子育て ワーママ「寂しさ」と闘う
ウサギは、寂しいと死んでしまうらしい。
学生時代に聞いた。本当かどうか分からないが、深く共感したのも事実だった。
私は寂しがり屋だ。
それに取り憑かれ、涙が止まらなくなることもある。失くならない。重症だ。
「うさぎ」「さみしい」【うさみしい】
【うさみ氏】
ペンネームの由来はこれ。
『ごはんはみんなで食べた方が美味しい』
何言ってんだ。
わずらわしいから1人の方がいい。
そう思っていた。
しかし、今の私は圧倒的に前者だ。
ごはんは誰かと食べたい。
息子とふたりもまだ寂しい。
家族と食べたい。
(あーーー、淋しい)
淋しい。
家族は嫌いだった。
わずらわしいから早く家を出たかった。
「今何してる?今から行ってもいい?」
それなのに、寂しくなると連絡してしまう。
家族に「淋しさ」を植え付けられ、
家族に「淋しさ」を埋めてもらう。
そんな循環いらんねん。
なんて。
いつか、淋しさの魔法が解けますように。
魔法が解けたら、お祝いにみんなでごはんを食べたい。
そう思った。
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