見出し画像

夢日記987 ~ ゼリアピピア比率 ~

 私が問題を作成した倫理の定期テストの際、私は試験監督の先生といっしょに教室へ入った。監督の先生が問題用紙を配ってまもなく、何名かの生徒が、明らかに倫理と関係なさそうな絵が問題用紙にたくさん印刷されていることに気づいた。私は指摘を受けてすぐに配付された問題用紙を確認したが、それは、どう見ても私が作成した問題ではなかった。どうやら、倫理の問題用紙ではなく、別の先生が担当する美術の問題用紙が誤って配付されてしまったようであった。
 私は、監督の先生が問題用紙をとり違えて、誤って配付したのだと思った。その後、私は監督の先生といっしょに、トラブルが起こったことを他の先生方に報告しにいった。報告がすんでから私は職員室に戻ってきたが、このタイミングで、見慣れない中年の女性教員が職員室にやってきた。どうやら、彼女は美術の先生らしい。テストでトラブルが起こったことを知った彼女はすぐに職員室を出ていったが、まもなく、別の中年の男性教員が職員室にやってきた。彼によると、どうやらミスを犯したのは監督の先生ではなく、先ほどの女性教員らしい。詳細は不明だが、その女性教員は、人間的におかしいようであった。男性教員は、彼女がどうおかしいのかをあれこれと説明してくれたが、私にはほとんど理解できなかった。挙句の果てに、彼は「ゼリアピピア比率」が何とかかんとか言い始めたので、私は理解するのを完全に諦めた。
 ちなみに、私は今回の一件をきちんと記録しておこうと思い、職員室でスマホの録音機能を使って、トラブルのあらましを自ら語って録音していた。ところが、少し話すたびに職員室に人がやってきて、思うように録音ができず、私はモヤモヤした。
                            < 完 >

↓ Kindle Unlimitedをご利用の方は、無料でお読みいただけます! ↓


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?