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世界遺産の街、マラッカ

2023/7/13

バックパックは厳重に警戒。
もちろん貴重品は肌身離さずに。

更にワイヤーでバックパックごと
鉄柱に括り付けている

部屋の緊張感とは裏腹に、ここにきて体の調子がとても良い。
特にお腹に関してはベトナム終盤以来、ようやく下痢も腹痛も無く、とても快適だ。
原因は水や油なども有りそうだが、辛い物を食べ過ぎて胃が荒れていたのかもしれない。


とにかく健康と安全あってこそ
旅を楽しんでいられる


この日は自身最高の34,407歩、5時間余りを歩いた。
平均は1日20,000〜25,000歩ほどなのだが、それでも他のバックパッカーからしてみたら少ない方だと思う。

とはいえ、充実した日だった。

セントポール教会

フランシスコ・ザビエルがアジアで
布教活動の拠点として使用していた場所の1つ
遺体も一時保管されていたらしい
教会の丘から

良い景色も見られ、朝から爽やかな気分だ。


そのまま、とある目的の店へ。


と、その途中に気になる博物館を見つけたので入ってみる。

マレーシア刑務所博物館
外国人の入場料は6RM(約186円)

囚人達の生々しい詳細が展示されていた
囚人用の風呂
薬物摂取により死亡した囚人の死後解剖
実際の絞首台もあったが(床が観音開きになる)
鉄格子で閉められ入室不可、撮影もNGだった
監視カメラが設置されている
配給される飯炊き場
お務め用の機織り場
大日本カメラマシーン

思い掛けず、相当な迫力と見応え。
日本人として、過去のマレーシアとの関係を考えさせられる。

偶然だが、来れて良かった。



シリアスな気分になりつつも、この日の天気は相変わらず快晴。

当初通り、目当ての店へと向かう。
マレーシア刑務所博物館からは一本道なのだが、方向音痴を舐めてはいけない。
グーグルマップに頼って歩く。

しばらく進み、店も疎らになり、方向音痴のくせにグーグルを疑い始めた頃に発見。

ここは昨日、日本へ帰国したオオヒラ君が絶賛していた飲食店。

そのチキンライスボールが美味しいと聞いてやって来たのだ。

ライスボールとチキン
テーブルに置いてあるチリソースをかけて

「コールドウォーターください」と言ったはずが
伝わらず、コーラがきてしまった

ちなみにこの辺りでは
ホットウォーター(おそらく常温)
と冷たい水が別々で、冷たい方が少し高い
合計8.3RM(約350円)

なるほど、これは美味い…!

コンソメとガーリックの様な味付けの優しいご飯。
あっさりながらも旨味を感じさせるチキン。

そのままでも十分だが、付属のチリソースは対象的にピリッとしていて、かけると一層食が進む。

それを付け合わせのチキンスープでリセットすると飽きずに食べられる。

最初はちょっと少ないかと思ったが、日本米の様な粘性のある米は、意外と腹を満たしてくれた。


遠くまで来た甲斐があった。
満足してお金を払い、再び歩く。

時刻13:30。
この日はまだ終わらない。



2023年3月から世界中を旅して周り、その時の出来事や感じた事を極力リアルタイムで綴っています。 なので今後どうなるかは私にもわかりません。 その様子を楽しんで頂けましたら幸いです。 サポートは旅の活動費にありがたく使用させて頂きます。 もし良ければ、宜しくお願いいたします。