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イスラエルとパレスチナ

毎日この関連のニュースで溢れている。

こじれにこじれた結果。

どっちが先とか、後とかない泥沼戦争。

始まりの時は遡ること、十字軍の遠征と言われている。遥か遠い昔。

毎日報道されるように、病院の地下にハマスが本格的な司令部なんて作るかな。本当に? と思っていたら、どうやらイスラエルが「思っていた」ような司令部ではなかった模様で、イスラエルによる戦闘の区域は、広がっているらしい。

直接的には認めないけど、シファ病院の地下にはハマスの完璧な司令部はなかった。のじゃないかと思う。

どこかの誰かが、「大量破壊兵器がある、隠されている」と戦争をしたのと同じ気持ちの悪さを感じる。本当に、その確信はどこからきたの?

たとえ、本当に病院の地下に司令部があったとして、そこに銃を持った軍隊が押し入って、治療を受けたり、避難をしてきた人たちの生命や安全や設備をめちゃくちゃにしていい理由にはならない。

民間人を殺しているのは、ハマスだ。

とイスラエルは言っているようだけど、実際に銃や空爆で人を殺しているのは、他でもないイスラエル。

大量虐殺をしているのは、イスラエル。

人質をとった卑怯なハマスには、正義の鉄槌を。

狭いガザという地区で、あっちもこっちも空爆され、逃げ場を失い、死ぬのを待つしかない状態に追い込まれているのは、罪もない人たち。パレスチナの人たち。生まれたばかりの赤ちゃんのお腹に、「名前も両親も不明」と紙が貼ってあるって、どういう状況?

イスラエルのユダヤの人たちの負う暗い歴史を思えば、そういう人たちだからこそ、もう罪を重ねてほしくないと思う。

自分たちにされたこと、苦しんだことを、今度は別な誰かに同じことをするのか。

ゲットーに閉じ込められて、大量虐殺されたこと。

それと、ほぼ同じことをしている、ように私は思ってしまう。

ハマスを殲滅すると言うけど、こんなやり方では、ガザ地区に現存するハマスは殲滅できても、別のどこかで別のハマス(別の名前かもしれない)が台頭するのは目に見えている。

殺された憎しみや恨みが、ハマスを生んだのなら、なおさら。

それをモグラ叩きのように、殲滅し続けるのだろうか?

そのモグラ叩きと、パレスチナの人たちを殺し尽くすのと、どちらが先なんだろう。恐ろしすぎて、どう考えていいか分からない。

統治力、軍事力、経済力、世界的な味方の多さ。イスラエルはパレスチナに持ちえないもの、ないものをたくさん持っている。

人が人を殺すのは、やっぱりその国の法がどうであれ、間違っていると私は思う。

人間同士が殺し合いをする戦争など特に。

憎しみは他人を殺す動機になる。そして、どんな正義を標榜しても、殺した人は殺された側からの憎しみを負う。癒されない悲しみを、恨みを残す。

どうしてこうなんだろう。

歩み寄りをすれば、過去の恨みを忘れたのか、弱腰だと、仲間から暗殺されるのが当地の歴史。

でも、そこに住む人たちは、折り合いをつけて生きていかなきゃならない。

白黒つけられないと、安心できないなんて、私みたいじゃないか。

苦しいだけだよ。

テレビを見るのが憂鬱で、ニュースを見るのが苦しい。

ガザに、パレスチナに、イスラエルに、早く安寧と平和が訪れますように。

【今日の英作文】
心の雨の向こうに、幸せが待っています。
Happiness is waiting for you beyond the rain in your mind.

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