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〇〇〇に別れを告げる話


年度はじまりですね。旦那の職場には今日から新卒さんが入ってくるみたいです。数年前に私も経験しましたが、全ての出会いが新鮮で不安と期待で落ち着かなかったのを覚えています。出会いとひとことで言っても良し悪しがありますよね。どちらも自分を形成する上で必要なもの、と学生時代には気づけませんでした。



人並みに卒業や新しい環境を経験していますが、年を重ねることで決して減らず、誰にも積み重なるもの。
それは、(物理的な)思い出の品。

私は人生で3回(厳密には4回)の引っ越しを経て、現在に至ります。学生時代は好きな人から貰った物は手紙、包み紙やリボンまで取っときたいというタイプ…思い出への執着が強い、要は捨てられない人でした。捨てられなくても整理整頓しておけば大丈夫!と思っていました。
引っ越しあるあるだと思うのですが、捨てるか残すか迷ったらとりあえず実家へ!ってなりませんか??私は両親もそういうタイプなのでなにも疑問を持たずにそう思ってました…実家が荷物だらけになるわけです。

卒業して一回も開いていない教科書も頑張って集めた資料も友達と描きあった絵の交換ノートや落書きも…全て残していました。片付けしたいなー、いつの間にか口癖に(あるある)。実家への帰省はいつのまにかリフレッシュではなく進まない片付けを思うだけになってしまいました。



結婚妊娠出産を経て思ったのは、
"出来るだけ子育てにコミットしたい!片付けに追われない環境設定にしたい!"
"実家にある私のモノを息子にみせたくない・みせられない"
"いつか実家へ泊まれるようになった時に私の部屋を提供できる?無理出来ない"
いつまでも秘技・実家のマイルームにとりあえずキープではいけないと気づいてしまいました。

同時に時間が経つ事で、宝物はいつの間にか宝物ではなくなっていることに気がつきました。自分の時は進んでるのにモノの時は止まったまま…その空間、必要?と考えるように。

思い出の品は無くなっても私の心と脳にその事実は積み重なる、無かったことになる訳じゃない。永遠に忘れてもそれはその程度の思い出だったという事、もしくはそれ以上に現在が充実した証拠!


いずれは息子を実家へ預けた際に遊んだり泊まったりするスペースに変える事を目標にかかげ、長年放置していた思い出たちと対自していきます!もちろん、実家だけでなく今住んでいるおうちの環境も日々チェックしていきます。

新年度スタートなので新しくシリーズっぽくしていきたいと考えてます。思入れがあるけど今の自分には不要になったモノを具体的に提示していきます、尻叩きも込めて。
捨てられない民の方々、共にがんばりましょう!


思い出に別れを告げる話シリーズ

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