない、独自の文化を感じることができる場所
派手な装飾や音楽、演出が無くても
どこか遊園地に似たテーマパーク感、独特のエンタメ性を感じる
心をじんわりと、ゆっくり時間をかけてあたためてくれる様な、あの心地よい空間。
そんな空間を僕たちは、京都の市街地に創ります
ーひとりの飲食業従事者としてー
きっかけは、このコロナ禍によるものでした。
長いお付合いをさせて頂いている京丹後の契約農家の方々や、想いを込めて野菜を育てておられる農家の方々とお話をさせて頂いている中で見えてきたのは、「規格外野菜」の存在です。
色や形など、規格に合わない野菜が日々廃棄されている。
(概要:2016年に日本で発生した年間食品ロス量は643万トンとも言われており、国民一人当たりでは、年間で約51kg、月間では約4.25kgの食品ロスが発生している計算)
そんな現実を知り、関心があったものの、目を向けきれていなかったフードロス問題、SDGsに対してより向き合う様になりました。
次第に見えてくる現在の農業の流通システムの問題点や、生産過程で生まれるフードロス問題を目の当たりにした時、一消費者として単純に
「もったいないな」
という感情と同時に、
「飲食業に携わる人間として、何かできないだろうか」
「今だからこそ、私たちだからこそ出来るアクションがあるのではないか」
そう考えるようになりました。
というのも・・・繰り返し報道される、"飲食業従事者"の文言を目にしたり、補償関係の事務作業をするうちに、
自分は社会の中で、ひとりの飲食業従事者である
ゆえに、その立場で発信出来る事は、その立場でしか生まれ得ない意味がある
というなんとも当たり前のことに気付き、着想当時、思考がシンプルに研ぎ澄まされていく感覚がありました。
話が逸れましたが・・・ともかくこの時点において、『ひとりの飲食業従事者』としての僕の中で揺るぎのないものは
「規格外野菜を含む、想いが込められた農家さんのお野菜を、"食を楽しむ"というフィルターを通し、消費者に届ける"道の駅"チャンネルを京都の市街地に創る」
という事でした。
さて次回の投稿では、
・私たちが創る、”道の駅”とはどんな場所なのか
という部分について詳しくお伝えできたら、と思っております。
ー最後にー
最後までお付き合い頂き、ありがとうございます!
こちらのnoteでは、今このページをご覧頂いている皆さまに、『道の駅』プロジェクトについて知って頂き、
飲食店の新しい可能性を示すビジネスモデルとなるべく、今もなお完成に向けて走り続けている、このプロジェクトの成り立ちを見守って頂けたら有難いな、と思っています!
また、3月上旬よりCAMPFIRE様のご協力の元、クラウドファンディングを実施致します。
Instagram(dai0325)やTwitter、Clubhouse(da25yrs)でも今回のプロジェクトを順次公開しております。
良ければ、フォローお願い致します!
特にCludhouseは博識な方が多くいらっしゃるので、ルームでお話しさせて頂く中で、日々色んなアドバイスや応援のお言葉を頂戴しております。めちゃくちゃありがたいです・・・!!
あまりに意義深いお話をさせて頂けるので、ついついこんな時間になります。笑
次回は2月8日 15時にvol.2を公開致しますので、ぜひご覧下さい!
「京都の食」をより素晴らしい文化にすべく、うしのほねグループ一同頑張ります!