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朝起きたときの不安感をなくす方法

ケーキは横から見ると四角で上から見ると三角
カットする前は丸い
同じものでも見方によって捉え方は違う。
捉え方はいわば味付けだ。苦くも甘くもなる。
何が起きたかが重要ではなく
どう捉えるかが重要なのだ。

朝起きた時の不安感はどこからやってくるか

朝起きたときに理由はわからないけど、なんとなく漠然とした不安感がある。
あるいは今日一日しんどいなという不安感がある。
そんな経験をしたことが無いだろうか。
私もうつ病になってからこの朝の不安感が顕著に出るようになってきた。
またADHDを抱える人にとっては、ドーパミン不全により「よし!一日頑張るぞ!」と気持ちを切り替えるのが苦手なため、不安感を引きずってしまう傾向にある。
今回はその漠然とした不安感が起きる原因と解消法について書いていきたいと思う。

不安感が起きる原因をお話する前に、潜在意識と顕在意識についてお話したい。
潜在意識とは無意識に働いている意識のことで、生きるために必要な働きをしてくれている。例えば呼吸や心臓を動かすと行った動作は意識をすること無く起きていると思うが、これは潜在意識が心肺に生きるために必要な行動だぞと働きかけて動かしている。
一方、顕在意識とは自分で意識して働いている行動で、仕事や勉強などよしやるぞ!と意識がけて動かしている働きのことを言う。
この、潜在意識と顕在意識、割合としては潜在意識が9割を占めていて、顕在意識は1割未満と言われている。
昼間など働いている時は顕在意識がメインで働いており、睡眠時や夜のリラックスタイムなどは潜在意識が働いている。

朝起きた時の漠然とした不安感はこの潜在意識が脳にもたらしているもので、朝起きた時というのは、潜在意識から顕在意識に移り変わる時間であるため、脳に潜在意識が不安になれ〜と働きかけて感じているものである。
では、なぜ潜在意識は脳に不安を感じるように働きかけるのか。
先程も書いたように、潜在意識は生きるために必要な行動を促す働きがあり、なるべく生きることを阻害するようなリスクを嫌う。
リスクを嫌うあまり、現状を維持しようとする。これをホメオスタシスと言う。
ホメオスタシスは現状維持しようとするので、朝起きた時に今日活動することを止めようと不安感を脳に感じるように働きかけるのだ。

これが、朝なんとなく感じる不安感の正体である。

解消法その1

漠然とした不安感を無くすには、潜在意識から顕在意識に移り変わる必要がある。
そのためには、意識的に行動を起こすことが重要だ。
朝起きて一番にする行動としてお勧めなのは、コップ一杯の水を飲むこと。
以前、朝起きれない時の対処法としても書いたが、コップ一杯の水はここでも役に立つ。

朝、一杯の水を飲む時に一つ願掛けをするとその効果は向上する。
その効果とは、コップ一杯の水に対して「今日もありがとう。一日よろしくお願いします」と感謝を込めて飲むと、潜在意識から顕在意識に移りやすい。
この願掛けは、コップの水を飲むぞと頭に意識書けることが出来るので、ただ飲むのではなく、意識してありがたい水を飲むというおまじないみたいなものだ。

効果があるので是非試してもらいたい。

解消法その2

解消法の2つ目は、不安感に対する捉え方を変えてみることだ。
不安を感じないようにするためには潜在意識そのものを変えていく必要があり、これはなかなか容易なことではない。
では、不安を感じるのは仕方ないことだと思って、その不安に対する捉え方を変えてみることで、不安が安心へと変わっていく。

不安が起きている原因は前述のとおり潜在意識が生きることを優先するために起きている現象だ。
だから、不安を感じたら「あっ、今日も自分の生命維持装置は正常に動いているな。ありがとう」と思うことで、不安が起きているのは良いことだと意識付けることができる。
そうすることで、不安は安心へと移り変わっていくはずだ。

こちらも効果的なので試してもらいたい。

まとめ

朝起きたときに感じる漠然とした不安感は潜在意識によるものだと説明しました。
それは生きる上で必要な働きなので、不安に対して嫌な思いをするのではなく、生命維持装置が正常に働いていると意識づけて、コップ一杯の水を意識的に飲むことで、潜在意識から顕在意識へと脳を占める程度が変わっていくことで不安感は和らいでいく。
この朝のうちから顕在意識にシフトすることによって、一日活動的になれるという効果もある。
朝不安を感じる人は是非やってみてもらいたい。

といったところで、今回はここまで。
ありがとうございました。

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