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夢日記450 ~ 股間の隠し方 ~

 テレビ番組の企画で、電車の中で中学生くらいの少年の服を脱がせて全裸にし、そのまま少年を駅のホームに連れ出してインタビューをしていた。しかし、インタビューの途中で電車が発車してしまい、少年は全裸のままホームにとり残されてしまった。

 このままでは、少年が家に帰るのは困難である。とりあえず、手近にあったもので少年の股間を隠そうと試みたが、どうにもうまく隠せない。そんな中、フンドシくらいのサイズの白菜の葉が落ちていたので、それを少年の股間に当ててみたところ、じゅうぶんに股間が隠れた。少年は、白菜で股間を隠したまま自転車に乗り、人々の好奇の目にさらされながら自宅をめざした。

 自宅をめざす途中、少年はデパートのようなところに立ち寄って、レジの女性店員に未知やすえ師匠がいるかどうかを尋ねた。実は、少年が全裸になってホームに取り残されたとき、未知やすえ師匠が心配してくれていたので、少年は無事にここまで来れたことを未知やすえ師匠に報告しようと思ったのである。

 店員に呼ばれて出てきた未知やすえ師匠は、少年が白菜で股間を隠してここまで来れたことに感動していた。そして、未知やすえ師匠は、ペンで白菜や少年の尻に絵を描くことによって、少年が下半身に衣服を身につけているかのような見た目にしてくれた。

 その後、少年は外に出て、再び自転車で自宅をめざした。しばらくして、少年はスーパーの駐輪場に自転車を停めた。気づけば、いつの間にかその少年は、私自身になっていた。白菜の葉を股間に当てた状態の私は自転車にまたがり、自宅をめざした。未知やすえ師匠が下半身に描いてくれた絵のおかげで、すれ違った人の中には私を見て「カッコイイ!」と声を漏らす者もいた。

 そのまま自転車をこいでいくと、道路工事でもしているのか、3人ほどの警備員が交通整理をしていた。警備員のひとりは私を見て、「こっちのほうに進んでください」と誘導してきた。その先には2本の道があり、私は片方の道を進んでいった。ところが、道の先では大規模な工事がおこなわれており、進むことができなくなった。そこで、私は引き返して、もう一方の道を進もうとした。しかし、私は何となく、その道の先でも何かがおこなわれている気配を感じ取った。私は、交通整理をしている警備員に強い不信感を抱いた。

                            < 完 >

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