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【スピリッツ入門編】お酒の文化や歴史に触れてみる。


僕がこの記事を通して皆さんに伝えたいことは1つです。

知識を蓄えると、お酒の味が変わります。

いやいやありえない嘘でしょ(笑)って思った方もいるかもしれませんが

これ、本当のことなんです。


もちろん科学的に、味覚が変化することが証明されているとかそういうことではありません。

味が変わることに関して何も根拠はないのですが


そのお酒がどうやって生まれ、どのようにして広まって今自分の手の上にあるのか?
今嗅いでいる香りは何に由来する香りなのか?
この味わいはどのようにして作られているのか?


このようなバックボーンを理解した上で飲むのと、頭の中を真っ白にして飲むのとでは

味わいに雲泥の差が生まれます。


知れば知るほどおいしくなる。だからもっと知りたくなる。そうするとさらにおいしくなる。


そんなお酒の世界を知っていただきたく、「スピリッツ入門」というシリーズとして記事を書いていくことにしました!


次回からは1つのスピリッツに焦点を当てて記事を書いていきますが

今回は最初の導入。

皆さんをお酒の世界にご案内する前の旅支度的なものとしてこの記事を読んでいただければと思います!!




1.そもそも「スピリッツ」とは?


「スピリッツ」という言葉の意味を皆さんは知っているでしょうか?

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そのこたえはずばり「蒸留酒」。

ビールやワインなどの醸造酒をさらに蒸留して作るお酒のことをスピリッツと呼びます。


蒸留の技術が16世紀の中世ヨーロッパから世界に伝わると、

各地でスピリッツが作られるようになりました。


・ジン  ・ウォッカ  ・ウイスキー

その他にもいろいろな種類が存在しますが


それらのうち、産地、歴史、味、風味、1つとして同じ物はありません。


糖類、でんぷん類が含まれる原料であればどんなものからでも作ることができるため、

現在は様々な国の地域色豊かなスピリッツがお酒の世界を彩っています!




2.スピリッツとリキュールの違い


さて、同じような言葉として「リキュール」というお酒も存在します。

カクテルの材料としてよく使われるので聞いたことがある方も多いのではないでしょうか?


リキュールとは、果実、香草、薬草などで風味づけをし、さらに甘みなどを加えた蒸溜酒を指します。


つまり、リキュールはスピリッツを原材料としたお酒というわけですね。

図解すると↓のようになります。


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ですがスピリッツは風味付けに使用する材料の多さからその数が膨大で、

とても分類するのが難しいのです。



そこで、このスピリッツ入門では

・ジン  ・ラム  ・ウォッカ  ・ウイスキー  ・ブランデー  ・テキーラ

の6種類の洋酒について紹介していきます!

焼酎、泡盛が含まれていないのは僕が苦手だからです・・・

不甲斐ない・・・(笑)


ですが僕自身もとても勉強したいと思っているので、

いつか焼酎の記事も書くとは思います!!




3.4大スピリッツ


さて、先ほどのカテゴリの中に

4大スピリッツ」と呼ばれる4種類のお酒が存在します。

それは

・ジン ・ウォッカ  ・ラム  ・テキーラ

の4つ!


カクテルのベースとして特に用いられることの多いホワイト・スピリッツ

を4大スピリッツと総称します。


ウイスキーが入ってないのは意外、と思う方もいるかもしれませんが

ウイスキーやブランデーはブラウン・スピリッツに属するため4大スピリッツには当てはまらないんです。

この4つが何か覚えておくだけでお酒の知識がワンランクアップしますよ!!




4.まとめ


さて、今回は

・そもそもスピリッツってなに?  ・別角度からのお酒の楽しみ方

この2つについてお話させていただきました!



冒頭でも述べた通り、いかに高いお酒を飲んでいようと、利き酒ができようと

そればかりに躍起になっている方は

何か大事なことを忘れていることに気づいていないと僕は思います。


たったほんの少しの液体の中に何十年もの歴史や文化が隠れていて、味や香りという形で僕たちに訴えかけてくれる。


これこそがお酒の1番素敵なところではないでしょうか。


ということで

「スピリッツ入門」第1回目は完全に僕の個人的なおしゃべりになっちゃいましたが・・・笑

今後、もっと詳しいお話をさせていただきますので

ぜひご覧くださいね!!


以上、らりぃでした!



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