【沖縄移住】彩橋がつなぐ4島の子育て

沖縄本島側から平安座島を望む

はいさい!ぐすーよーちゅーうがなびら
(こんにちは、皆様、ご機嫌いかがでしょうか)

琉球オジイのしましま交流館スタッフです。

豊かな自然という表現では足りないくらいの
強烈な日差しの沖縄の青い海と空

そんな環境でのびのびと子育てしてみたい!
彩橋で本島とつながる島しょ地域(4島)の
学校・子育てについてお伝えします。

沖縄県はこどもの割合が日本一

出生率が37年連続日本一(令和5年 2月現在)
第2子・第3子の出産が多い都道府県ランキング日本一
総人口に占める15歳未満の割合も日本一です。
(16.5%、令和2年10月調査)

沖縄県は、様々な施策で子育て世帯を支援しています。
共働き世帯も多いので、保育園・幼稚園・学校への
期待も大きくなります。

今回 お伝えするのは、沖縄本島と海中道路・彩橋でつながる
島しょ地域4島(平安座島、宮城島、浜比嘉島、伊計島)での
子育ての特色のある取り組みです。

島しょ地地域の入口、平安座島に学校があります

自然の中で育てる(保育園・認定こども園)

最初は、子育てスタートの役割を担う、
ふくよか彩橋認定こども園からです。

ふくよか彩橋認定こども園では、
沖縄の日差し以上に強烈な経験を学ぶことができます。

令和5年9月現在 定員75名に対して、70名の在園です。
(内、島しょ地域 53名。本島側からの通園も可能です。)

園庭も広く、のびのびと運動できますし、隣接の農園では、
沖縄のしま野菜をこどもたちが栽培・収穫・食します。
特筆されるのは、絶景のロケーションを活かした園外活動です。

海中道路、中央が彩橋と浜比嘉島、左上が平安座島

浜比嘉島での凧揚げ、伊計島での潮だまりあそびなど、
4島の地域を活かした自然体験は、日常の園外活動の範疇です。

散歩?遠足?年長のこどもたちは、
約6㎞の距離を約1時間40分をかけて
心も体もたくましく育つようにと
彩橋を歩きで本島側へ渡るというイベントがあります。

さらに、33年続くマラソン大会もあります。
0歳児~5歳児が、それぞれの距離で全員が参加します。
しかも近くの道路に交通規制をかけ、沿道では
地域活動で親しくなったお年寄りや地域のみんなが
応援にかけつけます。

たくましく成長したこどもたちは、彩橋小中学校へとすすみます。

シヌグ毛のクワーディーサー(名木)が迎えます

みんなで彩る 彩橋小中学校

島しょ地域の伊計島(伊計小中学校)、宮城島(宮城小学校・桃原小学校・
宮城中学校)、浜比嘉島(浜比嘉小学校、浜中学校)、
平安座島(平安座中学校)の4島7校が、平安座島に統合され
平成24年にスタートした学校です。

小規模認定校の制度を利用し、
4島以外のうるま市内からの入学も可能です。

令和5年 4月現在 小学校99人
中学校53人、合計 152人の在校生です。

4島をつなぐスクールバス 1号車

登下校には、5台のスクールバスを運用することで、
安全な通学路が確保されています。
下校時には、宮城島のこども広場への送迎もあり、
共働きの世帯でも安心です。

4島の守り神 ポポちゃん

彩橋小中学校は、伝統校にありがちな「文武両道」といった
学校の特色をだしていくのではなく、
児童・生徒ひとりひとりの可能性をみつけ
個性が尊重され、際立つことで
学校をみんなで彩っていくことをめざしています。

彩橋みらい塾、フィールドワーク、キャリア教育、学力試験
部活のこと、地域行事との交流・・・等々
お伝えしたいことは、たくさんありますが、
今回は、「楽しく学ぶ」の一例についてご紹介します。

楽しく学ぶ・校長室が美術館

と その前に
ウサチ、チムシンジ、スーネー、イナムドゥチ、
クーブイリチー、ヌンクゥグワー、アガラサー、
これらのカタカナ言葉 何のことかわかりますか?

給食の献立表の抜粋です。
伝統的な琉球料理です。
食育を通して、おいしいと感じる感覚を
からだが覚えていきます。

また、うるま市の給食では、
宮城島のぬちまーす(命の塩)が使用されています。

さて、本題にもどると
彩橋小中学校では、1年生~3年生の児童が
校長室で画家となり、お絵かきを楽しみます。

校長先生は、児童を知るきっかけにもなります。
上級生になると
護岸アートの作画に参加することもあります。

彩橋小学校の護岸アートの作品

少人数校の利点を生かし
先生と生徒の距離も近くなります。

お伝えしたいこと

彩橋小中学校の正門・児童生徒の活躍を応援


彩橋小中のWelcomボード2023

こどもたちの好奇心を刺激し、
ワクワクすることを体感することで記憶に残ります。
楽しく学ぶことを応援することで
地域のみんなが幸せを感じることにつながります。

島しょ地域には、
地域全体でこどもたちを育てる、その風土があります。
みんなで彩っていく、
移住される方もその一員になることが求められます。

こども会で地域の行事に参加・伊計島ハーリー

移住相談はしましま交流館へご連絡を!

島しょ地域での子育て
イメージできたでしょうか?

ざっくりとした説明なので、
いろいろ気になる点があると思います。
移住をご検討の方は
お気軽に しましま交流館へご相談ください。

それでは 次回
また やーさい(またお会いしましょう)