あなたは優しい人ですか
尋ねられたらシリーズ2
優しい人とはどんな人かを、まずは考える。
親切で、さり気ない気遣いができて、その場の空気や、カリカリした人の心を穏やかにする人。
そんな仙人みたいな人いるのかな。というか、その私の定義したような優しい人自身の心の方は大丈夫なんだろうか。。。人を忖度をしすぎて疲弊しそう。
ちょっと脇道にそれた。
この定義からすると、私は優しい人ではない。
親切な人かもしれないけど、情けは人の為ならずなところがあるし、さり気ない気遣いはできるようになりたいけど、どうなんかな。。。私が実践しようとしている気遣いは、本当に誰かの気遣いになって、助けになっているのだろうか。不明だ。
その場の空気や、カリカリした人の心を穏やかに系は、目指してなれるものじゃなさそう。ただ、殺気立った雰囲気で叱られた時、私はあえて間延びした返事をするようにしている。
カリカリ、キリキリした人に、キビキビ返事をするのは、波に乗るだけなので、ある意味簡単だけど、私はそうしたくないので、わざと「はーい」とか言っている。
優しい人には、なれたらいいなと思う。
でも、「私は親切で優しい人です」。
と、自分から言う人を、私は大概胡散臭い人だなと思う。自分を過大評価しているか、慢心に陥っているか。図々しい感じもする。
それに、アホだなとも思う。
優しい人は、周りに軽んじられやすくて、いじりの対象になりやすい。どこまで無理難題を言っても大丈夫か実験の対象にもなりがち。墓穴を自分で掘っている。
もちろん、その人の優しさを大事にしてもらえる環境もあるだろうし、いじる人ばかりではない。
自分の美点やいいところが、自分を損な立場にする、皮肉な話だ。
アホだと思うのは、その親切や優しさが人に通じなかった場合、残念な結果になるから。「なんだ結局、自称かよ」という冷めた空気が漂う。それでいい人はいいのだけど、自称に過ぎない優しい人ってなんなんだろう。
だから、優しい人は(ある意味)計算高く生きる必要があるし、そうすることで、本来の生粋の純粋な「優しい人」にはなりえないのかもしれない。
優しい人には、良くも悪くも裏がある。というのが私の持論で、結論。
あなたは優しい人ですか。
大丈夫。優しくても優しくなくても、自分らしく生きることが大事。結局は人からの評価だから。
そうありたいと、心の中で静かに願い、志す。それだけでいいと思う。
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