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ハーブの魅力満載! 超おすすめハーブ入門書

「ハーブの力であなたを元気に」ハーバリスト 高橋克弥(かつみ)です。
今日は、初心者の方にもオススメのハーブ入門書をいくつかご紹介したいと思います。

うんととっつきやすく、初心者の方にオススメ♡

『メディカルハーブ検定テキスト 公式テキスト』池田書店、日本メディカルハーブ協会検定委員会 監修 

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JAMHAメディカルハーブ検定の公式テキスト(左)。オールカラーで読みやすい。私のハーバルライフも、この本からスタートしたのです。
タイトル通り、ハーブの「メディカル」な使い方に着目した一冊。
主要ハーブ15種類の紹介、チンキや軟膏の作り方、ハーバルバスやフェイシャルスチームのやり方など、主にハーブの薬理作用(お薬のような力)に着目した、基本のハーブ活用法が学べます。
そして、これを読むなら、お時間があればついでにメディカルハーブ検定に挑戦されるといいですよ。とっても簡単な試験なので、プレッシャー無しで楽しんで勉強できると思います。検定合格後JAMHAに入会すると、メディカルハーブコーディネーターという資格を取得することができます(JAMHA年会費8,000円要)。ハーブに魅了されちゃったら、さらに上位資格を目指すのもまた楽しい!

右は、同じくJAMHAの『ハーブ&ライフ検定テキスト 公式テキスト』
掲載されているハーブ・スパイスは和ハーブを含む56種で、事典としても活用できます。
メディカルな内容(薬理作用)ではなく、料理レシピや掃除、ハーブの栽培などなど、日々の暮らしの中での役立て方が紹介されています。
検定に合格しJAMHA年会費を納めると、ハーブ&ライフコーディネーターとして認定されます。
帯には、どちらも当時のイメージキャラクター蛯原友里さんが。美しいですね。

『基礎からよくわかるメディカルハーブLESSON』河出書房新社、佐々木薫 監修

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アロマテラピーで有名な佐々木薫さん著。
上記の『メディカルハーブ検定テキスト』とほとんど内容は同じです。それぞれのハーブの歴史がもう少し詳しいのと、掲載ハーブが多いので、検定に興味のない方はこちらの方が良いかも。
オールカラーで手順も写真で解説しているので、初心者の方にも分かりやすい内容です。

あ、そうそう、これオススメです。本ではありませんが『メディカルハーブ検定 公式テキスト対応ハーブセット』

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メディカルハーブ検定対象ハーブ15種類のセット。ティーの茶葉としてはちょっと残念な品質ですが(真空パックにもなってないし、劣化しちゃうんでしょうね)、まぁだいたいの味と香りは分かるし、お試しには十分かと。テキストを読みながらティーを飲むと覚えやすいです。「ハイビスカス、酸っぱ!! ああ、この酸味はクエン酸なのねー。この酸っぱさが疲労回復に効くのねー!!」てな感じです。(マニアックな楽しみ方だ…) 日常生活でよく使われるおなじみのハーブたちがズラリ♡

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薬効の神秘! メディカルハーブの世界を覗いてみたい!

『メディカルハーブの事典 主要100種の基本データ』東京堂出版、林真一郎 編

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本格的にメディカルハーブの勉強をしたい方には、こちら(左)。
JAMHA上位資格の公式テキストだけあって、内容は入門書レベルではありませんが、メディカルハーブに興味のある方には事典として十分に楽しめる内容です。
こちらの本は、全ページ白黒でちょっとお堅い感じ。メジャーなものはもちろん、聞いたことないようなハーブもいっぱい載ってます。ハーブの含有成分とか、その成分の化学構造式とかが載っていて、私のような変人マニアがウハウハする内容です(笑) 
メディカルハーブを学ぶ方必携の書。怖いもの見たさでオタク世界を覗いてみたい方は、是非どうぞ。
ちなみに右のは、JAMHAシニアハーバルセラピストのテキストです。

体調や好みに合わせてティーブレンドに挑戦したい!

ティーのブレンドに挑戦したい方へ。このあたりが初心者ブレンダー向けです。

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『エンハーブ式ハーブティーPerfect Book』河出書房新社、エンハーブ 監修
ハーブ専門店enherb(エンハーブ)さんから出ているレシピ本。
前半は各ハーブのプロフィール、後半は具体的なティーブレンドレシピ集。
甘味、酸味、渋味、苦味、旨味が5角形の円グラフで表わされており、知らないハーブでも味や香りの予想がつきやすくブレンドのヒントになります。
ひたすらティーブレンドに重きを置いた一冊。掲載のハーブはどれもエンハーブで取り扱っているものばかりで、すぐにでもトライできますね。 

『心と体の不調に効くハーブティーブレンドBOOK』講談社、おおそねみちる
ハーブの基礎知識と、ティーブレンドのレシピ68種。不眠、生理痛、頭痛、ダイエットなどなど、お悩み別にまとめられていて、レシピ検索がしやすいです。
味よりも薬効重視な感じですが、その分効きそう。薬剤師さんだけあって、しっかりとした内容。そしてやはり巻末には62種のハーブ・プロフィールが。

ハーブやスパイスを、もっと身近な日常生活に役立てたい!

メディカルハーブというジャンルにこだわらなければ、ハーブの魅力がわかる書籍として、こんなものも。

『きれいになるハーブ おしゃれに暮らす幸せレシピ』小学館、蛯原友里

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モデルのエビちゃんこと蛯原友里さんの著書。エビちゃんもハーバルセラピスト資格を取得されていますので、メディカルな解説もしっかり載っています。
「できるだけたくさんの女性に手に取ってもらいたくて、ビジュアルにもこだわった」というだけあって、とにかくシャービックで可愛くて、なんとも乙女心をくすぐられる世界観。
ティーのブレンドをはじめ、お料理、スイーツ、テーブルコーディネートなどなど、ホームパーティー好きなエビちゃんらしく、おもてなしやプレゼントに使えるアイデアが満載です。
巻末にはハーブデータも載っていて、結構実用的。エビちゃんがとにかく可愛い~♡

『香りの扉、草の椅子 ハーブショップの四季と暮らし』天然生活ブックス、萩尾エリ子

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長野で素敵なハーバルライフを送っていらっしゃる萩尾さん。憧れのハーバリスト。蓼科ハーバルノートというハーブショップを経営されています。いつか訪れたいお店のひとつ! 
この本は…なんと説明すればよいのでしょうか。自然の中でこんな生活ができたら、と思いますが、なかなかこの生活を真似るのは難しい。参考になるというより、癒しになるというか。穏やかに語りかけてくるような。詩集のような感じもします。紡がれる言葉も写真も美しい。素晴らしいライフスタイル。ハーブを全くご存知ない方に、ハーブの魅力を伝えるとしたら、迷わず選択する一冊。

『世界のハーブ手帖』 日販アイ・ピー・エス株式会社、乙原優子・谷伸子

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コンビニで見つけて思わず手に取ってしまった一冊。コンパクトサイズなのに、ハーブやスパイスがなんと71種、プロフィールから使い方、栽培方法まで、美しい写真とともに紹介されています。様々なハーブが世界中の暮らしに溶け込んでいる様子がよく分かります。意外と高クオリティー(すみません)。これで680円はかなりお買い得。初心者だけでなく、上級者にもオススメ。

『あしたも、こはるびより。』 主婦と生活社、つばた英子・つばたしゅういち

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特にハーブに特化した本ではないけれど、毎日を丁寧に生きている老夫婦の四季折々の生活ぶりが素敵(ご主人はすでに他界されています)。名古屋近郊のニュータウンにひっそりと建つ丸太小屋に住んでおられ、200坪のキッチンガーデンと30坪の雑木林では、たくさんの野菜とハーブを栽培し生活に役立てています。ふんわり・のんびりしたおふたりに心がほっこり♡

こんな雑誌も、見つけるとついつい買ってしまいます。ハーブの基本のキ、初心者向けのものが多いです。

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ハーブやティーの特集が組まれることが多くなりました。

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ハーブの本って、写真がキレイでおしゃれな雰囲気のものが多いので、眺めてるだけでも幸せ気分になっちゃう。
そして、著者の方々は、ハーブに限らず植物全般を愛し、四季に根ざした日常生活を心から大切に楽しまれている方が多いです。素敵ですね。
今日ご紹介したのは、私の大好きな本ばかり。ぜひお手にとってみてくださいね。


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