再来と再会
2023/6/5〜2023/6/6
チェンマイに降り立った理由の一つは、バンコクに行く為。
更にはバンコク→ノンカイ→ヴィエンチャン(ラオス)のルートで入国する。
その為の中継地点として戻って来たのだ。
だが何より、前回チェンマイの宿で出会った男性、タカさんともう一度酒を交わしたかった。
一旦チェンマイに戻る事にしたので
もしご都合が良ければ是非
お会いしましょう
そう連絡をすると、すぐに返事がきて食事をする事に。
評判の店に連れて行ってもらい、お任せで食べ物をオーダー。
タカさんは飲食関係に長く携わっている様で、オススメの料理は勿論、使われている材料や調理法の特徴、それぞれの料理がこの土地に広まった理由まで詳しく教えてくれた。
テーブルに唐辛子とニンニクが置いてあるのは昔、衛生環境がとても悪かった時代に、それを食べて胃腸を殺菌した、その名残り。
日本が昔、深刻な米不足でタイ米を輸入していた時代。
タイはかなり出来の良い米を送っていたが、それをキッカケにタイの米品質は劇的に向上した。
等々。
料理というのはその国の事情、また国家間の関係に深く結びつくんだなぁと改めて実感。
とにかく話が面白く、食べる物も一層美味しく感じる。ビールもすすむ。
料理5〜6品と620mlの瓶ビールを6本飲んで、合計680バーツ(約2,700円)。
安い!大満足!
その後、コンビニで再び瓶ビールを4本買い、路上で日付が変わる頃まで飲み直す。
外では音楽の話、ファッションの話、90年代の東京シーンの話。
もう、このままチェンマイにしばらく延泊したいなと真剣に考えた。
元々、居心地が良くて物価が低ければ出来るだけ長く滞在するつもりで旅を始めた。
だが実際は、いくら安いといっても当然お金はかかる。
この先を考えると、進み続けるしかなかった。
ちなみに今回、泊まっているゲストハウスは3泊4日(10人相部屋)で約1,200円
今までで最安値だ
しかし、久々にけっこう飲んだなぁ。
350ml缶に換算すると、それぞれ10本ずつ位飲んだ計算になる。
毎日が刺戟的、感動的な日々だが
今日は特別思い出に残る日の一つだ
翌日。
ところで、どうやってラオス入りするの?
タカさんと再会する直前、実はそんな話をして事情を説明したのだが、どうやらバンコクまで行かなくてもラオス入り出来るルートがあるらしい。
今いるチェンマイ→チェンコン→フアイサーイ(ラオス)で入国可能だという。
幸い二日酔いも無かったので、朝から調べてみる。
あった!
バスで行ける!
また片道7時間の長距離だが…
早速バスチケットを購入。
というわけで、バンコクを経由せずに今度こそラオス入りを目指す事に。
出発は明日だ。
………
なんか通行止めの印あるけど
大丈夫だよな……
チケットも買えたんだから…
とりあえず
もう乗るしかない…!
2023年3月から世界中を旅して周り、その時の出来事や感じた事を極力リアルタイムで綴っています。 なので今後どうなるかは私にもわかりません。 その様子を楽しんで頂けましたら幸いです。 サポートは旅の活動費にありがたく使用させて頂きます。 もし良ければ、宜しくお願いいたします。