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シュタイナー教育から学ぶ、日本独自の教育

こどもが産まれてから、教育関係の本を読んでいる。少し古い本だが、その時代の良さや、親も子供も羨ましく思える内容だった。

精神性が宗教的に感じたり、日本に学校が少ないという側面もあるが、子供のこころの成長に焦点をあてながら教育している姿に感銘をおぼえた1冊だった。
今回は、シュタイナー教育について書いてみた。

シュタイナー教育について

シュタイナー教育とは、ルドルフ・シュタイナーが提唱した教育理論である。この教育方法では、個々の子どもたちの成長に合わせて教育を行い、自己理解と才能発揮を目指す教育方法である。

シュタイナー教育の特徴

シュタイナー教育の特徴は、段階的な教育と芸術的な活動を重視し、自然科学、社会科学、人文科学をバランスよく教え、感性や直感も大切にしている。

シュタイナー教育の評価方法

シュタイナー教育では、成績表やテストは行わず、教師が子どもたちの成長を観察し、個別にアドバイスや指導を行い、自己表現や自己評価を促すことも大切である。

シュタイナー教育の結論

シュタイナー教育は、芸術的な活動を中心に、自然科学・社会科学・人文科学を教え、個人の成長に合わせた授業を行う。成績表やテストは行わず、子どもたちの成長を観察し、個別に指導する方法で評価する。シュタイナー教育は、子どもたちの才能や能力を引き出す教育を重要視している。

シュタイナー教育と日本の教育の違い

2つの教育方法の違いは、評価方法にある。
日本の教育では成績表やテストが主流だが、シュタイナー教育では個別にアドバイスや指導を行う評価方法を使う。また、シュタイナー教育では感性や直感も重要視されるが、日本の教育ではそれほど重要とは考えられていない。

現代の日本は学歴主義が主体となっているが、古来のより日本には、【日本の美意識】という特徴がある。そして【日本独自の感性】や【自然との調和】がまだ根付いている。ある意味、シュタイナー教育と神道の間には親和性があると言っていい。

自然

シュタイナー教育では、自然のリズムに合わせた季節の行事があるし、これらの行事では、子どもたちが自然の中で遊び、感性や直感を育んでいる。また、芸術や音楽などを通じて子どもたちの創造性を引き出すことも大切にしている。

また神道では、自然への感謝が重要視されていて、節目ごとに多数の行事がある。その中でも「お正月」は、神社での参拝や家族で食べるおせち料理など、新年は日本人にとって、大切な行事である。その他には、神道では自分の内面に向き合い、感覚や感情を研ぎ澄ますことが大切とされている。

 シュタイナー教育と神道は、それぞれの違う文化的背景を持ちながらも、自然や人間との調和を大切にするという点では、シュタイナー教育も神道も同じである。

日本独自の教育


 むかしから八百万の神々が仏様を受けいれるほど、日本人は柔軟性をもった民族である。シュタイナー教育の良いところを柔軟に学び、模倣しながら、感性や直感など、子どもたちの才能や能力を引き出す教育を取り入れて欲しい。日本独自の教育が今の日本には必要である。


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