【GAFAM/FANG最新情報】2021年8月vol.4

■Google/Amazon/Facebook/Apple/Microsoft/Netflixに関する最新情報を定期的にピックアップしていきます★個人的な考察もできたらと

■米IT企業が4-6月の決算を発表のため、各社考察

・売上高は62％増の6.8兆。前年との比較であり、前年同時期は新型コロナウイルス感染拡大の影響で広告事業が大幅に減少
・電子商取引、オンラインサービス、動画ストリーミングを加速させたコロナ禍を経て、グーグルサービスの強みが好影響
・好調ではあるものの、研究開発や設備投資は成長以上には進んでいないため、中長期的な成長に陰りは出てくる想定。今後の四半期の動きに注目

・デジタル広告が好調で、大幅な増収増益で売上高は58％増の3.2兆
・広告主はここ1年にネット上での消費者への訴求に注力しており、FBにとっては好影響
・日本国内ではFacebook利用者は2017年～2020年で減少傾向しており(※株式会社外アックス調べ)、若者利用が減っている体感もあります。ただし、世界的には2017年(以前)から2020年まで右肩上がりで月間アクティブユーザーは増加しており(※statista調べ)、Googleの検索ワードでも常に世界的には「Facebook」はランクイン。そのため、広告費用増加も納得

・Amazonの純売上高は、前年同期から27％増加し12.4兆
・力強い業績となったが、売上高見通しの上限が予想に届かず。満たなかったのは2年ぶりとなり、この決算を受けアマゾン株は7％超下落
・AWSはマイクロソフトと並んでクラウドサービスの2強と思われたが、複数の業者を検討・競合同士を競い合わせたりすることでコスト抑制を図る企業や政府機関が増えており、将来的には懸念あり

・売上高は4～6月期としては過去最高となる8.9兆、前年同期比36%
・外出制限でノート型パソコンやタブレット端末への需要が予想を上回ったことと、新型iphoneが好影響
・エピック社の訴訟問題は6-8月は進展がない。米連邦地裁の判事は、アップルがiPhone上でサードパーティーのアプリストアを不当に禁じ、最大30％の手数料が課される同社のアプリ内決済システムを使用するようアプリ開発者に要求しているとのエピックの主張について、今後数カ月以内に判断を下す予定とのこと

ここ数日の他topicsとしては
★TikTok tests Snapchat style vanishing video stories feature
★Apple to scan iPhones for child sex abuse images
など新たなサービスの導入やテストが進んでいました！

また、8月以降も各社の動向があればアップデートしていきます。