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いかにして語学を学ぶか?〜ぼちぼち話せればいい人向け

英語やフランス語の例文を載せるのではなく私が以前した語学を学んだ方法を日本語のみで書いています。

正直、このテーマについて私なんかが語っていいのかわからないのだけれども、私の語学の実力は、こんなかんじです。

日本語▶︎ネイティブ
おそらく日本語でこの記事を書いている時点で誰も疑問に思わないと思います。
英語▶︎日常会話および馬鹿話はある程度できる
TOIECとかテストはダメすぎるけれど。ただ元々のゴールは旅行で困らない程度の英会話だったはずが、そこは半年くらいでクリアしてしまってその後5年くらい目的もなく?いや普通に楽しく話すのが目的で英語でしゃべってました(笑)基本的にはただただ楽しくダラダラと馬鹿話をするための英語です。あと辞書ひきながらだけれども日本語版はの電子書籍版がない、英語版なら電子書籍もあるなら洋書も読むこともあったり、あと最近は減ったけれども日本語の記事がなくて英語の記事を見なければいけないときは役に立ったなと。
去年はじめて英会話のためにお金を払ってみたのですよ。日本に住んでいるけれど日本語を話せないアメリカ人の先生に。時差の関係でなかなかアメリカ人をネット上で捕まえられないけれどもアメリカ人の英語がちょっと苦手で。久々に練習するのにどうせお金を払うならそこへいってみようかなと。その方には60%程度の英会話と言われました。それが良いと感じるか悪いと感じるかは微妙なところですが、逆に言えばただただ楽しくおしゃべりしているだけでも60%までは行くという事です。
ちなみに英語で話しているときは基本的には日本語は考えてません。抽象的な言葉でどうしようもなければ漢字と結びつけてしまっているものもたまにはあるけれども
フランス語▶︎ちょっとできる中3の英語力くらい
ものすごくふわっとした表現ですが、英語をベースにしつつある程度読み書きはできるけれども、先に勉強した英語で十分なケースが多すぎて練習不足すぎる。一方的に喋るだけならば、ある程度なのだけれども聞き取りも苦手。ちなみにフランス語に関しては、日本語→フランス語訳ではなくて、英語→フランス語訳をしています。ベースにしている英語以上にならないというのもあるのだけれども、なぜその程度なのかは最後の方に。

留学している方やものすごく語学を勉強してらっしゃる方に比べると本当に微妙なのですが、そもそも学生時代英語はだいたい赤点だったことを考えると、自分で必要だと思う程度にはできているみたいな感じだったりします。

仕事で英語を話さなければいけないということはほぼなくて、趣味の情報収集を英語やフランス語でも一応できて、あとは世界中の友達と楽しくおしゃべりできたら良いので、そこまでガチガチなのも必要ないかなと。
ちなみに日本で英語を使うケースはだいたい最近は海外渡航ができなくなりめっきりみなくなりましたが、定番の外国人観光客に道をきかれるか、並んでたコンビニで前にいるお客さんが日本語を話せなくて、さらに店員さんが英語を話せなくてラチがあかない場合くらいです。(自分で通訳しちゃった方が早い)

ただ、正直この程度できたら十分っていう方も多いですよね?

ヨーロッパ言語をやろうと思うならまず英語をマスターした方がいいかも?

いきなり英語をやれ。

すみません。でも、日本語での英語以外の語学の本の数がまず微妙なのですよ。正直に、とりあえず英語勉強しちゃってからの方が、フランス語やるにしてもスペイン語やるにしても本がたくさんあるし早い気がしています。というか、日本語をベースにヨーロッパ言語を処理するよりも、英語をベースにヨーロッパ言語を処理した方がまだ正確というか。ウェブ翻訳使った場合も日本語→英語の精度はかなり微妙なのですが、フランス語→英語の精度はかなり近いものになるのは言い回しこそ違えど、割と似たような文法規則に沿って文章が作られているからで、まずは添削してくれる人が見つけやすい英語を先にマスターしてしまった方が良いかなと思ったりするのです。確かに私から見てもフランス人の英語ってたまに変なのですよ。(ただ並みの日本人とは比べてはいけないほどにマシ)ただ、その癖が見抜けたら、英語→フランス語で訳す段階で同じようにしたらいい。

私のことわざマンガのマガジンでの有料部分はベースは冒頭の4コママンガと同じものの日本語訳と英語訳が貼ってあるだけなのだけれども、なぜ英語訳版があるのか?それは、英語とてらした方がいいよねというあたりだったり。

ものすごく余談なのですが、ついこの間ウェブ翻訳についてあることに気づいたのですよ。ほぼ自然な日本語を話し日本語検定1級をもつアメリカ人の友人のtwitterの日本語のつぶやきをウェブ翻訳に通したらほぼ正確な英語で表示されるのです。無作為に選んだ私が書いたつぶやきは、笑えるくらいでたらめな英語で表示されるのだけれども。彼女みたいに正確に英訳される言い回しをできるなら良いけれども、普通はそうではないので、まずは自然な英語の言い回しを覚えが方が良いのではないかと思うのです。私もきっとアメリカ人とかイギリス人からみるとまだまだなのだけれども、そもそもネイティブよりもヨーロッパ方面の友人の方が多かったからなんとなくでもいいかなと。

喋りたいならばネット上にいくらでもその言語を話す人はいるので、実際に話に行け

大人になってから英語の勉強をしようと思った頃、お恥ずかしい話doesをみて「ドエスってなんだっけ?」くらいのレベルだったのですが、いきなりネット上で話にいくことにしました。

ただ、個人的にははじめオーストラリア人、アメリカ人、イギリス人などネイティブで英語を話すの方たちと話すのがきつかったのですよ。日本人だってまともな文法で日本語を話してないことの方が多いと思うのだけれども、そんなかんじで。今でもちょっと苦手です。で、どうしようかなと悩んだ結果ドイツ人とオランダ人をはじめのうちは狙い撃ちしていました(笑)
だって、文法完璧、発音も割と英語に近い、だけどネイティブじゃないから文法書通りにはなしてくれるんだもの。ちなみにロマンス言語(ラテン系の言語)を話す国の方は英語の練習目的の場合はじめのうちはあんまりオススメしないかも。人によるけれど、英語の得意さの幅が大きい。
というか、フランス語を私が勉強しはじめた理由って半分くらいはフランス人と絡む事が多かったけれどもフランス人ががあんまり英語を得意じゃなかったからだったりするのですよ。日常に近い言葉ほど英語と全然違う語彙なので。それに対してドイツ語って勉強する必要ないよね?って思うくらいにドイツ人って割と誰でも英語完璧な気がしてます。

並行して文法やら語彙やらも詰めていきましたが、学生時代の英語の成績が赤点でも毎日2〜3時間も英語を話してれば、世間話くらいは1年程度でできるようになります(笑)

ポイントは相手にされた質問を別の人にしてみる。あとは同じ質問を何人にもしてみる。で、その返答の数だけ次に同じ質問をされたときの自分の答えのヴァリエーションになります。

万人にできる質問って天気の話じゃないけれども、本当に簡単なものでいいのですよ。
「お昼何食べたの?」「夕食なに食べるの?」とか。
食べ物の話とか毎日できるところがいいところだよね!(笑)なお、私も相手も毎日毎日ランチはパスタという時期があったりして、「イタリア人じゃないくせに!」「そっちだって!」みたいな毎回はじまる茶番とかもありました。(私は今でも高すぎるパスタ率)

できるだけ同じ趣味の人と話すべし

できるだけ同じような趣味を持つ人と話した方が良いと思います。何も思い浮かばないなら、自分が知っているマンガやゲームが好きな人を探す。しごく当然のことなのだけれども同じ日本人同士であっても趣味などの接点がない人って何はなしたらいいんだろう?ってなっちゃいますよね。また、同じ趣味を持っている同士であれば1から10まで全てを説明する必要がなくて、1から7くらいまでは共通知識があって、せいぜい8〜10くらいの部分を話せば会話が成り立つので、オススメです。

一番初めに自分が日本語で楽しく話せる趣味が何かを書き出す事。(まずは日本語でいいです。)
次に、同じ趣味の人を狙い撃ちする場合、あらかじめ必要な単語をある程度予測して調べておけるというのが強みになるので、その話についての会話で使えそうな単語を調べておく。

ちなみに個人的に一番会話として難しいのは、「おばちゃんたちの井戸端会議みたいな内容の世間話」だと思っています。なぜならば、◯◯さんっていう人がいるんだけどね…というところからはじまって、◯◯さんがどういう人なのかっていう説明を経て、◯◯さんが何々をして自分はどう思ったのかとか、オチまでつけないといけないわけです。それがどういうことかというと、1から10まで全て自分で説明した上で、さらにこうだと思うのよという11か12くらいまで話さなければいけないのですよ。
一方、お互いにみたことのある映画やマンガの話であれば、ワンピースのルフィの話を例にとってみると、別にルフィがどんなやつかってあたりから話さなくても良いですよね?何をしたかって話すら同じところまでアニメを見ていたり漫画を読んでいたら話さなくてもいいし、話し始めても相手から「あぁ〜こうだったよね」って合いの手がはいるかもしれない。最新話ではこうだったけどどうなるんだろうね?だけでいいのです。
世間話であっても、「前回の続きの話し」であればスタート地点はもうちょっと手前からになるわけですが、1回目はやっぱり1から話さなければいけないし、新しい話も相手は前提になることを知らないわけですから、やっぱりそれ相当の説明必要なわけです。

つまり、ぼちぼち話せれば良い勢的には井戸端会議こそがラスボスとしていいのではないでしょうか。そういった話も趣味の話をして行く中で表現の幅が広がれば自然にできるようになります。語学がダメダメだった私でも、井戸端会議のような世間話が話せるようになるまで1年しかかからなかったので、語学が得意な人であればもっと早くそこまで行き着くかと思います。
ただ、話し慣れていない言語でいきなりというのはハードルがかなり高いので、まずは事前準備が簡単で会話が成立しやすい趣味の話をしてみることをオススメいたします。

ということで、同じ趣味の人が集まるインターナショナルなサイトでまずは「Hello! How are you?」と打ってみるところから始めてみるのはいかがでしょうか?

レベルアップのお供は辞書

点数をとるための語学の勉強は別です。ただ、話すためとかって話ならばおそらく辞書さえあれば良いと思います。
カシオの電子辞書をヤフオクで安く買って使っていました。使う人はずっと使い続けるし、手放されるものはだいたい使っていない美品な上に安い(笑)今はiPhoneにWISDOMを入れて済ませているけれども。
私の場合は文法が本気でアレすぎたので、中学英語総復習みたいなドリルは1冊やったけれども。学生時代ちゃんと勉強した人はそれすら必要ないと思います。

当時私が思っていたのは、「語学ってなんて安上がりな趣味なんだろう。」でした(笑)

ヤフオクで8000円で買った電子辞書を使い倒していたわけですが、たまに気の迷いで参考書とか問題集を買ったにしてもたかが知れていて本当に趣味としては安いものです。その辞書は、前の持ち主がおまけでつけてくれた当初はピカピカだったカバーがボロボロになるまで使ったあと今は英語を勉強するといっている父へと渡りました(笑)(一応、もっと使うなら新しいの買えばいいんじゃない?とは言ったのだけれども。)
英語、フランス語、日本語の通訳を目指しているパリに留学していたの中国人の友人も最終的な教材は辞書って言っていたので、たぶん語学の勉強って辞書にはじまって辞書におわるんだろうななんて思うのです。

辞書についてできれば語源についてかいてあるものがよくて、語源とあとは漢字で言うところの部首と作りみたいなものが英語やフランス語などの単語にもあるのでそういったものをきっちりと踏まえた上で覚えて行った方が、知らない単語であってもなんとなく推測ができるようになるので良いかなと思ったりするのです。ちなみにこの段階ではラテン語由来のものはフランス語そのまんまだったりするものが割とあって、ラテン系の言葉もやった方がきっと理解は深まると思います。例えば、英単語のsurprise(驚かせる)はフランス語でも同じ綴りなわけですが、surはフランス語では「上から」priseはprendre(takeやhold)の名詞系で「捕まえること」なのです。古英語では上から捕まえることという意味もあったようなのですが(今でも奇襲っていう意味はありそうです)、それが首根っこを掴まれるようなことなのか、上から網が降ってきたのか、はたまた巨人につままれたのかまでは謎なものの「上から捕まったらそりゃ驚くよね」ということなんだろうななんて思ったりするのです。ちなみに英語はドイツ語圏の言葉、ローマ・ラテン由来の言葉、ギリシア語由来の言葉にヴァイキングの言葉をまぜた感じだった気がする。(厳密にいうと違うかも)

語源が載っている辞書についてはジーニアスかウィズダムかなと思っています。

で?どうやってフランス語は勉強したの?

正直にこのやり方が良いとはいいません。

が、フランス語会話の本を読んだときにあまりにもわからなすぎて(前の項目に書いていますが日常に近い言葉ほど英語と全く違うのですよ)、逆にどっからやってもいいんじゃないかと思って、はじめの半年なんですが「Ameli」って映画のDVDを買ってきてフランス語字幕にして3ヵ月かけて全部書き写し、さらに3ヵ月かけて全部訳しました(笑)

しかも翻訳しながら、毎回音声だけはアメリを流していたわけですよ。

それ自体かなり前なのですが、半年間聞き続けたから冒頭のナレーションとかいまでも脳内再生できる(笑)
一本のDVDを半年間毎日楽しめるとか「語学ってなんて安上がりな趣味なんだろう。(再)」本当に。

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こんな感じで、文法も基礎的な単語もわからない状態でオーソドックスな大学ノートに2冊半くらいに渡って書き写していました。あんまり見返しもしないけれど、捨てられない(笑)このころボールペンってすぐなくなるななんて思っていたけれど今にして思えばそりゃそうだってかんじですね。
その方法自体効率的には多分良くないんだけれども(できればスクリプトが手に入るならそこから訳すとかのが良かったかも)、ただ結果的に語彙だけは普通に勉強するよりも増えるんですよ。あとどんな言い回しをされることが多いかとか。その後半年程度、清岡智彦先生の本などで文法を独学で勉強してから、市民講座みたいな教室に通ってみたのですが、一番できたよね。

既にここに連載(?)しはじめた4コマ漫画を練り始めていて、わからないところがあったら気軽に質問したいという目的で通い始めたというのと(市民講座だけに激安だったのです…)、少なくとも英語なら普通に世間話程度の会話ができるという状態からスタートしているので、その英語をそのままフランス語訳するだけでも割と正しいというのもあったのだけれども。
ヨーロッパ言語を勉強する上で、井戸端会議レベルの他のヨーロッパ言語ができるというのは強くて、そもそも文法書の例文がおそろしく唐突かつブツギリな文章だったりするので、「これどこに使うの?」ってなっちゃうわけですよ。実際に教室でも、「私がマリーに電話したとき、彼女は風呂に入ってた」みたいな文章があったわけですが「これってどういうシーンで使うんですか?」って質問された方がいたわけなんですが、学生時代英語で同じことを思っていた事があるので、なんかわかるのだけれども井戸端会議レベルならば、それが話の掴みの場合…「あのコ、ホント風呂長すぎ」とか「お風呂で寝ちゃって溺れかけてたけど、電話が鳴って助かった」とか続くよねって思うけれども、その勘所があるかないかでかなり違うわけなのです。
そういう意味でも、英語でまず一年ネットに潜ってきた方が…なんて思ったりするのですよ。

そのころのフランス語の先生もだし、その前によく話していたフランス人の友人もリヨン出身だったから、若干リヨン訛り入ってる気がするのだけれども、教室のときは耳タコ状態のアメリの喋り方を真似してたら先生に褒められたのでたぶんそれが正解なのだと思う。

他には、英語→フランス語みたいな本なのですが、イディオム集とかはこのあたりを割とみてたかな。

アマゾンの履歴を見る限り私が買ったとき700円くらいだったのに謎に値上がりしてる(笑)

その後はやっぱり辞書を中心に。

はじめのうちだけ日本語→英語で辞書も引いていたけれど、ちょっとしてからは英語をベースにして基本的に英語→フランス語でしか辞書をひいていなかったり。そのあたりの理由は私がフランス語を勉強していたのがスマートフォンの時代との過渡期で、初めのうちはカシオの電子辞書を買っていたのだけれども、その後はiOSのアプリで安価で質の良いな英仏辞書がゴロゴロしていたのでそれを使い始めたというあたりで。
英仏はこちらのLarousse Dictionnaire Anglais/Françaisを使っています。
https://apps.apple.com/jp/app/dictionnaire-anglais-français/id338712994

ただ、本来ならば英語を学習したときと同様に、既にいたフランス人の友人とガンガン話せばよかったのですよ。ただ、英語を勉強したときは相手が日本語を話せない以上何が何でも英語を話さなければいけなかったのだけれども、英語ができないといわれるフランス人でも全員ができないわけではないし、ある程度書き文字ならわかってしまうとかあり、楽しくおしゃべりすることを優先して英語で話し始めちゃうとかという甘えが…。それまで英語で楽しくおしゃべりしていたからというのはあるのですが。

今はさらにときが経ってしまっていて、使わない使わないといってもそれでもたまに使う英語以上にフランス語は抜けてしまっているのだけれども、フランス語のことわざの記事をかきはじめた以上はまたフランス語の勉強を再開しようかなと思っている所存だったりします。


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