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【沖縄移住】5島くらし・おしごとの話

はいさい!(こんにちは!)
ご覧いただき、ありがとうございます。
東京下町出身・移住8年目の
しましま交流館スタッフです。

これまで島くらしにおいての
買いもの
住まい
生活費の目安
子育て(教育)
についてお届けしましたが
衣食住を整えるには、仕事・・・働き口が必要ですよね。
就職するのか、起業するのか、島々に仕事はあるのか・・・?

今回は、お仕事のハナシをお伝えしていきます。


各島に就職先はあるの??

なにを生業とするか

生まれも育ちも東京下町の私からしても
国際通りで有名な那覇市は都会です。

そのため、求人も多く目にします。
2023年12月13日のハローワーク求人数は
約3,500件ヒットしました。

対して、うるま市のハローワーク求人数は約950件。
そのうち、島しょ地域の企業でハローワークに
求人情報を出しているのは4社でした。

つまり、島しょ地域で働きたくても
働き口はごくごく限られているのが現実。

島しょ地域内で他にでる可能性がある
求人はサトウキビ収穫やモズク選別作業などの
「季節求人(季節雇用)」なので
同じ業務内容で長期的に安定収入を得たい
となると条件があわないかと思います。

就職先をどう探す?

島に働き口はない。
では、どうしているのか?

就職して働きたい場合
本島まで通うパターンが圧倒的に多いです。

朝の渋滞にも要注意

〇ハローワーク求人情報を探す
〇大手転職サイト・エーンジェントを利用してみる
〇沖縄企業の転職サイト・エージェントを利用してみる

など一般的に謳われている転職活動を行うほか
うるま市の就労支援事業
就活サポートであえ~る(※)」がありますので
そちらに就職相談してみるのも手です。
※2023年度で事業終了予定

※5島の交通事情についてはコチラ

仕事がないなら自分でつくる?!

起業を視野に入れる選択肢もありますね。
起業とひとくちに言っても業種業態も様々です。

ただ、島しょ地域というロケーションから古民家を
活用した商いをお考えになられる方が多いですが
第1回記事でも触れているとおり
古民家に限らず
空き家に見えて空き家ではなかったり
空き家であっても貸し家意向はなかったり・・・
という現状があるのでハードルは高いとお考えください。

たとえ売物件を購入したとしても自治会・地域との関わり方は重要

オンラインでできる仕事をお持ちであったり
古民家活用以外での起業をお考えの方。

島しょ地域の浜比嘉島に
コワーキングスペースやシェアオフィスを備える
HAMACHŪ(浜比嘉島交流拠点施設)」という
宿泊滞在型のワーケーション拠点施設があります。

こちらの活用も検討材料のひとつになり得るのではないでしょうか。

旧浜中学校の跡地利用「HAMACHŪ(浜比嘉島交流拠点施設)」

起業は考えているけれど
準備中・・・本腰入れるのはこれから・・・
といった方は、うるま市商工会が「創業セミナー(※)」を
(今のところ)毎年開催しています。
※うるま市特定創業支援等事業

また、うるま市の別事業で2023年度は
「うるま創業スクール」を実施しています。
が市の施策のため毎年継続されるかは未確定・・・
運営会社も年度ごとにかわるので2024年度の情報を待ちましょう。

ちなみに、お隣沖縄市コザには
起業家伴走型の起業相談、創業相談をしてくれる
Startup Lab Lagoon KOZA」なる
沖縄スタートアップ支援拠点もあるのでチェックしてみてください。

実は増えているのが・・・

県内イベントでも大活躍

都会のオフィス街を中心によく目にする
キッチンカー・フードトラック。
沖縄でも増えていて、島しょ地域でも数店出店されています。

実は私も副業でトライしていました。
軽バンでの営業でしたが、同じく軽バンで
営業されていた同業の方の話でも
搭載できる機材、仕込み量が限られるため
「スモールビジネスとしてはアリだけれど
1本で生業にするにはトラック規模でないと厳しい」
のが現実です。

ご参考までに。

移住に関する質問は「しましま交流館」へ

交流施設らしく交流イベント開催しました

いかがでしたでしょうか?
移住を検討される前、検討中に
リアルな島くらしをイメージいただけるよう
来年もテーマをわけて投稿していきます。
 
「〇〇〇の部分をもっと詳しく知りたい!」
といったご質問などなど、お気軽に
「しましま交流館」へご相談くださいね。
 
それではまた来年。
少し早いですが良いお年をお迎えください。
またやーさい!(またお会いしましょう!)