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【日記】カラーネガフィルムの価格高騰が止まらない。(本当はデジカメに乗り換えたいけど…)

昨日、SONYα7ⅡのSDカード14枚のバックアップを行なっている時、ふと思い立って現在のKodak Portra400の値段がいくらだったか調べてみたんですけど、

10本のまとめ買いセットで大体1〜2万円くらいなんですね。もう1万円では買えない様子、2万円でお釣りがくる感じです。

あらら〜。

ここ10年くらいでカラー、白黒問わずフィルムの価格が高騰しましたね。

普段使いのカラー写真くらいデジタルカメラに乗り換えたいなーとはいつも思うんですけど、どうも剃りが合わないと言うか、物として存在が曖昧な感じがどうも苦手というか、まあHDDを壊した事があるから怖いってのが大きいんですけど。

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Canon Eos M3 + Nokton 50mm F1.1

高校生の頃、大好きだったRICOH GR  DIGITALⅢで撮影した写真をA4に伸ばしてプリントした時に、モニター上ではこんなに綺麗なのにプリントしたらこの程度か…と画質の低さに落胆したのもあります。

当時は撮像素子とか、画素数なんてものに疎くてプリントも上手く出来ていなかっただけかも知れないけれど、どうしても納得が出来ませんでした。

その後、フォトショップでちゃんと解像度を合わせてプリント出来るようになって、EPSON PX-5Vで、Canon Eos 5D MarkⅡ に現行ツァイスを付けて撮影したデータをそれなりに高価な印画紙にプリントした時も、お金かけてもこんなもんかと全然嬉しくありませんでした。

それもこれも、Pentax 6×7で撮影したカラーネガの写真を8×10にプリントした時の感動を超える経験ではなかったからでしょうか。

不思議と、135mmのフィルムだと8×10(六切)〜11×14(大四切)くらいのプリントで粒状性があってさほどシャープでなくても許せるというか、納得出来るんですよね。

言っても丁度10年前くらいの話なので、今のデジタルカメラの画質で、最新のプリンターを使用すればきっと満足のいくプリントが作れるでしょうね〜。

そんなにプリントの解像感や画質に拘るなら高画素のデジカメや、大判カメラを使用したらええやん?って自分でも思います。

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Canon Eos 5D markⅡ + Carl Zeiss PlanarT* 50mm F1.4

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Canon Eos 5D markⅡ + Carl Zeiss PlanarT* 50mm F1.4

モニターで見る分にはデジタルカメラの画質も結構好きなんですけど、不思議なものでプリントするとなんか違和感があるんですよね。

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Canon Eos M3 + Nokton 50mm F1.1

大口径レンズ好きのボケフェチなのに画質画質ってうるさいのも変な話で、全体にピントがあってる写真が好きな人の方が解像感とか気にしそうなもんなんですけどね。

考えれば考えるほど、大判カメラの方が向いているだろう?と思うけど、進むならもうデジタルカメラの方なのかな〜って少し諦めが出てきています。

しかし、EOS 5Ds Rの5060万画素にSIGMA 40mm F1.4を使用したとて、中判や4×5の被写界深度は手に入らないんだよな〜。

あと、高画素機って手ブレ怖い。

この迷いは結局、自分の撮影スタイルが浮ついている事に起因するんですよね。

いつだって覚悟が足りない、腰を据えてきちんと撮影するのが不安だからAEやAFのついた35mmカメラを使用したり簡単な方に流れてしまうのかも知れない。

もう一枚、もう一枚と撮影カットが増えるのが、散財に繋がったりするもんですな。

機動力と画質のどちらを優先するかって話でして、海外に大判カメラ持っていくか?と言うと、そうはしないと思います。

この辺で考えるのが嫌になって、今ある機材をもっと使っていこう!って思い始めるのでした。笑


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