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かゆかゆとできること

空気が乾燥してきている。

空気が乾燥してくると、とたんに肌がかさついて痒くなる。

かいてはいかん、かいてはだめだぞ。と思いながら、かいている。。。背中がかさぶただらけ。

この痒みが、有機栽培の野菜を食べると治るとか、何とかというサプリを飲むと治るとか、いろいろ、いろいろ情報がある。

なんでこんなにいろいろ情報があるのかといえば、悩む人がそれだけ多いということなんだろう。

正解なんて何もないさ!

と思いながら、この痒みが吹っ飛べば、どれだけ楽だろうと思ったりもする。

でも有機栽培の野菜やら、サプリやらを試そうと思ったこともないのは、そんなに効果絶大なら、もっとみんながこぞって買い求めていて、治療の「常識」になっているだろうと思う、変に現実的な自分がいるから。

確かに有機栽培の野菜は、巡り巡って体に良いものかもしれない。そして体に良くないもの(化学肥料とか)を使って育てた野菜、科学調味料を使った料理は、体に悪影響を及ぼさないかと言ったら、きっとなんかの不都合はあるだろうと思う。

塵も積もれば山となるで、よくないものの相乗効果で、かゆかゆが増しているのかも、しれない。

悲しいかな。それでも、私はその化学肥料が使われたであろう野菜を買い、化学調味料も使って料理したものを日々食べている。食べるしかない。

かゆかゆの辛さを分かってはいても、有機栽培の野菜が良くても、できることと、できないことがある。

有機栽培の高い野菜や調味料を買う、お金があるとかないとか。

自分のできる範囲は限られている。仙人のような暮らしというか、自給自足の生活ができない以上、完璧に健康に良い生活なんて、目指すことすら難しいことだらけだ。

いろいろな不都合や、いろいろできないことだらけでも、かゆかゆと付き合うには、保湿する、かゆみを抑える薬(西洋科学によるもの)を塗るとか、なるべく刺激物を食べないとか。。。

たぶん、かゆかゆに限らず何事もそうだ。

自分にできることを、できる範囲で行えることしか何事も続かない。例えば、お金であったり、気持ちの余裕であったり、生活様式の余裕であったり。

その中で、余裕があれば、少し踏み込んでみるのもいいかもしれない。できることを増やすという意味で。

なんでもできたらいいけど、なんでもはできない。

「神様はあれこれできるって言うけど、あれとこれしかできないのよ」というセリフを昔何かの本で読んだ。

きっと人間だって、そういうものなんだろうな。

かゆかゆとの付き合いは、本当に悩ましいけど、気長にやるしかない。できることから、できるようにやるしかない。あれこれやろうとして、ひとつもできないより、ひとつできた方がきっといい。

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