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夢日記978 ~ 老後の想像 ~

 私は、実家の大きな本棚にある本を眺めていた。本棚には、私の本と、父が昔に買った本が詰め込まれていた。私の本は、歴史の本か、アニメ・特撮に関するマニアックな本ばかりであった。そのため、私は「この前、友だちを招いたとき、友だちはどう思ったんだろう?」と気になった。
 その後、私は、自分が老いたときのことを想像し始めた。もしかしたら、その本棚に入っている未読の本を延々と読み、新しい知識を得て、「もう少し早くこの知識を得ていたら、授業で使えたのに」などと後悔するのかもしれないと私は想像した。
 また、私は、本で得た知識を活用して執筆活動に勤しんでいるようすも想像した。もしかしたら、老いた私は病院で寝たきりの状態になりながらも、次々と電子書籍を出版し、収入を得るかもしれない。その収入に関する手紙が業者から実家に送られてくる際に、金銭に関する内容が書かれていることを伏せるため、封筒に「係争中です」とか「ただいま裁判中です」とか書かれているのではないかと私は想像した。
                            < 完 >

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