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さようならと私の決意

さて、先日の「鬼まんじゅう」の記事の答え合わせ。やっと書く決意が固まった。

入社してからずっとお世話になっていた所長が異動されることになった。

それも、かなり遠い営業所。高速通勤で、毎日片道50km。

2年3ヶ月かけてやっと、職場に慣れ、所長に慣れ、仕事に慣れ、有給を自分で所長にお願いできるようになり、、、そこでまたいちからやり直し。

新しい見知らぬ人が所長になる。

絶望した。私は大ショックだ。大ピンチだ。

あまりのショックに、心ここにあらずで歩いていて転び、膝に酷い打撲傷を作った。膝立ちが1週間以上できないほどの、痛いやつ。まんだ、痛い。まんだまんだ痛いのよ。

その上、心ここにあらずは、正常な判断力も奪うらしく、うっかり母に電話をした。

盛大に嘆き、盛大に大変だね! と言ってくれると、妙に信じて、何かを期待して電話をしたら、母は、私の悲しみなんかどうでもいいらしい。

少し前に、「年末年始の帰省はしない」と私がメールした件で頭がいっぱいで、「そんなことより……」と話し始める。

なんだかもっと悲しくなった。

次の日には、「あなたは昔から不器用で、正当に評価されるまでに時間がかかります」とかなんとか、の長文メールが届いた。

これ、慰めてるの?

私の今の不安や心配は、誰かからの評価じゃない。今の所長が異動してしまうこと。それが寂しく、悲しく、今やっと慣れてきた環境が変わってしまうことなのに。

新しい所長からの評価なんて、今はどうでもいい。

母とのすれ違いにもうんざりで、母の「昔からあなたは……」という呪いのような励ましが、なんのマウントなんだと思う。

既読はつけたけど、母のメールに返事ができないでいる。

そんな落ち込みのなかで、とうふさんというnoterさんの記事(ポッドキャスト)に出会った。その記事をここに貼り付けようとしたのだけど、上手くいかなくて、断念した。ごめんなさい。

「自分が辛い時、ネガティブになっている時、失敗したなと思う時、自分には伸びしろしかない! と思って、自分を応援する」のだそうだ。

失敗や間違い、上手くいかないことは、「新しい努力ができる部分が見つかった」と思う、らしい。

これを聞いて、そうだな、そうじゃなきゃ、今まで頑張ってきた私、異動していく所長も浮かばれないと思った。

私には「伸びしろ」という言葉は違うようだから、「チャンス」という言葉に変えてみた。

「私にはチャンスしかない!」と。

新しい所長に、私という人をわかってもらうチャンス。

新しい環境に馴染む、チャレンジするチャンス。

ありがたいことに、今は支援員さんがいて、私が説明を完璧にできなくても、その失敗を恐れすぎなくても大丈夫。

きっと何とかなる。

支援員さんとのかかわりには期限がある。いつかは絶対、自分で新しい人との初対面をなんとかしなきゃならない日がくる。

だから、自立していくために、とてもいいチャンス。

所長という慣れた人でなくても、上手く立ち回る。自分を殺さず生かして、仕事をしていくというチャンス。

チャンスしかないよ!

唱えていると、段々そう思えてくる。

不思議。

胸を張って、「私、所長がいなくても大丈夫です!」なんて、やっぱりどう考えても言えないけど、でもこの2年は無駄じゃない。

ちゃんと生きる力になっているし、自信にも繋がっている。

所長、今までありがとうございました。

また新しく、私は頑張ります!

チャンスしかない毎日を、生きてみます。

これが、私の決意。

神様は、楽な人生はくれないけど、そのためのチャンスはくれる。

【今日の英作文】
「悲しみは悲しみ。感謝は感謝。それはそれ、これはこれ。」
"My sadness is still sadness. My appreciation won't be changed. That's one thing, this is another.''

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