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漢方の三つの要素 気血水 気とは③

昨日の続きです。

「気」不足になる理由

気が不足すると、疲れやすくなったり、冷え性になったり、風邪をひきやすくなったり、ほうれい線が深くなったり、いろいろな症状が現れます。
これは、すべて体からのサインです。
深刻な病気になる前に体からサインを出して教えてくれているのです。

では、なぜ気が不足するのでしょうか。

気は生命エネルギーなので、毎日ただ生きているだけでも消耗していきます。
お仕事や人間関係で気をつかうとさらに消耗してしまいます。
また、声を使うお仕事、先生やアナウンサーなどは、声も「気」なので、やはりさらに消耗します。


「気」を補う食べもの

消耗した気は、毎日食べもので補う必要があります。
昔は「氣」と書いていたことからもわかるように、気はおで補うことができます。
とくにお腹が丈夫な人には、玄米がおすすめです。

ダイエット目的でご飯を食べないと、気不足になってしまいますよー(> <)

その他、豆類、イモ類、きのこ類でも補えます。
玄米、さつまいも、栗、カボチャ、トウモロコシ、
やまいも、さといも、大豆、そら豆、しいたけ、まいたけ など

ホタテ、うなぎ、鶏肉、鮭、エビ などもオススメです。


「気」を補う生活

とにかくゆっくり休むこと。
そして、23時には寝る。しっかり寝ないと体が気を作り出すことができません。
また、以前の回でも書いたのですが、深呼吸をして気を体に取り込む。
ストレッチやウォーキングなど、呼吸が上がらない軽い運動をする。


自分で気不足のサインを感じたら、病気になる前に、気を補う食べもをとったり、生活に気をつけましょうね。

漢方の三つの要素 気血水 気とは②
漢方の三つの要素 気血水 気とは①




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