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『ひなたざか』れびゅー

日向坂46のアルバム、『ひなたざか』が満を持して先日発売された。

1週間前の発売日に購入し、
特典のライブBlu-rayは既に視聴していたのだがCDの楽曲自体は諸事情ありなかなか聴けずにいた。
形態としてはタイプA・Bを購入しiTunesにて通常盤分の楽曲を捕捉した。

個人的な感想に終始するのみであるが、
せっかくなのでこのタイミングで聴いた上で、
自分の独断と偏見に基づいた全曲レビューを書き連ねたい。
(曲順はサブスクの全曲コンプリート版に準拠)
褒め一辺倒ばかりじゃないのでそこはご了承願いたい。あと長文です。

以下。

1. Overture

ライブ恒例の1分半の出囃子。実際にライブに行ったことはまだないから会場で是非聴きたいなぁ。
何だかんだこれがあると最初の曲が盛り上がる。

2. キュン

(オススメ度:☆☆☆☆)

記念すべきデビュー曲。
Overtureの流れはやっぱりこの曲がしっくりくるなあと感じる。
良い意味でも悪い意味でも、今までの日向坂名義の表題曲はけやき坂時代と違いサビでタイトル連呼のド直球コテコテのアイドルソングなので、
人によっては胸焼け気味になるだろう。(自分も初聴そうだった)
ただ意外とこの曲、スルメ曲だと感じる。
度々ブリッジで入るトラックの三連リズムだったり、インストのオシャレさと歌詞・メロディとのギャップが良い味を出している。
サビだけじゃなくトータルで評価してほしい曲。

3. ドレミソラシド

(オススメ度:☆☆☆☆☆)

自分が日向沼に落ちた諸悪の根源の一曲(誉め言葉)。
キュンよりも個人的に日向坂を表す代名詞であり、
曲、PV、ダンスどれをとっても最高傑作だと感じる。
今後この路線でこれを超えるのは難しいのではないだろうか。
この曲に関しては別記事で感想を書いたが、
キャッチーなメロにソカの要素を取り入れたトラックが絶妙に組合い、実は深読みできる歌詞も楽曲を引き立てている。
強いて欠点を言うなら絶対音感持ちが音階の歌詞で殺される事かな。
自分も相対音感しかないのだが音楽経験者なこともあり初聴の際は困惑したのは正直ある。

4. こんなに好きになっちゃっていいの?

(オススメ度:☆☆☆☆)

シリアスなミディアムチューン。
ドレミの歌詞を引用している所がファンの心をくすぐる。
A,Bメロがとても良い味を出しており、そこからのサビなので
キュン同様この曲はサビ単体よりも曲全体で評価すべき曲だと思う。
日向の中では異色曲なので賛否は分かれるかもね。

5. ソンナコトナイヨ

(オススメ度:☆☆☆☆)

変化球を経て再びカタカナタイトルの4th。
全盛期のAKBサウンドに往年の歌謡曲アレンジ要素を足した楽曲。
とにかく曲の引きが強い。
そういった意味で表題曲に据えられるのは納得。
ただこの路線を続けられるのとしたら思うとこあり。

6. JOYFUL LOVE

(オススメ度:☆☆☆☆)

1stのカップリング。CWレベルのクオリティには収まらない名曲なのでアルバムに入るのは必然。番組MCオードリー若林も一推し。
けやき坂時代を共に歩んできたファンは感無量の曲なのだろう。
自分のような日向坂新参にもそれは伝わる。
ただ正直初めて聴いたときは、
普通に良いミディアムバラード曲だな程度の認識だったのだが
このグループの辿った歴史を頭に入れた上でPVを見ると大幅に評価が上方修正される曲だと思う。
PVの柿崎芽美見ると泣けるよね、この曲。あとラストの手回す振付すき。

7. キツネ

(オススメ度:☆☆☆☆)

日向坂の中でも五本の指に入る程好きな曲。
ジョイフルラブ、キツネ、青春の馬はなぜ表題曲じゃないのか不思議な曲なので、全タイプに入っているのも納得。
これもまたスルメ曲。初聴の際はまずタイトルのキツネ連呼、ラスサビ前の「コンコンコンコンコーンー!」がパンチ強すぎて一旦距離置いた。
ただこの曲はその狙いすぎ感が完全にハマっており、数日経つと自分もコンコンコンコンコーンー!状態になりまさに狐につままれあいちゅんポチった。
配信ライブの演出、本当に良かったです。

8. 青春の馬

(オススメ度:☆☆☆☆)

この曲は恐らくファンの中ではジョイフルラブと双璧を成す人気曲。
明らかにソンナコトナイヨより曲のクオリティは高いのだがインパクト的なとこもあり、大人の事情で表題を勝ち取るまでは至らなかったのだろうと推察される。
ただこの曲、自分の中では非常に評価が難しい。
単純にカップリングとして聴いた際は前向きな歌詞に古き良きアニソンチックなメロが重なり、悪くはないなあ程度の認識だった。
それがDASADAのテーマとして咀嚼した際、「青春の馬」というタイトルに寄り添ったドラマ内容に重ね合わせ徐々に評価が上方修正していった。

そして極めつけは映画「3年目のデビュー」でクライマックスの場面の挿入歌として使われた演出が余りにも良すぎて泣きそうになった。
以前のエントリで軽くこの映画に触れた際、ネタバレはしていなかったが公開より時間も経ったので触れると、
センター不在のステージ、2サビ終わりPV同様に、活動休止から復帰する濱岸ひよりの手を代役センターの金村が手を引きながらペアダンスを踊る場面、そして終始この曲の歌詞が字幕で流れるのだがそれがあまりにも素敵な演出だったのだ。映画が終わって自分はまずこの曲を聴き直した。
曲単位で聴くと良曲の1つなのだが、映画やPV、ライブ込みで聴くと涙ちょちょぎれる作品という感想。

映画の感想は自分がとても良い文章だったと感じたブログで

→https://www.ongakunojouhou.com/entry/2020/08/09/192008

書かれているので、もう一回2度目の鑑賞をしたいとは考えているのだけど自分でnoteにわざわざ書くことはないかな。

9. アザトカワイイ

(オススメ度:☆☆☆☆)

本作のリード曲。王道アイドルソング。みーぱんセンターへの帰還。
「日向坂46」と言えばこういうグループですよ、という意図を
改めてこのタイミングで世間に周知させる意味でこの曲をリードにしたのは大正解。そしてまた下記で触れるがこのグループはメンバーが横並びで進んでいくことに価値があると思うので、センター交代は良い意味で大英断だったと感じる。これからはしばらく流動的にセンター交代制にしたのち、いつの日か然るべきタイミングで再び小坂菜緒にセンターを務めてもらいたい。
曲の感想については良くも悪くも「日向坂46の通常営業」。日向坂が好きな人は好き、っていう単純なロジックだと思う。ぶりっ子は正義。

あとこの曲はPVと別動画のリハーサル風景を映した「ひなリハ」がめっちゃ良い。今後の表題曲全部で今後もやって欲しい。

10. この夏をジャムにしよう

(オススメ度:☆☆☆☆)

新曲。三期曲。王道アイドルソングって感じ。編曲が可愛くて良き。
結構個々のボーカルが良い意味で初々しく目立ってるなぁと感じた。
どちらかというと実際のパフォーマンスを見て4人の可愛さにひたるのが正解な曲だと思うので、まだ評価は完全には保留といったところか。
ただラジオでメンバーが言ってた「ジャムみたいな曲」の真意は曲を聴いたうえで何故その表現なのか未だに分からない。

11. ホントの時間

(オススメ度:☆☆☆)

3rdのカップリング。MVもある。
聴いた当初は割と平坦なメロの曲なのでパンチは少なかったが、
何度か聴くとむしろそれが癖になるという感じのスルメ曲。

12. My god

(オススメ度:☆☆)

キャップのセンター曲。一期生曲。
ミディアム寄りのダンスチューン。聴きやすいメロにオシャレなトラックが乗っかりクオリティは高い。
これも2ndのカップリング曲ではあるのだが、
日向坂シングルのカップリングは名曲揃いなので、他をチョイスしてもいいのでは、という点で相対的に自分の評価は辛め。相対的に。

13. Dash&Rush

(オススメ度:☆☆☆)

二期生曲。寿司センター。
表題通りのアップテンポで駆け抜ける曲。の割にメロのパンチラインがもう一声欲しいなぁという感想。ただ何度か聴くと意外とそれが癖になるタイプの曲。ライブで聴くと印象かわるのかなあ、

ただユニエアでのこの曲のMASTERは殺しにかかってる。
譜面作ったやつ出てこい。許さん。

14. 誰よりも高く跳べ!2020

(オススメ度:☆☆☆)

けやき坂時代の代表曲、とは言っても日向沼にハマったのは昨年のことで、古参の方と比べてひらがな時代に対する思い入れの違いもあるのだろうが、前作『走り出す瞬間』で聴いた初聴の際はピンとこなかった。
メロ、編曲ともにどちらかというとAKB隆盛期の10年前のロジックを感じさせられうーんといった感じだったのだが(当時から未だに48グループに苦手意識持ってるのよね)、
意外とこの再録版、トラック、ボーカルともにMIXが全体的に聴きやすくなっており原曲より好感を持てた。
タイプAに入っている楽曲だが曲順も好を奏し、
このアルバムのコンセプトの一つである「ライブのセトリを意識したアルバム」を体現していたように感じる。
リマスターってどないやねんと思っていたが意外な伏兵だった。
この作品が掲げる「ライブ感」を体現していると思うのでこのコンプリート版ではなくアルバムの流れで聴くのをお勧めしたい。

15. 日向坂

(オススメ度:☆)

ライブ限定の曲が満を持して音源化、らしい(まだライブ未参戦)。
某音楽番組で一度聞いた際のおぼろげな自身の記憶は退屈なバラード寄りのミディアムな曲だったのだが、
フルで聴くと音源的には好感の持てるポップチューンだった。
ただこの歌詞、メンバーが自作詞したというならサトミツる案件だけど、
秋元康のおっさんがちらつくと「いやメンバーの頑張りを結果オーライで薄い美談にするなよ」感が増すのでその点は正直不快。

16. ナゼー

(オススメ度:☆☆☆☆)

DASADAのユニットFACTORYの曲。参加メンバーは東村、河田、松田。
タイトルだけ聞くとちょっとずっこける感じはありつつも、その実楽曲はかなり良曲。全体的なシルエットは明らかにPerfumeをもじっており、ハウス寄りのトラックだが特にオートチューンを使っている訳でもなく、
単純にポップスとして良い曲。
歌唱力メン、という訳ではないが3人のボーカルが親和性が高く、
何度もループしたくなる魅力がある。

17. NO WAR in the future 2020

(オススメ度:☆☆)

ひらがな時代の代表曲その2。
こちらは逆に原曲のMIXの方がテーマに沿っている様な気がした。
全体的に再録Verの曲はハッピーオーラを掲げている日向坂のコンセプトにアレンジが手直しされている気がするので意図は大いに分かるのだが、
原曲のが若干シリアスな余地を残した音作りのような気がする。
あとごめん、単純にこの曲自体が苦手だったりする。

18. ただがむしゃらに

(オススメ度:☆☆)

全員曲。タイトルだけ聞くといきものがかりとかが歌ってそうなアップテンポ曲かな、と思いきや意外なミディアムレトロポップ。そして歌詞はフォークソング風の泥臭い感じ。
80年代のアイドル曲を現代に即し再解釈した曲なのかな、と。
ただごめん、好みではないかなあ。

19. Cage

(オススメ度:☆☆☆)

ユニット曲。メンバーは東村・金村・河田・丹生。
お寿司は別としてこの天然キャラメンバーでシリアスな世界観のこの曲を創造するというチャレンジに乾杯。

当時カップリング曲として聴いた際は正直苦手な類だな、と思ったのだが
アルバムの流れとして聴くとかなり良い。星3つではあるけど限りなく4つに近い感じで上方修正された。

20. どうして雨だと言ったんだろう?

(オススメ度:☆☆☆☆)

ユニット曲。メンバーは美玲・斉藤・加藤。
この3人の歌唱ならどんな曲でも安心感ある。

タイトルからこん好き系のバラードか、と思いきや
マイナー調のアップチューン。
ちょっと前の戦隊ものの主題歌かな?と言いたくなる絶妙にダサいメロディトラック、所々の露骨なキメ、最初聴いたときは笑ってしまった。
ただ、良い意味でこれも狙っているのだろう。とにかく耳に残る。
どうしてこの曲を再生しちゃうんだろう?という感じに
新曲勢の中ではかなり好き。

21. 川は流れる

(オススメ度:☆☆☆☆)

3rdカップリング。全員曲。アニソン界隈で活躍している中野領太作曲。
どちらかというとスルメ曲だと思う。
ふとなぜかこの曲を聴きたいと思う時がある。
曲全体が品に溢れた圧倒的な世界観を持っており、
ここに浸りたい瞬間に時折なってしまう。名曲。

22. ときめき草

(オススメ度:☆☆☆☆)

みんな大好き「日向坂で会いましょう」のOP曲。イントロだけは☆5つ。
可愛いイントロとタイトルの割に意外と歌詞も曲調もシリアスなのよねこの曲。
アイドルソング、という枠を超えた曲だと思う。

23. Footsteps

(オススメ度:☆☆)

ユニット曲。メンバーは高本、小坂、加藤、W佐々木。
カップリングとしても地味な曲の部類だと思うので今回収録に至ったのはけっこう意外。やっぱり曲として地味な印象は拭えないんだよなあ。
ただ俺おたけの歌声すごい好きなんだよなあ、上手いとかじゃなく味があるのよね。別ユニットだけどりまちゃんちっくの「ママのドレス」の時のBメロとか最高。

24. まさか 偶然…

(オススメ度:☆☆☆☆)

富田、松田の「花ちゃんず」ユニット曲。
基本的に自分が元バンドマンなこともあり、アイドルでもギター持って弾き語りするその姿がしっかりと音楽に向き合う姿勢を感じ自動的に好感を持つので☆4つ以上は既定路線。はい、ひいきですよ。
楽曲としても良曲。ケラケラの人が作ってるらしいけど「がな恋」といいいい仕事するよねこの方。アイドルがバラード歌うのは場合によっては事故もあり得るのだけどこの二人のスキルで聴かせてくれる。
歌詞はなんとなく山崎まさよしの例の秒速の曲を思い出した。
是非これからもカップリング、アルバム曲の定番になるくらいこの2人の楽曲を生み出して欲しいし、いつか彼女たちの自作曲も聴きたい。
そもそもこの曲、3rdのカップリングなので新曲が聴きたかったなあ。

ちなみに自分は欅パイセンの諸々についてユニエアで名前を見るだけで全く無知なのだが、ゆいちゃんずの「渋谷川」は歴代アイドルソングでも真面目にTOP10に入るくらい好きな曲になったので、この曲に出会わせてくれたユニエアには本当に感謝。花ちゃんずにもこういった楽曲に巡りあってほしい。

25. My fans

(オススメ度:☆☆)

全員曲。タイトルを裏切る感じで意外とハード寄りのサウンド。
2番で噂のラップが入ってる。
歌詞もタイトルを踏襲しつつも結構挑戦的。
ただなんというか、好みもあるけどこの楽曲をこのアルバムの座組、しかも終盤に加える意図がいまいちわからないんだよなあ。
「bad guy」意識なのか分からんけど、カッコいい路線ってそういうことじゃないやろ感というか。

26. See Through

(オススメ度:☆☆☆)

なおみく曲。
サイバー調の楽曲でavex辺りが作ってそうな印象を受けた。
二人の声質が親和性ありつつ、あえて無機質なボーカルディレクションがあったのだと察するが、それが顕著に出てるAメロがとにかく好み。そこからサビに向かってアプローチが変わり、感情を持った人間の歌声に変化していく過程を全体的に派手なトラックがカバーする。
新曲勢では1,2を争うくらい好き。
強いて言うならアルバムでのこの曲の配置、ラス前ではないよなぁとは思った。中盤辺りに配置してほしい。

27. 約束の卵 2020

(オススメ度:☆☆☆)

自分のなかで「日向坂46版 サライ」と呼んでいる(笑
こちらもアレンジとしては原曲のが好きだったかなぁ。
音色が全体的に増え、中でもストリングスと打ち込みのキックがJ-POPアレンジ強めになり自己主張強い感じ。
ただこの曲はそれがマイナス要素になるか、と言うとそこまでなので特に気になりすぎることはなかった。
好み的な問題で、この「約束された卵」よりも
けやき坂時代の「約束されていない卵」の方が何クソ感あってすきだなあというそれは個人の見解では案件。
まあ普通に良曲だと思うし、
この再録はお約束だと正式なアルバムリリース発表前から思っていたのでフラットな感情。
ライブを締めくくるのであれば約束の卵、
アルバムを締めるのであればJOYFUL LOVEが最適解なのかなあと感じた。


<総評>

(オススメ度:☆☆☆)

コアファン向けというより、
「これまでの日向坂46のまとめ」といった簡易ベスト的な内容で、
「これから日向坂46を知る人」へ向けた作品なのだと感じた。
そういった意味で、満を持してアルバムという形で日向坂名義の作品が生まれたこと、そして今それが世間に受け入れられつつあるこの現況にまず価値があることを示してくれたのだろう。

アルバム全体の評価としては、
前作「走り出す瞬間」の新曲の多さ、そのクオリティと比べた際若干物足りなさを感じたのが正直なところ。

また、これは個人的なあれなのだが
シングル表題プラス、カップリングの収録マスト3曲(JOYFUL LOVE・キツネ・青春の馬)以外の

ひらがな時代なら「ハッピーオーラ」「君に話しておきたいこと」「抱きしめてやる」、
日向坂名義なら「耳に落ちる涙」「やさしさが邪魔をする」「ママのドレス」「一番好きだとみんなに言っていた小説のタイトルを思い出せない」「窓を開けなくても」といったカップリングの中でも自分が好きだった曲が奇跡のようにほぼ全て選外になったのは未だに思うとこがないと言ったら嘘になる。これは好みの問題だから評価軸とは別にするべきなんだろうけど。
ただグループのコンセプトとして「ハッピーオーラ」だけは絶対に収録すべきだったと未だに感じる。

ただ全体的に作品として充実した内容のひらがなラスト・日向ファーストライブの特典ブルーレイがあったり、上記にも書いた通りやっと日向坂としてのデビューアルバムが産まれたというその価値は確かにある。

余談だけど、ファイナルライブじゃなくてラストライブってのがいいよね。ラストは「続く」という意味もあるからさ。


また、アルバムの評価とは多少ずれるのだが、
とにかくこのアルバムの販促CMが最高だった。
「信じていれば、いつだって、未来は味方だ。」

このフレーズを掲げ、空色のフィールドをバックに
メンバーが横一線に並び、笑顔を届ける。
決して1人のセンターに依存する形ではなく、
日向坂というグループとして足並みを揃えて歩いていく。

何と今の時代に即したグループだろうか。
現在様々なメディアでメンバーを見かけるが、
今の社会に求められているのはこういった日向坂の姿勢なのだろう。

CD売上も週間で20万枚を超えた。
シングルのような握手券に頼らず、
しっかりとグループの人気が反映されたデータなのだろう。
コロナ禍で音楽チャートが正常に戻りつつあるのは皮肉なものだ。

自分も割と斜に構えるタイプの人間ではあるのだが、
日向坂に関しては、自分が心から好きなグループが社会から強く求められているこの現状が限りなく嬉しい。

そして、
これからも彼女達が生み出すハッピーオーラを大切に受け取りたい。
それを自身の力に変えていけるように。

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