ふるめきしず香

ジャタイペンです。

ふるめきしず香

ジャタイペンです。

    マガジン

    • 気まぐれランジャタイ通信

      ランジャタイの活動を不定期で追う連載です。

    • 嫌な女のタイムライン

      嫌いなくせについ気になってフォローしているアカウント。そんなどこかの誰かからタイムラインに流れてくる投稿をお届けします。(フィクションです)

    最近の記事

    鈴木もぐら『万引き裸族』の衝撃

    「有吉の壁」のワンコーナーから派生した映画『有吉の壁 カベデミー賞 THE MOVIE』が、6月に二日間限定で劇場公開。7月3日までアーカイブ配信されている。   その中の一編、『万引き裸族』が衝撃だった。 脚本・監督をつとめたのは空気階段の鈴木もぐら。 もともとのコーナーは、架空の映画とその出演者を対象とした授賞式のパロディで、「スピーチの壁を越えろ!日本カベデミー賞」というもの。ノミニーの芸人たちは、MCの有吉弘行が投げかける無茶ブリ質問に答える形でアドリブスピーチを繰

    スキ
    2
      • ランジャタイのカバンチェック

        よしもと漫才劇場チャンネルの【マンゲキ風紀委員】シリーズに ランジャタイの抜き打ちカバンチェックがアップされています。 令和喜多みな実・河野が、マンゲキを訪れる吉本芸人たちの 鞄の中身を調査していくこのシリーズですが、 ランジャタイは他事務所芸人初のターゲットになりました。 これが思いのほか面白かったです。 たいていの芸人は、ボケるにしても鞄の中身で勝負しますが、 ランジャタイの場合は部屋に入ってきた瞬間から やり取りそのものすべてがお笑いでした。 まず始まるまでが長

        スキ
        5
        • ランジャタイは消費されない

          6月11日と18日に放送された「さんまのお笑い向上委員会」に、 ゲスト向上芸人として ランジャタイが二週にわたり出演しました。 それなりに楽しみにしていたのですが、結論から言うと、 この企画は失敗でした。 「万能お笑い能力ランジャタイ!」と銘打たれた一週目は ランジャタイ、特に国崎が、単なる暴れ馬ではなく いかに確信犯的に奇天烈な芸風を成立させているかということを 仲間の芸人たちの証言によって検証する、 というものでした。 これは「芸人仲間からのクレーム」という体裁をと

          スキ
          1
          • ランジャタイが極める笑いの純度

            少し前の話になりますが、5月1日に、ランジャタイ国崎の出演した 「前人未笑」というロケバラエティ番組がオンエアされました。 この番組は、笑えないぐらい崖っぷちの状況にある人を笑顔にしようと 霜降り明星せいや、ヒコロヒー、国崎の三人が挑戦したもの。 ロケは三者別々に行われ、ターゲットはいずれも一般の人たちです。 《ランジャタイ×ロケ》の組み合わせはまだまだ新鮮で、 今年は伊藤ちゃんが角刈りになった千鳥の「相席食堂」と 「マツコ&有吉 かりそめ天国」でのデパ地下レポが思い出さ

            スキ
            5

          マガジン

          マガジンをすべて見る すべて見る
          • 気まぐれランジャタイ通信
            ふるめきしず香
          • 嫌な女のタイムライン
            ふるめきしず香

          記事

          記事をすべて見る すべて見る

            なにわのランジャタイ

            4月3日に放送された「マルコポロリ!」の 「モグライダーと仲間たち」回に、 ランジャタイ国崎さんが出演しました(伊藤さんはお休みです)。 同番組は関西で収録されていますが なにわでもその反復芸は確実に存在感を強めているようです。 今回、国崎はモグライダー芝さんの親友枠で呼ばれたのですが、 自己紹介で早速、お馴染みのカラス芸(持参したカラスの人形に襲われる)を 軽いジャブで二回かましていました。 ランジャタイは今年の1月にもこの番組にコンビで出演しており、 MCの東野幸治

            スキ
            2

            39歳の終わり

            韓ドラ「39歳」が終わった。 終わって一週間になるが、まだ感情が上手く整理できない。 もともと軽い気持ちで見始めたつもりだったのに 初週でいきなりがつんと後頭部を殴られた。 そんなドラマだとは夢にも思っていなかったのだ。 でもそれこそが製作陣のねらいだったのだろう。 なぜなら現実とはそういうものだからだ。 今日が無事に終わったからといって、明日もそうとは限らない。 思いがけないことは常に突然やって来る。 *以下、ネタバレ有り チャニョンが闘病で苦しむシーンは 最後まで

            スキ
            1

            「39歳」にイム・シワン登場で伏線回収

            「39歳」を見ている。 「愛の不時着」のソン・イェジンらがメインキャストをつとめる同ドラマ。 学生時代からの絆で結ばれたアラフォーシングル女性三人が、 不惑を前にして仕事に結婚に友情にと悩み立ち止まりながらも これからの人生を見出していく大人の青春物語。 かと思いきや、 序盤からいきなりヘビーな現実が突きつけられる。 このドラマがすごいのは、 仮に彼女たちが直面する「現実」を知らずにのぞき見したならば まさに前述したようなドラマとしても見られるところだ。 ところがその「

            スキ
            6

            ランジャタイの反復芸は歌舞伎の大見栄だ説

            やってくれました。 ランジャタイがまた。 3月17日に放送された「ダウンタウンDX」の地下芸人特集です。 序盤こそわりとおとなしめに見えたランジャタイでしたが そのまま何事もなく終わるはずがなかったのです。 事件は後半になって起きました。 先だってオズワルド伊藤が発表した「もとアメリカンB.Bチキンの杉本」 にまつわるエピソードトーク。 それからしばらくが経ち、その話も忘れかけていた頃。 別のトークテーマで浜ちゃんに話をふられた国崎はおもむろに 「被りますけど……」と切

            スキ
            7

            #美容室の替え時

            10年間通った美容室を替えた。 きっかけは些細なことだった。 ちょっとした連絡の行き違いと小さなトラブルが 偶然立て続けに重なって いちど歯車が狂い出すと 元の軌道には戻せなくなった。 それまでは特に大きな不満があったわけでもない。 ただ、それこそが問題だったように 今となっては思う。 その美容室に通い始めたころ、 わりとオーソドックスなスタイルをオーダーしていて カラーもダーク系の落ち着いた色が多かった。 べつに職場で禁じられていたとか コンサバ指向であったわけではな

            スキ
            1

            ランジャタイに学ぶ反復の底力:Day 4

            私が知ったとき、ランジャタイはすでに売れ始めていました。 でもその前には、本人たちが「10年間すべっていた」と自称する 長い暗黒期間を過ごしています。 芸人仲間の間では早くから高いリスペクトを得て、 一部でカリスマ的な人気を集めていたものの 地上で広く受け入れられるにはほど遠く、 ライブではゼロ笑いも珍しくなかったといいます。 しかしそんなふうにすべり倒していた時代でも、 芸風を変えることなく 延々と自分たちの笑いをやり続けていたというのですから 強心臓ぶりがうかがえます

            スキ
            5

            ランジャタイに学ぶ反復の底力:Day 3

            基本的に反復が苦手です。 毎日決まったメニューを繰り返したり ルーティンワークは苦痛でしかなく 同じことを何回も言われるとか重複も大嫌い。 依存性が高いと言われるお酒やゲームでさえ 長続きしませんでした。 アルコールだろうがギャンブルだろうが 依存するほど継続できるというのは 一つの才能だと思います。 単純に飽きっぽいのもありますが、 物事が前に進まず停滞している感じが居心地悪くて 今日と明日が同じでは耐えられない性分なのです。 とはいえ勉強でも運動でも、 日々の積み重

            スキ
            2

            ランジャタイに学ぶ反復の底力:Day 2

            ランジャタイの何が衝撃だったかというと 常軌を逸した恐るべきしつこさです。 先日放送された「さんまのお笑い向上委員会」内では、 ボケ担当の国崎が陣内智則の手作りお面(似ていない)を顔に装着して 「陣ちゃん陣ちゃん陣ちゃん!」と連呼する姿が話題となり ネットの記事でも見かけました。 これはもともと「ウッチャンナンチャン」をフィーチャーした ランジャタイの持ちネタがベースになっています。 国崎がひたすら「ウッチャンナンチャン、ウッチャンナンチャン〜♪」と 叫びながら 画用紙に

            スキ
            2

            真冬の大冒険 Outro:夜明け

            ベルリンの壁、進撃の巨人、約束のネバーランド。 数々の塀や壁が人類の前に立ちはだかってきた。 そして今、私は私の壁と闘っている。 オートロックという名の壁と。 これを越えたら昨日までの自分を超えられるかもしれない! それには最大の難関が待っていた。 塀を越えるには、塀を登るだけでなく、塀の向こう側に降りなければならない。 降りるまでが塀だ。 まだ半分残っている。 しかしフェンスを足がかりにして それよりさらに上のここにたどり着いた私は いまや自分の身長よりも遥かに高い位

            スキ
            1

            ランジャタイに学ぶ反復の底力:Day 1

            クリエイター名やプロフィールで気づかれているかもですが、 ランジャタイという芸人さんのファンです。 といっても、2021年1月1 日に配信された無観客ライブ 「マヂカルラブリーno寄席」を見てからなので たった一年足らず、まだまだ歴の浅い新規です。 ファンというものの在り方については思うところがあり、 また別の機会に書けたらと思いますが スタンスとしては圧倒的に古参をリスペクトしています。 他にも好きなものやことは色々とあって、 中には長年にわたってどっぷり深入りしてい

            真冬の大冒険 結 '前進'

            万事休す。 限られた選択肢は尽きた。 かくなる上はガラス扉を蹴破るか。 そうすればせめて警察で時間はつぶせるかもしれない。 手を伸ばせば届く距離にある自動ドアの向こう側が、 数分もかからずにたどり着けるはずの自分の部屋が、 国境を越えるより遠く思えたことはない。 まさに、危機は今ここにある。 ただ一つ確かなのは、 どうしても中に入れないということだけ。 家に帰りたい、家に帰りたい、家に帰りたい。 そのとき降りてきたのだ。 さっき敷地の周りを歩いたとき マンションをぐ

            真冬の大冒険 轉 '格闘'

            落ち着け。 まともに考えろ。 不動産屋かセキュリティ会社の窓口が開くのが朝10時として 最低でもあと5時間ある。 それまでどうするつもりなのだ自分よ。 どこで何をしようというのか。                        手ぶらで。 ノーマスク部屋着のまま。 この寒空の下に。 5時間も? 無理無理無理無理。 絶っっっ対に無理。 こうしている場合ではない。 今できることをしなければ。 マンションの敷地のまわりをぐるっと一周してみる。 お行儀よく並んだ部屋の窓はど