共働き家事シリーズ: 3世代家事談義-95歳の祖父からの宿題-

今週は御年95歳になる祖父御一行が、

遠方より、ういろうゆかりを引っ提げ、
ゾロゾロと孫の家ツアーと称し、
夫と私の新居にやってきた。

御一行のメンバーは、
耳が遠いチャーミング祖父。
母の家系の絶対的リーダー叔母

そして、
案内係としてやってきたうちの近くに住む、
叔母に頭が上がらない母


祖父は、
温泉行ったみたいだけど楽しかった?」
耳元で聞くと、
これ美味な」と答える程度には耳が遠いが、
それ以外は元気モリモリ

自分の眉毛薄いのを気にして、
アルバムの透明なシートの上から油性ペン
眉毛を描いてしまうような、
なかなかチャーミングな祖父だ。

そんな、
祖父を中心とした御一行様との会話で、
家事や夫婦の在り方に対して、
3世代の違いを感じ異文化オタクな私的に
(いつもは世界の国の違い専門だが)
なかなかのオモシロ異文化体験だったので、
今日はそんなことを書いていきたい。

夫の所持品を管理することも妻のやるべき家事なのか

何故そんな話になったのか覚えていないが、

なにゆえ夫がハンカチを会社に持っていっているか否かも把握していないのか」という件に関して

叔母20分間説教され続ける
というシーンがあった。

いや、知らないし、持って行ってなくても
最近ペーパータオルあるでしょ。

という私に対して、

ハンカチを洗濯、アイロンかける時に分かるでしょ。そもそもきちんと用意してあげて、持って行っているか確認してあげるべきだ。

とのことで。

私だけ洗濯しているわけじゃないし、
うちの自分でアイロンもかけるし、
夫の手荷物の用意ってなんだ?
宇宙語で話されているレベルに
全然理解が出来なかった。


どうやら母や叔母達の中では、
夫や家族の身の回りの管理」も立派な妻の家事
だからなわけで、

もっと言うと我々夫婦のように、
一人と一人の独立した人生が横に並んでいる」状況は衝撃的で寂しく感じるようだ。


私は母に、
『あなたが夫のため、家族のために心を込めて
時には自分を犠牲にして尽くしているのを見て、私の今の理想の夫婦や家事の形が生まれたのだよ。』

とは、
感謝の気持ちが邪魔をし口が裂けても言えないので、説教が終わるのをじっと待つしかなかった。

ちなみに、祖父はその会話をよそに、
(何も聞こえていない)
満足げに食事を黙々と続けていたので、

残念ながら祖父の時代のハンカチ問題がどうだったか分からなかった。

でも、チャーミングじい
噂によると相当亭主関白だったらしい。
どうだったかは聞かずとも想像は出来た。

浴室乾燥機論争

共働きだからとか以前に、
そもそも私は極めて怠惰
ソファーから一歩も動きたくない系女子。

常にどうすれば極限まで家事をなくせるかを考えている。

そこで最近気づいたのは
洗濯機からベランダまで歩くの面倒くさい
ということ。

非常に残念ながら我が家はまだドラム式ではない


そして、それだけでなく諸事情により、
夕方は仕事のゴールデンタイムゆえ、
99.3%の確率洗濯物を取り込むのを忘れる
24時過ぎに冷え冷え衣類取り込み系女子
になりがちなので、

ついに最近、
『晴れてようが曇ってようが洗濯物を外に干すのはやめて100%浴室乾燥機』

という天才的ソリューションを編み出し、
とても快適に過ごしていた。

それをまた何かの流れで話したら、
母と叔母から怒涛の説教アゲイン

太陽に当てた方が雑菌が消えるとか、
浴室が臭くなるとか、そうなのかもしれないが、

nice to haveの家事って
どこまで頑張る必要あるんだろうか。

仕事で言うところの、
残業してプレゼン資料の体裁をどこまで整えますか?」
というのと同じで、
内容が詰まっていれば(乾燥出来ていれば)
良いのではないかと、

結婚当初は母のような主婦像を目指して挫折したわたくしとしては言いたかったが、
nice to haveの基準人によって違うよねと、
またここも1つやり過ごした。

一方、そんな談義も
おそらく聞こえていない祖父。

トイレから戻らないと思ったら、
知らないうちに勝手に浴室を開けており、
風呂から熱い風がでとるけどええのか
と問い合わせてきた。

孫のお風呂壊れたと思ったらしい。
ありがとう。優しい。でもなんで開けたの。

極限までオートメーションした先の話

そんなこんなで、
叔母ボコボコにされたわたくし。

現代の家事の形。
オートメーションを見せつけてやろうと、

自慢のオートクックちゃんカーテン自動開閉モーニン氏を披露させていただいた(参考↓)

カーテン自分で閉めた方が早い、と
カウンターパンチを食いつつも、

もはや何と戦っているのか自分でもよくわからなかったが、夫との作り置き術など↓


プレゼンさせていただき、初めてなかなかに母や叔母も感心してくれたことを嬉しく思った。


一方、祖父。
今回は目で確認出来たので理解したらしく、
「昔は生きるために家事をして一日が終わって
それこそが生活だったのに、
これからはロボットがお茶まで出したりしたら、

お前たちは毎日なにをして過ごすのか?

ホッホッホと笑われてしまった。

うーん、仕事?

と答えてから、
質問が深すぎていろんなことが脳内を巡る、

昔、特に女性は家事に注力するしかなかった
ある意味シンプルな時代から、
ラッキーなことに家事以外の余剰時間をもらった私たち。

どう使うのか。

それゆえ複雑にしすぎて自分達の首を絞めてるのではないか。

などなど。

95歳の祖父
とんでもない宿題をもらった気がした。

恐るべしチャーミングじい。

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