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プノンペンを歩く

2023/8/29
プノンペン2日目。

最近は朝起きてnoteを書き、それから身支度を整え外出、といったルーティンだ。
拙文ながら、日によっては2〜3時間ほど使って書いている。

貴重な旅の時間ではあるが、数年後に帰国した際、出来事を纏めた本を出版したいと思っているので、極力この作業は大事にしたい。

この日も1本書き上げ、宿を出る頃には正午を過ぎていた。

路上の市場

大都市プノンペンといえども
此処だけ見ると、まるで昨日まで居たココンの様だ
ひとまず食事
ヌンパン・パテ

フランスパンのサンドウィッチ
店によって中身が違うが
此処は肉団子や目玉焼きなどが挟んである
2USD(約292円)
こ、れ、は……
ラオスで見たものを超えてきたな…



ワット・プノン

市内有数の名所
内部
周辺は公園になっており
この様な仏塔も建てられている



いかにも怪しい曇り空だが、雨が降る前にと
グーグルマップを頼りに早足で巡る
スマートフォンを手に巻き付けながら

天然石ブレスレットはお客樣からの御守り
日本では服屋と飲み屋を経営していた
案の定、パラついてくる…
急遽、見つけた寺院で雨宿り


プノンペン市街中心部

小雨の中、スコールを警戒しながら歩く
独立記念塔


雨が段々ひどくなり、何とか間に合った宿近くのコンビニで夕食。

全て半額
4.6→2.3USD(約336円)
店前のテーブルとイスに座りながら
屋根付きなので、雨も凌ぐことができる
暫くして雨が止み、川沿いでスルメを齧る
子供が屋台の仕事を頑張っていたので
つい買ってしまった
しかし美味い

久々に食べたな、スルメ…
10,000KHR(約352円)
目の前はトンレ・サップ川
このすぐ先でメコン川と繋がる

ベトナム、ラオスでも眺めていたメコン川
それを此処で再び見られる事は感慨深い




実はこの日、ワット・プノンを過ぎた後
ある施設を訪れていた



トゥール・スレン虐殺博物館(S21)だ



当初は内部の様子を収めようと

撮影可能な場所は写真に残そうと考えていた



だが
とてもそんな事は出来なかった




凄惨さ、生々しさの次元が違う





他にも欧米人カップルや友人同士
現地の学生らしき人達も見て周っていたが


皆、一様に沈んだ表情で

会話も無く

勿論、写真を撮る者など1人もいない




写真どころか、言葉に残す事すら憚られる







立ち籠める重苦しさ、悲惨さの次元が違う








呼吸が浅くなり、動悸がする






此処での出来事は簡単には伝えられない

一度、気持ちの整理をつけ

いつか、また機会があれば書き記そうと思う

2023年3月から世界中を旅して周り、その時の出来事や感じた事を極力リアルタイムで綴っています。 なので今後どうなるかは私にもわかりません。 その様子を楽しんで頂けましたら幸いです。 サポートは旅の活動費にありがたく使用させて頂きます。 もし良ければ、宜しくお願いいたします。