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【国際恋愛】アメリカ人と告白なしで付き合い始めるまで(初デート編)

前回の記事では「わたしが初めてアメリカで気になる男性に出会い、初デートの約束をするまでの流れ」について書きました。

アメリカ人との初デートというと、「ボディータッチはどこまで?」など疑問に思うことがたくさんですよね。今回はわたしの初デートについて振り返りながら書いていきます。

実はこの彼というのが現在の旦那のことでして、思い出せない部分は彼に聞いたりして、忘れかけていた初々しい時期を思い出しながら書いたのでなかなか楽しかったです。笑


驚きの連続ではじまったお迎え

当時はわたしがまだアメリカでの運転に慣れておらず、彼がわたしの家まで迎えに来てくれました。

家の前についたよと連絡があって外を覗くと、そこにはわたしが今まで乗ったこともないような巨大な車?もはやトラックが停まっていました。

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↑ドーーーン!こんな車。。。

日本からやってきたばかりの私が見慣れていたのは大きくてもSUVミニバン。それらを遥かに上回る大きさの車です。

友達が持っていた軽自動車やセダンに乗り慣れていた私はまず彼の車の大きさに驚きました。笑

◇◇◇

※後になって学んだのですが、道路の狭い日本とはちがってアメリカでは「車は大きくてなんぼ」だそうです。

事故に遭ったときや、もしもの時に大きい車のほうが自分の身が安全だと考える人が多かったり、キャンプやロードトリップをする際にも、牽引力が強くてたくさんスペースのある車のほうが便利だからだそうです。

◇◇◇

そして私が家から出ると、すぐに彼も車から降りてきてくれて挨拶のハグ

ハグに全く慣れていなかった私は驚きましたが、ドキドキを必死に隠しながら平然を装ってハグをしました。

「How are you?」

「Good! Thanks for picking me up!」

なんて適当な挨拶を済ませると、彼が車の助手席のドアを開けてくれました。

やっぱり外国人はジェントルマンだな〜」なんて浮かれたことを思いながら、車に乗り込もうとすると、なんと大きな車には乗るだけでも一苦労

車内に足を踏み入れる前に外側に付いている踏み台に足を掛けてから乗り込むという二段作業でした。明らかに戸惑っているわたしを見て彼に「大丈夫?」と彼に心配されてしまう始末。

タイトめなスカートやロングスカートを履いてたら、裾をまくり上げて乗らないといけないやつです。。。

いざ目的地へ向かう!車内での会話は…?

無事に車に乗り込むと、彼は目的地までGPSも使わずに走りはじめました。

私が日本で道を覚えるときは、「この美容室を右折してこのスーパーで左折」など、いつも建物やお店を目印にしていました。

しかしこの地域は特に大都会でもないので、市街地を離れると目立った建物などほとんど何もなくて、そのなかでGPSもなしに運転する彼をみて、

何も目立った建物がないのに、道を覚えれてすごい。私には全部同じにみえるんだけど。」と思わず言いました。

すると「そのために標識や看板があるんだよ!ここでずっと運転してたらそのうち慣れてくるよ」と笑われました。

このときの私の都会から来ました風な発言は今でも彼のツボらしく、むかしの思い出ばなしをするたびに

「もち(私の名前)がこっちに来たばかりのころ、ここには何もないって言ってきたよね。」なんて言われます。笑

その他にも彼がどんな仕事をしているのか聞いたり、普段の休みの日の過ごし方など、なんとなく彼が話しやすそうな話題をみつけてたくさん質問し、聞き役に回ったのを覚えています。

ついに目的地へ到着!

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彼が連れて来てくれたのは、季節限定のイベント会場でした。

入場には1人20ドルほどのチケットが必要で、彼が2人分合わせて買ってきてくれました。

このような場面では相手が日本人でもアメリカ人でも同じように、

Are you sure?」(本当にいいの?)などと一度聞いておいて、

「Thank you!」と気持ちのいいお礼をいうのがベターだと思います。

ちなみに私の経験上では、これを言ったからといって「え、じゃあ割り勘にしとく?」という展開になったことは一度もありません。笑

ただ、払ってもらって当たり前な女だとは思われたくないですよね。。。

チケットも手に入れ、いざ会場内に入るとクリスマスに向けたショーや生演奏など、雰囲気がとっても良くて、というかもはや雰囲気が良すぎて内心すこし焦りました。

彼から「写真でも撮ろうか?」と言われて、思わず断ってしまいました。

まわりはカップルや家族だらけ(に、私には見えた!笑)な中で、私たちはまだ一回目のデート

彼は本当にいい人だけど、こんなロマンチックな場所で、しかも会って2回目の人との写真を残すのはちょっと私のポリシーに反したのです。笑

夕食を食べながら少しずつ打ち解ける

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イベント会場を出て、近くにあるレストラン街のなかに彼が友達とよく行くというお店があったので、そこへ行くことに。

週末の夜でしたが運良く2人用の席が空いていたので、待ち時間なしで入ることができました。

わたしが早速頼んだのはクラフトビール

ここでお酒を交えながら私がいかにアメリカのクラフトビールが好きかということを彼に話したら、彼は興味深々で聞いてくれました。

お店のテレビで流れていたスポーツチャンネルを見ながら、昔やっていたスポーツについて話したり、野球を観に行くのが好きだとかアメフトの試合を観に行ってみたいだとか、自分のことについて色々と話しました。

盛り上がって、まさかの二軒目へ突入

ご飯を食べながらすっかり話に花が咲いた私たちは、どちらからともなく「せっかくだからもう一軒、バーにでも行く?」ということに。

二軒目のバーはアメリカによくある典型的なスポーツバー。店内はとても賑わっていました。

そこでも更にビールを2〜3杯飲んで、気分が良くなってきたところでそろそろ家に帰ることに。

正直2軒目のバーでは何を話したのか全く覚えていませんが、きっとこの時点では既にほろ酔っていたので、完全に素が出ていたと思います。。

車を降りる前に…?

帰りの車内でも他愛のない話をしているうちに、あっという間にわたしの家に着きました。

Thank you for coming today.」

「Oh, thank YOU for asking me to go out. I had so much fun tonight!」などと締めっぽい会話を一通り終えると

彼がわたしに「I like you.」と言ってきました。

わたしもとても楽しんだし、彼の印象もすごく良かったので「I like you too!」と答えると、じゃあ次はいつ会える?とまたその場でデートのお誘い。

来週の土曜日なら空いているというと彼は「じゃあ来週の土曜の午後5時にまた迎えに行くよ。」とのこと。

こうして私たちのセカンドデートの約束はあっさりと決まったのでした。

次回デートの約束をすると、彼は車から降りて助手席側のドアを開けてくれました。

彼の車を降り、またねとハグをして私はそそくさと家に帰りました。

※正直、現地のアメリカ人がどの時点でハグ以上のことをするのかが全くわからなかったのでそのような雰囲気になる前にそそくさと家に入りました。笑

おわりに

こうしてドキドキの初デートは無事に?終わり、なんとその日にセカンドデートの約束も決まってしまいました。

トントン拍子に進みすぎている気がする…と当時は不安になっていたのを覚えていますが、最初にも書いたようにこの彼は現在の旦那です。

アメリカ人はこの人だ!と思ったらノンストップで動くひとが多いような気がします。変な駆け引きがなくて気持ちいいですね。

次回の記事ではセカンドデートについて書きたいと思います!

それでは最後までお読みいただきありがとうございました♡

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